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褒めると運動学習が促進する?!?!
誰もが,褒められると嬉しいと思います.学習中や練習中に褒めることは,学習者の自己効力感や有能感を向上させたり,ポジティブな感情や,良い結果を導くことが多くの研究からわかっています.私たちが,実際に褒められた場合も似たようなことが起こっていると感じると思います.
運動学習においては,褒めることによってやる気や自己効力感が向上することによって練習参加がより意欲的になり,学習が促進されます.つまり
運動モビリティとワーキングメモリには関係がある!
ワーキングメモリとは,一定時間,脳内で情報を保持しながら,同時に情報を処理する能力のことです.例えば,複雑な計算を暗算することなどが挙げられます.ワーキングメモリは日常生活において,とても重要な脳の機能なので,向上させたり,高いレベルを維持することはとても重要です.
過去の記事でも紹介しているように,運動によって様々な脳の機能(例えば実行機能)が向上することが多くの研究によってわかっています.
発声が運動効率をあげる!!!
ハンマー投げ選手の室伏選手は,投擲の際に声を出すことによってパフォーマンスを向上させていることはよく知られています.これは,声を出すことによって,心理的ストッパーを外し,火事場の馬鹿力が出せるようになることや,覚醒レベルを向上させることによってより大きな筋力発揮が可能になり,パフォーマンスが向上すると考えられています.
また,多くの研究は,言語を司っている脳部位と運動制御を司っている脳部位が
ヒットは本当に伝染するのか??
スポーツ場面で,誰かがミスをした後に続けて誰かがミスをすることが多いと感じたことはありますか?(サッカーのPKやバスケのフリースローなどがいい例でしょう)反対に,野球では,誰かがヒットを打った後にはヒットが出やすいと言われていると思います.このような現象は本当に起こりうるのか?もしそうなら何故なのか?
ヒットが伝染する原因野球で,誰かがヒットを打ったとに,ヒットが出やすくなる(ヒットの伝染)が起
イメージトレーニングで筋力・柔軟性アップ?!?!
スポーツのパフォーマンス向上や,新しいスキルの獲得にイメージトレーニングをする人は多いと思います.メンタルトレーニングには,試合の状況などをイメージする”状況のイメージ”と運動をイメージする”運動イメージ”がある.パフォーマンス向上やスキルの獲得には,運動イメージを行う人が多いのではないでしょうか?(反対にプレッシャーや不安を克服するために状況イメージを行うでしょう)
今回は,運動イメージがスキ
なぜ,試合で思い通りにパフォーマンスできないのか??(プレッシャー以外の要因)
練習と全く同じように試合でもパフォーマンスを発揮できる人はほぼいないと思います.多くの場合が,プレッシャーによってパフォーマンスが低下することだと思います.今回は,練習方法が悪がために,試合で良いパフォーマンスを発揮で来ていない可能性について述べたいともいます.
*要は,練習のための練習ではなく,試合のための練習をする方法について
練習環境練習環境は,試合のパフォーマンスに大きな影響を及ぼしま
ミラーミューロンでイメトレ!!
特に今の時期,実際に練習やトレーニングができないことが多いのではないでしょうか?今回は,イメトレの効果や有効性を話そうと思います.
模倣学習 新しい技術を身につけるのに効果的な練習方法に,模倣学習があります.模倣学習とは,モデルの動きを観察して,その観察した動きを”マネ”することによって練習する方法です.かなり原始的な方法で,ヒトは生まれて間も無く,模倣して学習を開始します.新生児は,観察したか
最適なインターバルの長さは?
〜筋肥大・筋力向上を最大化するには〜
*長いので,時間がない方はまとめだけ呼んでください>_<
筋肥大に重要なことは,メカニカルストレスと代謝ストレスを筋肉に与えることです.メカニカルストレスとは,筋にかかる物理的なストレスで代謝ストレスとは,筋にかかる化学的なストレスのことです.
一方で,筋力向上に必要なことは,筋サイズと神経系の機能です.トレーニングではこれらを効率的に刺激することで,目