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社会人からお芝居に足を突っ込んだ信州の社畜。「2025年に一人芝居を打ちたい」と思い立…

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社会人からお芝居に足を突っ込んだ信州の社畜。「2025年に一人芝居を打ちたい」と思い立つも、いろいろ考えた結果「プロデュース公演しよう」に舵を切る。不確定なことは多いけれど、とりあえず歩みの記録を付けてゆく。関係ないつれづれも書いてゆく。普段はカメラ片手に走り回る仕事してます。

マガジン

  • はじめての制作と自主公演奮闘記

    2025年に公演を打とうとしている社畜のあれこれ奮闘記です

  • 140字感想

    演劇、映画、小説、漫画etc...なるたけ鑑賞後の新鮮な気持ちを140字にまとめてます。写真は自分が撮影したものからなんとなく選んでます。

  • Photo

    仕事や私生活の傍らで撮った主に信州松本近辺の写真を載せています。

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演劇の宣伝美術のお手伝い記録(ポートフォリオ)

 大学時代から一次創作の小説同人誌を作ってきたので、Adobeのイラレ、フォトショ、インデザが多少扱えます。ご縁あって、任せていただいた宣伝美術のポートフォリオです…

しょう
4か月前
5

宣伝美術お手伝いしました(詳細:https://note.com/show_ptt/n/n5efa3cc94ed9
ポストカード、A4フライヤー、B2ポスターの3種類。苦戦しつつも勉強になりました。

しょう
1か月前
2

朝、仕事で赴いた喫茶店の木漏れ日がきれいだった。タイムスケジュールきつきつだったけれども思い切って飛び込んだ先で、仕事だけではなく演劇の話に光明が差して驚いたり、上演許可申請に対する返信が来たり、不思議と公演まわりのことが転がる一日。うれしい。

しょう
1か月前

先日、自分でパッケージングした文芸誌を久々に人前に出して、私がやりたいのって「これ」なんだよなと思い至ったら、視界がクリアになって道筋が決まってきた。役者や演出家ではなくて、役者と演出家を組ませてパッケージングして発信するプロデューサー(制作)が、たぶん私が一番やりたいこと。

しょう
2か月前

初めて似顔絵屋さんしてみたレポ

 つぶやきでもちらっと触れていたのですが、先日、友人が開いたノンジャンルイベント・表現フリマで、似顔絵屋さんに初挑戦しました。とっても楽しかったので、記録を残し…

しょう
2か月前
7

デニム着物は良いものだ

※載せてる写真が自撮りなので、あわせが逆になってるなと今更  着物好き、と言えるほどではないのですが年に数回あまり肩肘張らずに着物を着て出かけるのが好きな人間で…

しょう
2か月前
21

先日とあるイベントで似顔絵屋さんをやりました。SNSの宣伝を見ていらしてくれた初めての方が「《しょう》ってお名前で、男性かと思ってました」と仰って、なんかその、出会う前の誰かの中に私ではない私がいるのがとても"良いな"と思った。出会うと私が一つになってしまってもったいない。

しょう
3か月前

制作の勉強会ふりかえり徒然

 こんにちは。2025年に一人芝居の公演を打とうとしている、しょうです。写真は長野県安曇野市にある碌山美術館収蔵のロダン《考える人》です。  先日、地元の劇団さんが…

しょう
3か月前
3

映画「ゴールデンカムイ」。原作読了済。画に勢いがあって面白かったし、役者さんたちも魅力的だった。白石絡むとなんでも面白いのずるい。序盤は尾形も谷垣も月島も実質モブだったなそういや!となりつつ。原作愛というと安っぽいけれど、作り手演じ手の「金カムのここが好き」感を随所に感じられた◎

しょう
3か月前
1

冬の山を見るたびに「山眠る」という言葉があまりにしっくりきて感動する。山笑う(春)、山粧う(秋)もしっくりくる。すき。山滴る(夏)だけはなんかちょっと違うなと思う。擬人化的表現だとしたら「山(が)滴る」ってなんなんだ。「人が滴る」とは言わんだろう、と思う。

しょう
3か月前
1

読売新聞オンラインで連載されている「まじわらないかもしれない」がとても良い。同年代の筆者おふたりの感情が、言葉が、けしてすべてが明るく前向きなことばかりではなく、だからこそ真摯で、すごく今の自分に寄り添ってくれる。短歌も心地よい。
https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/otkmmajinai/

