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【これから大学生になる人へ】4年間で成すべきたった1つのこと【2024年】

合格おめでとうございます。

厳しい受験を乗り越えた方、そうでもない方
行きたかった大学に行けた方、そうでもない方
希望を持ってこれからの生活を楽しみにしている方、そうでもない方

色んな方がいらっしゃると思いますが、
これから全員に等しく、限りある大学生活が始まります。

僕が思うに大学は人生の大きな分岐点です。
皆さんはこれまでにも大小様々な分岐点に差し掛かり、その度に一喜一憂しながら今日まで成長してきたとは思いますが、
これは今までの人生とは比べ物にならないくらいの恐らく一番大きな分岐点になるといっても過言ではありません。

就職先がどうとか年収がどうとか、そんな小さな話ではありません。
あなたがこれからどう生きるのか、もっと言うと、"あなたがこれから何者になるのか"を決定づける、大切な4年間になると思います。

そんな大事な時期を無為に過ごし後悔してしまう人が一人でも減るようこの記事を書きましたので、どうか途中まででもお読みいただき、何か一つでも心に留めておいていただけると幸いです。

軽く自己紹介しておきます。
僕は某四年制大学を卒業したのち数か月間の看護師を経て学習塾の教室長になり、その後現在までフリーランス作曲家をしています。
少数派で茨の道を行っているような気がしますが、今僕が無事に楽しく生きていられるのも、大学時代の経験があったからだと思います。


結論:何か一つでいいから全力で取り組み、結果を残してください

何が思い浮かびましたか?

勉強・部活・バイト・恋愛・趣味・遊びetc…
人に迷惑をかけること以外なら何でもOKです。

まだ思いつかない人は、大学生活を送りながら早めに見つけてください。
途中で変わっても構いません。
とにかく何事も中途半端にせず、高校生までとは比べ物にならないくらいの熱量で取り組んでみてください。

大学での経験を経て、あなたは「何者か」になれる

そこであなたが得た経験は、
大学生という子供と大人の境目で彷徨うあなたの人格を形成し、
あなたの糧となり、将来あなたはそれに何度も救われることになります。
そして経験を経てあなたが本当にやりたいことや適性を見つけることができ、あなたが望んだ未来の方向に舵を切れるようになります。

逆を言えば何もしないまま無為に4年間を過ごすと、あなたは「何者にもなれなかった人」になってしまうかもしれません。
それは悲惨なものです。
どんな生き方をしていても「これでいいのだろうか…」「これは自分の本当にやりたかったことなのだろうか…」ともやもやしながら過ごすことになります。

そんな大人を僕は何人も知っていますし、そういう人たちが怪しいビジネスのカモにされているのは想像に難くないはずです。
何も考えず、周囲に言われるがまま業界や職種を決めた人なんかはこれになりがちですね。
経験が浅く視野が狭いので、自分のことなのに自分の望む将来を描けなかったわけです。

僕は大学時代、勉強そっちのけで家庭教師と自転車屋のバイトに明け暮れていました。
家庭教師では勉強の教え方ご家庭との関わり方を学べたのはもちろんですが、個人事業としてやっていましたので経営プロモーションまわりの経験を積むことができました。
自転車屋では自転車の修理・販売のほかにホームページやSNSアカウントの作成・運営を任せていただいておりましたので、WEBマーケティングを勉強させていただくことができました。
これらの経験はただの子供だった僕を「商売人」にしてくれました。
そのせいで新卒でなった看護師が肌に合わず、すぐ辞めることになってしまったような気もしていますが…
(高校生のときは看護師になりたかったので、看護学部に通っていました)

無駄な経験なんてない

世の中にはあなたにとって無駄と思えるようなこともあるかもしれません。

  • 才能もないのにスポーツに打ち込んでどうする?

  • 何も役にも立たないのにゲームばっかりしてどうする?

  • どうせ結婚する相手でもないのに付き合ってどうする?

  • SNSに時間を溶かしてどうする?

