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サッカーの様々な仕組みを徹底分析【part3】

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2018年11月の記事一覧

問題処理速度が求められる時代

問題処理速度が求められる時代

こんにちは守屋です。

ある小学校のサッカークラブでは、試合の結果を各年代ごとにブログで報告していました。

報告をするのは各年代のコーチの役割でした。あるとき、保護者から「試合結果が更新されていない。」と連絡を受けた総監督がチェックしてみると、ホームページ移行のお知らせが書かれていました。

各年代のコーチに聞いてみたところ、6年生を教えていた指導者が、勝手に変更したとのことです。その指導者はア

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コスパが悪い人ほど、成長し結果を出せるのか

コスパが悪い人ほど、成長し結果を出せるのか

こんにちは、守屋です。

ある指導者に子どもの成長について聞く機会がありました。小学校高学年を対象に指導しており、子どもの成長には個人差があることを理解した上で、

「効率良く飲み込みが早い子どもより、分からないことを何度も聞いてくる子どもの方が結果として、中学や高校で開花している印象があります。」

と過去5年間を振り返っても経験上、そのような傾向があると言われていました。

ある学校の教師は、

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説明を聞いた方が得なのに、聞かない人が多いわけ

説明を聞いた方が得なのに、聞かない人が多いわけ

こんにちは、守屋です。

客「なんで先に言ってくれないのよ!言ってくれればこんなに時間がかからなかったのに!」

スタッフ「予約した際にメールでもお伝えしておりますし、前日メールでも説明させて頂いています」

客「もっと分かりやすいように説明しておいてよね。」

商品やサービスを提供する側は、事前に起こりそうな問題を説明文として記載することがあります。

十分すぎる場合もあれば、不十分で分かりにく

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会社で安易に自分の情報を与えない。とブランディング。

会社で安易に自分の情報を与えない。とブランディング。

こんにちは守屋です。

会社勤めの人の中には、自分の情報を安易に与えないことを意識している人がいます。そこには会社という組織の中では、集団行動が必要とされ安易に自分の情報を公開することで自分のポジションを失う可能性があるからではないでしょうか。

安易に情報公開することはデメリットしか無い

社内で自分の旅行の話、彼女自慢、購入した商品の自慢、家庭自慢。自分では意識して自慢しているつもりじゃなかっ

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凝り固まった脳をほぐすことはできるか

凝り固まった脳をほぐすことはできるか

こんにちは守屋です。

生まれた時から「〇〇はこれであるべき」と教えられてきた場合、その後遺症は大人になっても消えることがありません。

限界集落と言われる場所では、新たな技術や人を拒む傾向にあると言われています。それは今まで築いてきた脳が、新しものを拒み「俺達(村)はこうあるべきなんだ。」と命令を出し続けるためです。

