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正しいままではいられない#53

パスピエの「正しいままでいられない」が好きだ。毎日聴いているわけではないけど、それでも定期的に聴き直したくなる曲だ。ただ、ここ数日に関して言えば、毎日聴いている。これは何を意味するのだろうか。

正しいままではいられない
知らない景色はまだ続くけど
言えない言葉は歌にして
今を抜け出す
私が私であるために
ただその日のために

タイトルでもあり歌詞でもある「正しいままではいられない」に勇気づけられる自分がいる。そして、今自分は「正しくあろうとしていない」ことに気が付く。いや、正確には自分が勝手に作り上げた「正しさ」という虚構を破壊しようとしているだけなのかもしれない。

これまでの正しさは何で、これからは何を正しいと思いたいのだろうか。

また、「私が私であるために」は、今の自分が何者かを目指すことをやめ、"私"になろうとしている過程にいることを感じさせてくれる。

私とは何だろうか?

私は私でしかないのだけど。

ヒントがブーバーの「我と汝」にあると思うので早く読み終えたい。

ここまで色々と書いてみたけど、結局のところただパスピエが好きだってことを言いたかっただけなようだ。というのも「パスピエが好きでよかった」と思えた瞬間が今日あったのだ。そう思わせてくれた友に感謝だ。

こうやって「ありがとう」を感じられる余白があることってとても幸せだなぁ。

2021.11.28.24:56


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