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恋なの愛なの知らないの

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恋愛なのか、恋なのか、愛なのか、そうじゃないのか。わからないことをわからないままに
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2019年8月の記事一覧

ストックホルム症候群と呼ばれた恋愛

私が21歳から29〜30歳ぐらいまで、
うん、何だかんだで約10年か。
ずーっと忘れられず、ずーーっと心の底では大好きだった男性がいる。

相手は年上。頭の良い大人の男の人だった。

どんなに好きになっても、絶対に私のことは選ばないだろうという相手だった。

仕事はものすごく出来たし人望もあるけれど、とても悲しい出来事を経験した持ち主でもあった。

20代の頃は、
「いつかは選ばれる」
「本当

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夏の話を君はしないで

ことばなのか、心なのか。

心は目に見えないのに、
言葉がなくてもつながっている感じがする。

そんな瞬間を奇跡とか歓びとか呼んだりするのだろうか、
この世界では。

さっきまであんなに話していたのに
いつのまにか塞がれている。

なにも話さなくても、次の瞬間
なにが起こるのか
解るようになってしまう。

そんな錯覚には
きっとそれ以上の名前はない。

ひみつがあるのはいちばん素直で自由

話さ

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絶対もっといい人が、の「いい人」とは何か

結婚も婚約もなくなったことをある既婚男性に話した結果、「よかった」と言われた。

「話を聞いているときから、その相手はないな、と思ってたよ」

彼には以前ゴタゴタの一部始終を報告していた(というより「これからゴタゴタすると思う」という謎の予言がメインだったが)。
どうやら進捗を気にしてくれていたらしい。そうだよな……
先日飲み会で隣の席になった際、「で、どうなったの」と身を乗り出しながら最新の状況

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亡くなった人だけを愛し続けることは可能なのか

ある女性のインスタグラムを定期的にチェックしている。

相手は海外に住む女性。個人的な接点は全くない。
全くの無名ではないが、公に芸能活動をしているわけでもおそらくない。
ではなぜ、遠く離れた地に住む私が彼女のアカウントを知るまでに至ったのか。

彼女はある有名ライダーの婚約者だった。
(私はひそかにバイクレースを観戦する趣味がある)
ロードレース世界選手権の最高峰クラスで長年に渡る活躍をし、近年

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責任転嫁と学びの恋に一区切り。

ふうー。
今日でようやく区切りがついた。
ここからまた進める気がします。
いいんです、今は「気がする」でも。
実際どんよりした気持ちもなくなり、冷静に穏やかな気持ちでこのメモを書けたことがすべてだと思う。

端的に話すと婚約状態、結婚の話が進んでいた恋人と先日別れまして。
まあ世間で言えばほぼ婚約破棄をされた(お互いにそう思っていたとはいえ、切り出したのは相手なので)状態だと思います。
婚約指輪

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