凝り固まった脳を相手にする場合

相手の脳が凝り固まっていることが分かった場

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意識だけでは変えられないこと

意識だけでは変えられないこと

こんにちは守屋です。

ある企業の社員さんとお話ししていたとき、現状に満足しておらず今後はキャリアアップも視野に入れているとのことでした。

今現在の会社ではやるべきことが少なく、給料がアップすることも見込めないのでモチベーションを保つことが難しいとのことです。

「新しい会社に行けば、新たなモチベーションが生まれるはずなので、今現在も探している最中です。」とのことでした。

意識を変えるのに、環

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あなたのこと「見ているよ」と安心させる言葉

あなたのこと「見ているよ」と安心させる言葉

こんにちは、守屋です。

「あの人は私のこと(頑張っている姿勢や陰で気遣いをしていることなど)、全く分かっていない」

そんな風に指導者に対して選手が、上司に対して社員が思うことは多々あります。人間関係が築けていないとき、可視化されない行動を評価することは非常に難しいです。

結果がすべてでは無いですが数字や可視化されない限り、どんなに頑張っていたとしても意味がないもの。というように評価しなければ

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現実を受け入れる覚悟が試されるとき

現実を受け入れる覚悟が試されるとき

こんにちは、守屋です。

この時期、JリーグやJFLなどサッカーはシーズン終盤を迎えています。そのため結果次第では降格、昇格など入れ替えが現実として起こってしまいます。

何十分の一の確率で、ほぼ確実に起こります。つまりどこかのクラブはその現実を受け入れなければいけないということです。

監督やスタッフ、選手。そしてサポーターなど現実を受け入れつつ、来シーズンのために準備をしなければいけません。

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自分だけじゃない。と、周りと自分を比較する習慣

自分だけじゃない。と、周りと自分を比較する習慣

こんにちは、守屋です。

「ウスマンには少し遅刻癖がある。その言い訳はいつも『自分だけじゃない』だ。クラブでも代表でも、彼はもう少しトップレベルの選手として日々の行動に注意を払う必要がある。できるだけ早く改善してもらいたいが、そうでなければ違う形で理解させるつもりだ」

遅刻魔デンベレはバルサのお荷物?プジョルから届いた、愛ある説教。

ロシアワールドカップで優勝したフランス代表監督デシャンの、デ

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ストレートな表現を使わずに、表現すること

ストレートな表現を使わずに、表現すること

こんにちは、守屋です。

プロフェッショナル 仕事の流儀「生きづらい、あなたへ~脚本家・坂元裕二~」

脚本家の坂元さんは、表現方法についてこんなことを放送で語っていました。

「スキです。って書いても好きです。っていうのは伝わらないんですよね。ここを書くんですね。周りをどんどん塗りつぶしていって、これが脚本を書くっていう作業で。『私、この人のこと好き。目キラキラ』みたいなのは、そこには本当はない

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調子の良い時にアドバイスを貰おうとしない人

調子の良い時にアドバイスを貰おうとしない人

こんにちは、守屋です。

人間は調子が悪い時には藁にも縋る思いで、助言やアドバイスを求めようとします。そして調子が上向きになったときには、求めていた人に対して連絡することなく、自分の力で結果を出したかのように助言を求めようとしない。

過去にアドバイスをした企業や人でもそのような方がいました。

調子が良くなったとき、自分のスタンスがブレてしまうものなのか

世の中には売り上げを出すことが出来ずに

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思考を表面化することで得られる恩恵

思考を表面化することで得られる恩恵

こんにちは守屋です。

自分が考えていたことが、ある日誰かが先に行動を起こしたことで「あ、俺もあの企画考えていたのになぁ。」と思うことがあったりします。歴史上の人物も、思考を具現化したからこそ歴史に名を刻むことになりました。

きっとあの頃の人々が天国から今の時代でも評価を得るような絵や曲を残しているのを見ていたら「俺も考えていたのになぁ」と思っているかも知れません。

思考を表面化することで得ら

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二番煎じも決して悪くない

二番煎じも決して悪くない

こんにちは守屋です。

世の中には自分が先頭にたって行動せず、誰かが起こした行動と結果を見て、二番煎じで儲けようとする人がいます。

最初に行動を起こした人よりは利益は少ないかも知れません。それでも、二番煎じでも十分にブームや波に乗ってしまえば得れるものは大きかったりします。

二番煎じのメリットデメリット

日本中が空前の焼き鳥ブームになったとします。すると今までイタリアンを経営していたお店も、

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面倒なくらい自分に問いかける「なぜ?」

面倒なくらい自分に問いかける「なぜ?」

こんにちは守屋です。

面倒なことが好きな人は少ないかも知れません。ですが、面倒の先に得られる結果があるなら、やろうと決意して行動する人は多いはずです。

面倒なことの多くは妥協という言葉と距離が近く、油断をすると「まぁ、これくらいで良いかな。」と自己判断という誘惑に襲われます。

その誘惑に負けてしまうと「こだわり」や「極上の結果」から遠のいてしまいます。

面倒なくらい自分に問いかける「なぜ?

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