見出し画像

『フランス恋物語』登場人物紹介

『フランス恋物語』26人の登場人物紹介。

作家・Sayulist(さゆり)のデビュー作となった『フランス恋物語』。
既に愛読者の方も、これから読まれる方も、当作品の登場人物紹介をどうぞご覧ください。
(※本編の登場順に紹介してます)

橘 玲子(タチバナ レイコ)

『フランス恋物語』の主人公。アラサー女子。
兵庫県の瀬戸内側の町の、封建的な家庭で育つ。
初恋の相手がエドワード・ファーロングで、高校か大学で海外留学し、彼のようなボーイフレンドを持つことに憧れるが、「海外なんてとんでもない」という両親の反対により諦める。

東京在住の日本人男性と遠距離恋愛を経て26歳で結婚、上京。
夫がモラハラ男であることが判明し、28歳で離婚。
自由な生活を手に入れると「昔の夢を実現させよう」と思い立ち、ワーキングホリデービザを取り、29歳で渡仏。

日本での経験職種は、イベントコンパニオンと企業受付。
自由奔放な性格で、恋愛至上主義。
気の強い性格だが、イイ男とのキスに弱い。

咲紀(サキ)

玲子の渡仏前からの親友。横浜在住のお嬢様。玲子と同い年。
名前は第2回「同胞との出会い」から登場するが、実際にその姿を見せるのは第97回「フィリップとの出会い」のみ。
フランス人の夫・ジャンと結婚し、その幸せそうな姿は玲子の理想の家族像となる。
仏検1級の持ち主で、語学が苦手な玲子の良きアドバイス役。
玲子が渡仏中もメールで悩み相談を聞いたり、フランス語の翻訳を手伝ってくれたりして、とても頼もしい存在。

山口 純一(ヤマグチ ジュンイチ)

トゥールの語学学校の玲子のクラスメイト。27歳。
第2回「同胞との出会い」から登場。
日本ではキュイジニエの卵で、その修行で来仏。
トゥール在住歴は玲子より半年早く、フランス生活の良き先輩。
童顔な癒し系だが、実は隠れた色気を持っている。
20代の頃の星野源に似ている。

Raphaël(ラファエル)

トゥール在住の20歳の大学生。
第6回「ラファエルとの出会い」から登場。
トゥール大学で法律を学んでいる。
日本語を勉強中で、玲子とはエシャンジュの会(※外国人同士が言語を教え合う会)で知り合う。
天使のような容貌で、清らかなオーラを放つ。
特技はピアノ。

Victor(ヴィクトル)

パリ在住。玲子と知り合ったのは26歳の時。
第22回「憧れの人、ヴィクトル」から登場。
本業はITだが、副業でモデルもやっていた。
ジャン・咲紀夫妻の紹介で玲子のメル友となり、東京⇔パリ間でメールのやりとりをする。
若かりし頃のアラン・ドロンを彷彿とさせるほどのハンサムだが・・・。

Joseph(ジョゼフ)

パリの書店員。29歳。
第26回「ジョゼフとの出会い」から登場。
書店に客として来た玲子に声を掛ける。
ブラット・ピット似の遊び人。

Alan(アラン)

ジョゼフの元同僚で、現在はフリーライター。27歳。
第29回「濃密すぎるドライブ」から登場。
ジョゼフが誘ったグループのドライブで玲子と知り合う。
紳士的で優しい好青年。
ボブヘアの頃のマーク・パンサーに似ている。

絵梨花(エリカ)

パリ在住のパティシエで、玲子の親友。27歳。
第37回「不安だらけの恋」から登場。

沢尻エリカ似の超絶美女で、昔はモデルのバイトもしていた。
日英仏のトリリンガル。
しっかり者でいつも賢明なアドバイスをし、玲子より年下だが姉のような存在。
警察官のフランス人彼氏がいるが、あまり自分の恋愛については語りたがらない。

美月(ミヅキ)

パリ在住の学生で、玲子の親友。28歳。
第39回「ジヴェルニーの企み」から登場。

椎名林檎似の和風美人だが、そのルックスとは真逆の超肉食系女子。
玲子とのガールズトークでは、いつも過激的発言が飛び交う。
男性経験が豊富なので、男を見る目は鋭い。
英語は堪能だが、フランス語は苦手。

 加藤 祐介(カトウ ユウスケ)

東京の大学生。20歳。
第43回「グラナダの出会い」から登場。

旅行先のグラナダで玲子と知り合う。
福士蒼汰似の爽やか好青年。

上野 亨(ウエノ トオル)

パリ在住のカメラマン。35歳。 
第48回「エシャンジュの会、再び」から登場。
副業で自らのアトリエを使ったイベントを企画しており、そこで玲子と出会う。
仕事も恋愛も自信が漲る、色気ムンムンのモテ男。
浅野忠信に似ている。

Michaël(ミカエル)

パリから電車で1時間の町、シャトー・ティエリ在住。22歳の大学生。
第54回「ミカエルとの出会い」から登場。
某サイトで玲子と知り合い、すぐに意気投合する。
玲子の初恋の相手エドワード・ファーロング似の超美青年。
特技は、詩を書くこと、ガレット作り。

Nicolas(ニコラ)

パリ在住の不動産経営者。38歳のバツイチ。
第55回「ニコラとの出会い」から登場。
某サイトで玲子と知り合う。
超セレブで、彼女をシンデレラのように扱うのが好き。
ジョージ・クルーニーに似ている。