しょう
3か月前
2

つまるところ詰め詰めの文章が好き

 「2025年に一人芝居を打つぞ!」と意気込んで、広報戦略(?)の一環とnoteを立ち上げた。1年かけて自分がやろうとしていることを発信していけば、もしかするとnote経由…

しょう
3か月前
3

この季節になると、生花店で地場産のラナンキュラスを探すのがルーティンのひとつになっている。のだけれど、とても大切に育てられた立派で美しい花たちで、都市部や海外に出荷されるが故に意外と当地の生花店では気安くお目にかかれない。写真は昨年生産者さんに撮影させていただいた一枚。

しょう
3か月前
1

映画「マイ・エレメント」。人は関係や属性ゆえに本当の意味で個と個で向き合うのは難しく、時に自分の本当の意志や感情すら見失う。でも、言葉を交わして、手を伸ばして、一緒に歩むことができる。個人的には水の家族が初手で悪気なくエンバーを異邦人扱いしたシーンが印象的。必要な描写だと思う。

しょう
3か月前

映画「哀れなるものたち」。大人の体に赤子の脳(精神)を宿したベラという存在が、「常識」に染められる前に世界へと飛び出し、人との出会いをへて知識や理性、時に痛みを獲得していく。その姿が生々しくも清々しい。自らの選択と有り様を、真実自分のものにして生きてゆくベラがまぶしかった。

しょう
3か月前
2

【Photo】国宝松本城氷彫フェスティバル

 2024.1.26 -28に長野県松本市で開催された「国宝松本城氷彫フェスティバル」の最終日、前日17時から夜通し約12時間かけて作られる氷彫が並ぶメインイベント「チャンピオ…

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3か月前
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演劇の宣伝美術のお手伝い記録(ポートフォリオ)

演劇の宣伝美術のお手伝い記録(ポートフォリオ)

 大学時代から一次創作の小説同人誌を作ってきたので、Adobeのイラレ、フォトショ、インデザが多少扱えます。ご縁あって、任せていただいた宣伝美術のポートフォリオです。随時更新。精進。

2024.5 「どん底」アルプス乙女ユニオンズ

 昨秋の公演「驟雨」に続いてお手伝いしました。制作の方が描かれた絵(原画はモノクロ)を使って、ベースの色は青、差し色で茶色というご指定。それ以外はほぼこちらにお任せ

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宣伝美術お手伝いしました(詳細:https://note.com/show_ptt/n/n5efa3cc94ed9
ポストカード、A4フライヤー、B2ポスターの3種類。苦戦しつつも勉強になりました。

朝、仕事で赴いた喫茶店の木漏れ日がきれいだった。タイムスケジュールきつきつだったけれども思い切って飛び込んだ先で、仕事だけではなく演劇の話に光明が差して驚いたり、上演許可申請に対する返信が来たり、不思議と公演まわりのことが転がる一日。うれしい。

先日、自分でパッケージングした文芸誌を久々に人前に出して、私がやりたいのって「これ」なんだよなと思い至ったら、視界がクリアになって道筋が決まってきた。役者や演出家ではなくて、役者と演出家を組ませてパッケージングして発信するプロデューサー(制作)が、たぶん私が一番やりたいこと。

初めて似顔絵屋さんしてみたレポ

初めて似顔絵屋さんしてみたレポ

 つぶやきでもちらっと触れていたのですが、先日、友人が開いたノンジャンルイベント・表現フリマで、似顔絵屋さんに初挑戦しました。とっても楽しかったので、記録を残しておこうと思います!
 もとから絵(というかイラスト)を描くこと自体は好きなのですが、基本的に「創作」は中高生時代からずっと小説(文章を書くこと)を中心にやってきていて、それがここ数年は小説から芝居に移行。描くこと自体は好きなのですが、息抜

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デニム着物は良いものだ

デニム着物は良いものだ

※載せてる写真が自撮りなので、あわせが逆になってるなと今更

 着物好き、と言えるほどではないのですが年に数回あまり肩肘張らずに着物を着て出かけるのが好きな人間です。祖母が美容師で着付けができる人なので、小さい頃から着物を着せてもらう機会がぽつぽつあり、大学生の時にたまたま近くでやっていた無料の着付け教室に通って習得(と言えるほどの腕でもないのですが)しました。

