記事一覧
宣伝美術お手伝いしました(詳細:https://note.com/show_ptt/n/n5efa3cc94ed9)
ポストカード、A4フライヤー、B2ポスターの3種類。苦戦しつつも勉強になりました。
読売新聞オンラインで連載されている「まじわらないかもしれない」がとても良い。同年代の筆者おふたりの感情が、言葉が、けしてすべてが明るく前向きなことばかりではなく、だからこそ真摯で、すごく今の自分に寄り添ってくれる。短歌も心地よい。
https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/otkmmajinai/
朝、仕事で赴いた喫茶店の木漏れ日がきれいだった。タイムスケジュールきつきつだったけれども思い切って飛び込んだ先で、仕事だけではなく演劇の話に光明が差して驚いたり、上演許可申請に対する返信が来たり、不思議と公演まわりのことが転がる一日。うれしい。
先日、自分でパッケージングした文芸誌を久々に人前に出して、私がやりたいのって「これ」なんだよなと思い至ったら、視界がクリアになって道筋が決まってきた。役者や演出家ではなくて、役者と演出家を組ませてパッケージングして発信するプロデューサー(制作)が、たぶん私が一番やりたいこと。
映画「ゴールデンカムイ」。原作読了済。画に勢いがあって面白かったし、役者さんたちも魅力的だった。白石絡むとなんでも面白いのずるい。序盤は尾形も谷垣も月島も実質モブだったなそういや!となりつつ。原作愛というと安っぽいけれど、作り手演じ手の「金カムのここが好き」感を随所に感じられた◎
冬の山を見るたびに「山眠る」という言葉があまりにしっくりきて感動する。山笑う(春)、山粧う(秋)もしっくりくる。すき。山滴る(夏)だけはなんかちょっと違うなと思う。擬人化的表現だとしたら「山(が)滴る」ってなんなんだ。「人が滴る」とは言わんだろう、と思う。
この季節になると、生花店で地場産のラナンキュラスを探すのがルーティンのひとつになっている。のだけれど、とても大切に育てられた立派で美しい花たちで、都市部や海外に出荷されるが故に意外と当地の生花店では気安くお目にかかれない。写真は昨年生産者さんに撮影させていただいた一枚。
映画「マイ・エレメント」。人は関係や属性ゆえに本当の意味で個と個で向き合うのは難しく、時に自分の本当の意志や感情すら見失う。でも、言葉を交わして、手を伸ばして、一緒に歩むことができる。個人的には水の家族が初手で悪気なくエンバーを異邦人扱いしたシーンが印象的。必要な描写だと思う。
映画「哀れなるものたち」。大人の体に赤子の脳(精神)を宿したベラという存在が、「常識」に染められる前に世界へと飛び出し、人との出会いをへて知識や理性、時に痛みを獲得していく。その姿が生々しくも清々しい。自らの選択と有り様を、真実自分のものにして生きてゆくベラがまぶしかった。