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また読み返したいなと思った記事集

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また読み返したいと思った記事を集めたマガジンです。
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2020年11月の記事一覧

無人島に持っていくべき調理家電ナンバーワン  『大同電鍋』

無人島に持っていくべき調理家電ナンバーワン 『大同電鍋』

一度使ったときの感想は、大して感動もせず「ふーん… まあでも、普通に鍋でもできるよね?」という感じだった。しまうのも面倒でなんとなくキッチンに出しっぱなしだったから、翌日も使ってみた。すると「あー たしかにこれは便利かも」とじわじわ思い、そして三度、四度と使ううちに「もうコレなしでは無理!!!」となる。

それが、台湾では電子レンジよりも普及していると言われてるけど、日本では知っている人があまりい

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背伸びして手をのばした、あの日の花束

背伸びして手をのばした、あの日の花束

あれは私がまだ小学4年生の時。
春の終わりに、私のクラスに教育実習のT先生がやってきた。

けして目立つタイプの先生ではなかったけれど、私たちを上から見たりせず、いつも対等な立場で話をしてくれたのが印象的だった。

T先生は「手話」が得意で、オリジナルで作ったテキストを配ってくれたり、休み時間には手話で歌う童謡を教えてくれたりした。
クラスの中では手話が爆速に流行して、みんな休み時間は覚えたての手

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絵本出版しました!子どもたちが日本について知るきっかけを作りたい…

絵本出版しました!子どもたちが日本について知るきっかけを作りたい…

先日、"Yuki in the Snow" というタイトルの絵本を出版しました。以前、音声配信の中で発表した物語ですが絵本にするにあたり、一部表現を変え、イラストレーターさんにかわいらしい絵を描いていただきました。

そんなわけで、今回は物語に込めた思いなどをまとめたいと思います。

※念のため先にお伝えしておきます。普段の記事より長い約4500字です。

物語が生まれたきっかけ今年の6月から7月

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18歳差の恋愛において、大切なこと

18歳差の恋愛において、大切なこと

ぼくの妻は18歳年上です。

出会った時から大切な人で、それは14年経った今も変わりません。むしろ、日を重ねるごとにその想いは強くなっていきます。彼女と出会って、ぼくは大きく変わりました。彼女が好きだった美術や陶磁器、花が大好きになりました。生きる姿勢、人への思いやり、想像力と共感力、誠実であるということ。

彼女の存在抜きに今のぼくは説明できません。彼女のことを誰よりも尊敬し、誰よりも愛おしく想

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ゼロのスポンジ。

ゼロのスポンジ。

3日前の16時頃、出産予定日を1日遅れて破水を人工的にし、陣痛促進剤を打っていた。

すでに子宮口は5cm開いていたため、ひどい陣痛だった。

ナースコールをして「すみません、部屋が寒いのでもう少し暖房強められますか?」と言うと「すでに28度ですよ」と言われた。

おかしいなあ。

震えが止まらなかった。

もう一度看護師さんが来た時に熱をはかってもらったら39度5分だった。

私の熱と共に上昇し

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50歳目前の「ライターへの挑戦」は新たな人生への扉を開いた

50歳目前の「ライターへの挑戦」は新たな人生への扉を開いた

私がライター業(文筆業)で開業届を出したのは50歳を目前にした約4年半前のこと。開業前から数えれば5年以上経っている。

開業前は専業主婦。銀行員の経験はそれなりにあるが、ライターの経験は皆無である。もちろん自営業の経験だって1度もない。

そんな私が今は複数のメディアで金融系の記名記事を書けるまでになった。多くの人に記事を読んでもらえるようになったことは素直に喜んでよさそうだ。

さらに、今年は

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