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心理カウンセラーとして想うこと

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心理カウンセラーとしてカウンセリングルームで クライエントさんの大切な人生に触れながら お悩みやご相談をお聴きしています。 カウンセリングルームでクライエントさんと 向き合いな…
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#毎日投稿

問題の本質に気づく

問題の本質に気づく

落ち込んだ表情で打ち明けられた言葉。

“ゲーム課金やめられない”

自分のことが本当にイヤになる。
自分の弱さがイヤになる。

なぜ、ゲームをするんだろう?

コロナの自粛で、もともと大好きだった
買い物に行けなくなった。

買い物でストレス解消していたのに
お金を使わなくなって

その買い物していた分くらいなら
カードで課金してもいいか。
と最初は思ってゲームを始めていた。

でも、課金は止ま

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「思い込み」から抜け出せない

「思い込み」から抜け出せない

一つの思い込みにとらわれると
抜け出せなくなることがある。

思い込みは長い年月をかけて
蓄積されて、それが真実だったかのように
心の中を占領していく。

心を支配されると
ポジティブな感情は持ちにくくなる。

そんな負の連鎖を解く瞬間に
立ち合うことができた。

会社の中で重要なポジョンに就き
本来なら羨ましがられる存在なのに
苦しい心から抜け出せないAさんと
向かい合う時間をもらった。

Aさ

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気づきを「行動」に変える

気づきを「行動」に変える

「依存している自分について」
やめなくてはと思っていることがやめられない。

カウンセリングルームには
やめたいと思うことが
やめられないという相談は多い。

例えば、
お酒がやめられない
買い物がやめられない
薬がやめられない
ゲームがやめられない

本当に「やめられない」悩みは様々で
苦しいのは「やめられない自分」を
自分の大事な人に自己開示できず
一人で苦しんでいるケースが多いことだ。

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嬉しいこと

嬉しいこと

職場の人間関係でとても悩んでいた
新人スタッフ

食べれない・寝れない状態で
出逢った時は入社して3ヶ月目。
入社してから体重は6㎏も減っていた。

こんなに痩せてしまっては
体力的にもきついし
ポジティブな思考で物事を
考えられなくなることは当たり前。

長い時間をかけてカウンセリングを行い
まずは、食べれるようになること
眠れるようになること

生きていく上で大切な基盤や
生活のベースを取り戻

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やったことないことは「できない」愛情の連鎖

先日、美容室で働く幹部の方(Aさん)が
”人を育てる育て方が分からない”
”愛情のかけ方もわからない”
”新人が「できない」という「できない気持ち」もわからない”

とカウンセリングルームに相談にみえた。

自分は、厳しい環境で育ったから
後輩を誉めることができない。

自分は、挫折もなく
人生を生きてきたから
できない人の気持ちがわからない。

こんなとき、私は本人はそう話していても
本人の過去

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今こそ自分の大切な人の自己肯定感をUPする

今こそ自分の大切な人の自己肯定感をUPする

今までも、自己肯定感を上げることが
どれだけ大切かを講師として
心理カウンセラーとして伝え続けてきたけれど

今こそ、自分の大切な人の
「自己肯定感をUPしてほしい」と
強く、強く思います。

本日のタイトルの
『自分の大切な人』の中に
自分の周りの人+自分自身も入っていると
考えて、今日の投稿は書きたいと思います。

コロナ禍によって私たちの働き方は変化し
テレワークやオンラインでのMTや
オン

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小さな活動が大きなものを動かしていく

小さな活動が大きなものを動かしていく

がんの患者さんをサポートする
美容師さんを育てたいと思った理由
きっかけを今回は書きたいと思う。

心理カウンセラーとして
様々な悩みを持つ相談者の方
(クライエントさん)と向き合っていると

医療関係者・病院の先生との関わり
一人の患者様に対して連携して
サポートすることが多々あり、
医療関係者の方とのパイプが
自然と広がっていきました。

今から10年ほど前、
がんの患者様を診ている先生から

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「どうしたら自信を持てるのか?」ご質問をいだたきました。

どうしたら自信を持てるんだろうか?

インスタライブ、ご視聴の方からの
ご質問に対して善本さん(https://www.smile-girls.jp/)と
答えたことを文字にしながら

当日話せなかったことも
プラスして書かせて頂きます。

【 善本さんのお話 】

自信が持てなかったら
自分の顔を鏡で観て笑ってみませんか?
自分の笑顔はどう映るでしょうか?

自信がない人は
自分の顔が好きじゃな

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ウィズコロナ、そしてポストコロナ

ウィズコロナ、そしてポストコロナ

コロナ禍を表現する言葉
「ウィズコロナ」「ポストコロナ」・・・

最近、もともとの生活が
どんな風だったんだろう?って
思い出せなくなりそうなことがある。

終息後、戻る場所って
どこなんだろうか?と漠然と思ったりする。

みんな気づいていることだけれど
もう、元には戻らない。

”戻れない”のではなく
”戻らない”んだと思う。

マスクをすることが当たり前

何となく人との距離を取ることが当たり

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質問にお答えしました

質問にお答えしました

毎月開催している
善本さんとのインスタライブにて
昨夜は、ご視聴頂いた方からの

質問にお答えするカタチで
開催致しました。

インスタライブ中に
善本さんと共にお話したことを
まとめておこうと思い
本日、noteに記録します。

【ご質問】
①どうしたら人と自分を比べなくなりますか?

ご質問から想像するに
この質問をされた方は
大前提、人と比べることは
「悪いことだ」と思ってみえるのではないで

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「好かれたい」「嫌われたくない」

「好かれたい」「嫌われたくない」

新世代の方たちと関わらせて頂くと
今までの新入社員との違いを
感じることが多々ある。

その中の一つに

人に「好かれたい」という
気持ちよりも
「嫌われたくない」という
気持ちが強い

と感じる。

「好かれたい」と「嫌われたくない」の
言葉は似ているように
感じるかもしれますが

とても大きな“開き”の在る言葉です。
本当は、意味合いのとても違う表現です。

好かれたいは、
相手に思われたい気

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大丈夫なように ふるまってしまう

大丈夫なように ふるまってしまう

職場でのストレスをかかえ
カウンセリングにお越しになっている方々は
少しずつ、心の状態が安定し
体調なども改善してくると

職場復帰を目指したり
元の生活を取り戻そうと努力される。

ケースにもよるけれど
改善された時期がやってくると

カウンセラーとして
職場や上司の方へ連絡し
最善の注意と配慮をお願いした上で

現場に戻るためのサポートを
会社と連携を取ってスタートしている。

スモールステッ

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先入れ感謝

先入れ感謝

6月から毎月開催している
善本考香さんとのインスタライブ。
前回 9月の開催の際に
印象に残っているお話があった。

※善本考香さん 著書
「このまま死んでる場合じゃない!」
~がん生存率0%から
「治ったわけ」「治せるわけ」~

「先入れ感謝」

例えば、神社にお参りに行く際に
「今年1年、健康を守ってくださって
 ありがとうございました」

ではなく

「来年も、健康を守ってくださること
 あ

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記憶力低下「忘れること」

記憶力低下「忘れること」

今回は、記憶力低下=忘れることについて
カウンセリングルームでお話していることを
書いてみようと思う。

まず、最初に
「忘れてしまうこと」「忘れること」は
 人間の最大の能力"は思っている。

もし「忘れる」という能力が
私たちになかったら・・・

カウンセリグルームに訪れる方は
頭のいい方
記憶力の良い方
感受性の豊かな方
が多いと思っている。

忘れることができなくて
一つのことにこだわって

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