#エッセイ
傷を肩代わりしてくれたもの|エッセイ
※この記事は虐待の話などがでます。苦手な方は読まないようにお願いします。
中学の3年間、私は不登校児だった。学校にも家にも居場所がなく、ネットや創作の中に現実逃避していた。
よく読んでいたのは、血が出て来たり簡単に人が死んでしまったりする残酷なお話だ。読むのも書くのも好きだったし、血のついたキャラクターが好きでぬいぐるみを集めたりもしていた。
その中でも特に好きだったのは、作家の日日日さんの書
子供なんて要らないと思ってた|エッセイ
私の場合の話です。子供を持つのも持たないのも個人の自由であることを前提に読んで下さい。
この人と生きていきたい一緒にいるときの自分がとても自然だったから、夫と結婚しようと思った。
お互いが親への恨みを持っていて、結婚したものの子供はつくらない方針だった。
特に夫は反出生主義者。私も子供は要らないと思っていたし、夫婦2人で居られるだけで幸せを感じていた。
夫の家族を増やしたい体調を崩した時、私が