 まぁ、そんなことはどうだって良

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先日とあるイベントで似顔絵屋さんをやりました。SNSの宣伝を見ていらしてくれた初めての方が「《しょう》ってお名前で、男性かと思ってました」と仰って、なんかその、出会う前の誰かの中に私ではない私がいるのがとても"良いな"と思った。出会うと私が一つになってしまってもったいない。

制作の勉強会ふりかえり徒然

制作の勉強会ふりかえり徒然

 こんにちは。2025年に一人芝居の公演を打とうとしている、しょうです。写真は長野県安曇野市にある碌山美術館収蔵のロダン《考える人》です。

 先日、地元の劇団さんが企画してくれた演劇における「制作」の役割・仕事の勉強会に参加してきました。
 制作とはざっくりいうと、公演の企画立ち上げから終演までの間に「役者や稽古の日程管理調整」「公演に必要な予算や決算」「集客(創客)宣伝の計画と実行」「当日の現

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映画「ゴールデンカムイ」。原作読了済。画に勢いがあって面白かったし、役者さんたちも魅力的だった。白石絡むとなんでも面白いのずるい。序盤は尾形も谷垣も月島も実質モブだったなそういや!となりつつ。原作愛というと安っぽいけれど、作り手演じ手の「金カムのここが好き」感を随所に感じられた◎

冬の山を見るたびに「山眠る」という言葉があまりにしっくりきて感動する。山笑う(春)、山粧う(秋)もしっくりくる。すき。山滴る(夏)だけはなんかちょっと違うなと思う。擬人化的表現だとしたら「山(が)滴る」ってなんなんだ。「人が滴る」とは言わんだろう、と思う。

読売新聞オンラインで連載されている「まじわらないかもしれない」がとても良い。同年代の筆者おふたりの感情が、言葉が、けしてすべてが明るく前向きなことばかりではなく、だからこそ真摯で、すごく今の自分に寄り添ってくれる。短歌も心地よい。
https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/otkmmajinai/

つまるところ詰め詰めの文章が好き

つまるところ詰め詰めの文章が好き

 「2025年に一人芝居を打つぞ!」と意気込んで、広報戦略(?)の一環とnoteを立ち上げた。1年かけて自分がやろうとしていることを発信していけば、もしかするとnote経由で1人くらい当日観に来てくれるかもしれない――という甘い下心しかありませんでした。しかし立ち上げから2ヶ月の時点で「私は自分のしていることを外向きの文章で発信することに向いていない…」と確信している。物事を進めて行くための計画と

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この季節になると、生花店で地場産のラナンキュラスを探すのがルーティンのひとつになっている。のだけれど、とても大切に育てられた立派で美しい花たちで、都市部や海外に出荷されるが故に意外と当地の生花店では気安くお目にかかれない。写真は昨年生産者さんに撮影させていただいた一枚。

映画「マイ・エレメント」。人は関係や属性ゆえに本当の意味で個と個で向き合うのは難しく、時に自分の本当の意志や感情すら見失う。でも、言葉を交わして、手を伸ばして、一緒に歩むことができる。個人的には水の家族が初手で悪気なくエンバーを異邦人扱いしたシーンが印象的。必要な描写だと思う。

映画「哀れなるものたち」。大人の体に赤子の脳(精神)を宿したベラという存在が、「常識」に染められる前に世界へと飛び出し、人との出会いをへて知識や理性、時に痛みを獲得していく。その姿が生々しくも清々しい。自らの選択と有り様を、真実自分のものにして生きてゆくベラがまぶしかった。

【Photo】国宝松本城氷彫フェスティバル

【Photo】国宝松本城氷彫フェスティバル

 2024.1.26 -28に長野県松本市で開催された「国宝松本城氷彫フェスティバル」の最終日、前日17時から夜通し約12時間かけて作られる氷彫が並ぶメインイベント「チャンピオンシップ」の写真です。
 厳冬恒例のイベントなので、来年もあると思います。ぜひ冬の松本にいらしてください!(最高に暖かい服装で!)

 ヘッダー写真は「もりちゃんまっちゃんチーム」が手掛けた「優美」という作品。繊細で躍動感が

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