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左藤と松田のラジオ(仮)_アフタートーク #1
※試聴版です。オリジナル版(46:08)は購入後に視聴できます。
文学研究者で同郷の友人松田樹と新しくはじめた思想系ラジオ(https://www.youtube.com/watch?v=Y97ldHfosDY&t=3295s)のアフタートークです。 ◆ ラジオで紹介した「今月…
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※試聴版です。オリジナル版(46:08)は購入後に視聴できます。
文学研究者で同郷の友人松田樹と新しくはじめた思想系ラジオ(https://www.youtube.com/watch?v=Y97ldHfosDY&t=3295s)のアフタートークです。
◆ ラジオで紹介した「今月の宿題」の企画
【松田→左藤】
夏目漱石『坑夫』
【左藤→松田】
はっぴぃえんど『風街ろまん』
細野晴臣 & イエロー・マジック・バンド『はらいそ』
イエロー・マジック・オーケストラ
日記 2021.2.15昼、新宿西口
東京に来て何日か過ぎた。今日は友人は朝から会社に出かけて行った。洗濯を回し、夕方から新宿でひとと会う予定があるので、出かける。雨が強くて濡れてしまった。今は新宿西口のルノアールにいる。XTCの『イングリッシュ・セツルメント』のブリティッシュで湿っぽいポップさはこういう日にマッチする。このアルバム、後半の方が若干だらけている感じがするが、なんだか一番聞いてしまうのだ。
備忘の意味もこめてこの数日の
コンテンツ地獄用メモ
前置きこんにちは、左藤(森脇)です。以下のイベントに出演しました。今年の(私的)コンテンツベスト3について話したのですが、それにあたって作ったメモに多少即興で喋ったことを足して公開します。けっこう緊張したのでやや早口で喋ってしまいましたが、瀬下さん・ジョージさんのおかげで楽しく年末を過ごせそうです。ありがとうございました。
若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(2020.10.1
読むことの始まりにむかって——暫定的な「総括」の試み
前置きここに掲載するのは、私が主宰するオンライン上の読書会、哲学者ジャック・デリダの著作『グラマトロジーについて』を読む会(「「読む」とは哲学的にいかなることなのか?」)第8回において読み上げた原稿である。
9月から始まり、二週間に一度規則的に開催されてきた読書会は、第7回(12月12日)をもって『グラマトロジーについて』第一部を読み終わった。その後、読書会ではいきなり第二部の読解に入るのではな
「人文学の必要」について考えたこと
経緯僕は大学院でジャック・デリダという哲学者について研究している。
最近は、自分の研究のためにも、デリダの主著『グラマトロジーについて』について、隔週でオンライン上の読書会を行っている(神戸大学で文学研究をしている盟友・松田樹さんが、協力で入ってくれている)。
読書会という語で、あなたはどのようなイメージを持つだろうか。この読書会について言えば、毎回僕が20〜30ページを読みレジュメを作成したう
「読む」とは哲学的にいかなることなのか?——デリダを読む会のお知らせ
※参加者募集締め切りました!
(割と真面目な)前置き 『眼がスクリーンになるとき』で知られる哲学者・批評家の福尾匠さんは、かつて短い「研究手帖」の中で、現代の思想的潮流を「読むことへの疲れ」とまとめています(「思弁的実在論における読むことのアレルギー」、『現代思想』2019年1月号)。それに対し福尾さんは、デリダやドゥルーズといったポスト構造主義のスタイルを「読むという経験の受動性を哲学に内在