ただ、普通に生きたかっただけ#48

時々、大好きな漫画「東京喰種:re」16巻のこのページを思い出すことがある。

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東京喰種:re 16巻より

ネタバレになるのでこのシーンの詳細については控えるが、このシーンを思い出すのは今の自分の人生に対する不満足感からきているような気がする。

ただ「普通に生きたい」なんて思いながらも、十分すぎるくらい普通な生活を送っていることに冷静になれば気づく。普通に働いて、普通にご飯食べて、普通に楽しいことや好きなことやって。一体この不満足感はどこから来ているのだろうか。

少し考えてみると、「寂しい」という言葉が湧いてきた。

今日もこうして言葉にしてみることで気づくのだ。自分は今とても寂しい。そして、寂しいと思っている自分の声を聞けていない。

そんな二重の寂しさが、今の自分の停滞感を生んでいるような気がする。

ところでそもそも普通って何だろうか。何が普通なのか。今の自分は普通なんていう虚構に惑わされているだけかもしれない。普通を突き詰めようとすると、結局「自分はどうしたいのか?」という問いに辿り着く。

そこでまた気づく。自分の人生について考えることが面倒であると感じていることに。


”誰か”のために生きたかったなって思う日々。そう、きっとこれはわがままな願い。そして、その誰かは誰かではよくない。きっと特定の人だ。これもわがまま。

まぁ思うだけなら、願うだけなら、それでもいいか。

2021.11.19.21:25

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