Samuel(サミュエル)

ニーム出身でパリ在住。32歳。
第70回「サミュエルとの出会い」から登場。
Fête(宅飲みパーティー)で玲子と知り合う。
趣味は日本語学習と闘牛。
オーランド・ブルーニ似の超イケメン。

Fabien(ファビアン)

ニーム在住。32歳。
第71回「ニームでの出会い」から登場。
サミュエルのいとこで、彼に頼まれ玲子を闘牛観戦に案内する。
趣味は闘牛。
ルックスは・・・。

北原 博之(キタハラ ヒロユキ)

ミラノ在住で貿易業を営んでいる。42歳。
第79回「ミラノの出会い」から登場。

ミラノの団体ツアーで玲子と知り合う。
知的な大人の雰囲気が魅力的。
イタリア語が堪能。
谷原章介似。

森 智哉(モリトモヤ)

東京在住。玲子より6歳下の元カレ。
第83回「元カレとの約束」から登場。
玲子が渡仏する直前まで付き合っていた。
玲子のことは好きだが離婚歴が気になり、「結婚相手としては無理」というこだわりが捨てられない。
東大卒で、有名商社に就職する。
千葉雄大似の可愛らしいルックスを持つ。

※大学生時代の智哉を主人公にした『智哉の恋物語』を連載中。
 『智哉の恋物語』
の目次はこちら

Johan(ヨハン)

オランダ人の20歳の青年。
第84回「マルタのルームメイト」から登場。

マルタの留学先のアパートで、玲子のルームメイトになる。
優しく誠実な性格で、他人にとても親切。
中性的で修道士のようなオーラを持っている。
英語が堪能で、語学学校の上の方のクラス。
マーク・ザッカーバーグに似ている。

Clara(クララ)

フランス人大学生で22歳。
第85回「マルタの仲間たち」から登場。

マルタの語学格好で玲子とクラスメイトになるが、フランス語で話そうとする玲子に「ここでは英語で話しましょう。」と釘を刺す。
仏独ハーフで、英語を話そうとするとドイツ語が出てくるのが悩み。
玲子と同じアパートなので毎日一緒に帰り、仲良くなっていく。

香織(カオリ)

マルタに英語留学中の日本人。42歳のバツイチ。
第85回「マルタの仲間たち」から登場。
ヨハンと同じクラスで、語学学校で玲子と知り合う。
同じアパートで、上の部屋の住人。
姐御肌で、マルタ滞在中の玲子の良き相談相手。
趣味は絵を描くこと。
RIKACOに似ている。

玲子の母

兵庫県の瀬戸内側の町在住。55歳。
第95回「瀬戸の出戻り娘」から登場。

田舎から出たことがなく、超保守的思考。
結婚後はずっと専業主婦で友達が少なく、一人娘の玲子に依存し、実家に帰って来るのを望んでいる。
「地元の人と結婚して近くに住めばいいのに。」が口癖。
都会志向で自由を愛する玲子とは、根本的に合わない。

玲子の父

兵庫県の瀬戸内側の町在住。60歳。
第95回「瀬戸の出戻り娘」から登場。
昔気質の頑固親父。
田舎者ゆえの男尊女卑的思考があり、玲子から疎んじられている。
無口で、何を考えているのかわからない。

中谷 謙一(ナカタニ ケンイチ)

兵庫県の瀬戸内の町在住。市役所職員。31歳の独身。
第95回「瀬戸の出戻り娘」から登場。
玲子の高校時代のクラスメイトで、親友・梓の彼氏だった。
帰省中、市役所に来た玲子と再会する。
東京の大学に通っていたので、東京の事情にも詳しい。
香取慎吾似で、高校時代は学年のアイドル的存在だった。

Philippe(フィリップ)

東京在住でフリーでITの仕事をしている。32歳。
第97回「フィリップとの出会い」から登場。

玲子がジャン・咲紀夫妻の家に遊びに行った時に、ジャンの友人として現れ、玲子と知り合う。
来日3年目で、日本語が堪能。
真面目で誠実だが、理屈っぽく堅物なところがある。
無神論者。
若い頃のリュック・ベッソンに似ている。

及川 類(オイカワ ルイ)

東京在住の不動産営業マン。年齢不詳。
第99回「類先輩との出会い」から登場。

玲子が派遣で入った不動産屋の先輩社員。
水嶋ヒロ似の超絶イケメンでチャライが、営業成績はいつもトップ。
多忙の中早々と宅建の資格を取り、見た目とは違って意外と真面目な一面もある。
いつもいい香りの香水を付けている。

André(アンドレ)

東京在住のフランス語講師。30歳。
第117回「絵梨花の結婚式、ある人との再会」から登場。

絵梨花の結婚式で、玲子と出会う。
叶姉妹も認める”グッド・ルッキング・ガイ”な容姿の持ち主。
あまり日本語を話そうとせず、基本会話はフランス語。
謎の多い人物。


※『フランス恋物語』の目次はこちら

Kindle本『フランス恋物語』次回作出版のため、あなたのサポートが必要です。 『フランス恋物語』は全5巻出版予定です。 滞りなく全巻出せるよう、さゆりをサポートしてください。 あなたのお気持ちをよろしくお願いします。