よく聞くようなフレーズですね。
しかし僕は、人生に無駄な経験なんて一つもないと信じています。

  • スポーツ:才能の差から来る劣等感に苛まれる苦しさや、その差を努力で埋められたときの喜びを誰よりも理解できるようになるかもしれません。逆風に立ち向かった勇気や我慢強さはあなたの精神を強固にします。

  • ゲーム:面白いゲームを人に紹介して輪を広げたり、「面白さ」とは何かを言語化し、今度は人にそれを提供できるようになるかもしれません。ゲーム情報系Youtuberになれちゃうかもしれません。

  • 恋愛:他者の心理の深い部分に触れることで「人間」や「コミュニケーション」への理解が深まったり、自分自身の価値観や人間性を見つめ直し、より魅力ある人間になる機会を得られるかもしれません。

  • SNS:流行をいち早くキャッチしどんなコンテンツが人気なのかを肌で感じ続けることで、大衆が求めているものを提供できる人材になれるかもしれません。今のネット社会では必須スキルかもしれません。

何事にも全力で取り組み、全力で経験値を稼いでくださいね。

僕は誘われたら基本的に断らないをモットーに、なるべく多くの飲み会や遊びに足を運びました。
そのお陰かは分かりませんが色んな年齢・職業・性格の人と知り合うことができましたし、親しい仲間との仲を深めることができました。
僕は仲間から「おいコミュ障」と呼ばれるくらい根がコミュ障なのですが、こういった経験を経て初対面の人と打ち解ける方法が身について多少マシになったと思いますし、
他者との繋がりにはお金以上の価値があることを学ぶことができ、今の僕の人格や価値観が形成されているような気がします。

時には飲んでる最中に知らないお兄さんを怒らせて殴られたり、酔った帰り道に車に轢かれたりしたこともありましたが、どれもいい思い出です。
お金も時間もめちゃくちゃ使いましたから、そういう場に興味のない方から見たら僕は無駄なことに精を出していたように見えるかもしれませんが、
消費したお金や時間、ひたすらに飲み干した酒はひとつも無駄じゃなかったと強く思います。

「どこに行くか」よりも「何をするか」

結果を残してくださいとは言いましたが、何かで一位になるといったような客観的な数字に拘る必要はありません。

大事なのはとにかく我武者羅に全力で取り組むことなので、将来あなたが大学生活を振り返ったときに、「あの頃は楽しかったな」「4年間頑張って良かったな」と思えるような結果であれば何でもいいです。
少なくとも、大学時代が黒歴史にならないようにだけお願いします。

ところでここまでお読みいただいた方はお気づきかもしれませんが、大学生のうちにやるべきことはどの大学に行っても、どの学部に行っても基本的に変わりません。
大手企業に勤めたい、もしくは特定の専門職に就きたいのであれば話は別ですが、基本的には「どこの大学に行くか」よりも「そこで何をするか」です。

東大に行ったのに、何者にもなれずニートから抜け出せない人たちをテレビで観たことがあります。
Fラン大学に行ったのに、仕事もプライベートも大成功して毎日楽しそうに過ごしている人を僕は何人も知っています。

これをお読みいただいている方の中には、第一志望に不合格で、仕方なく自分よりレベルの低い大学に行くことが決まってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

僕も一浪していますので気持ちが沈んでしまうのはある程度分かるつもりではありますが、それは3月までにしてください。
4月からはあなたがどこを目指していたかなんて関係なく、等しくその大学の学生ですから、どうか前に進んでください。

あなたが隣の席の人を心の中で馬鹿にしている間に、その馬鹿は苦楽を分かち合う仲間を作っています。
あなたが道行く人を愚かだと見下している間に、その愚か者は部活やバイトに向かっています。
あなたがいじけている間に、自分より下だと思っていた人が皆、あなたが辿り着けないほど遠くに進んでしまっています。

所謂学歴コンプレックスというやつですが、僕は高校生の時にこれでした。
入学初日から尖りまくり、周りを拒絶することだけに3年間注力した結果何も成せず、黒歴史を山ほど刻んだだけとなりました。
今となっては、その無意味さを高校で知れて良かったと思います。
もしこれを大学でやっていたらと思うと恐ろしくてたまりませんが、世の中にはそういう人がごまんといるのでしょうね。

最後に

4年間は本当にあっという間です。
だらだら過ごすぶんには確かに長いかもしれませんが、何かに全力で打ち込んでいたらむしろ短く感じるはずです。
短大で2年間なんて人はもっと早そうですね。
皆さんにはどうか今日から1日も無駄にすることなく、色々なことに挑戦していただき、なるべく沢山のことを経験していただきたいです。

ですがこんな長い文章を最後まで読んでくれたあなたは恐らく、大学生活を実り多いものにしたいと強く思っているからこそ此処まで着いてきてくれたんだと思います。
そんなあなたであれば、きっと誰よりも充実した大学生活にできることでしょう。
何か悩むことがあれば、お気軽にコメントやメッセージからご相談くださいね。

ところで全然関係ないですが、最近はかつての生徒たちが続々と成人してきてるので、一緒に飲みに行くのが楽しいです。

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