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元不登校・発達凸凹娘と私の成長記録

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子どもが不登校になった時、困ったこと、悩んだこと。 そこから得られた心のあり方。 ちょっぴり不思議でやさしい末娘の世界。 成長したのは、娘ではなく、私でした。
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#不登校児の親

休み明け学校に行かなくなったとしても

休み明け学校に行かなくなったとしても

休み明け、急に子どもに「学校に行きたくない」と言われた時、末娘のことを思い出してくれる人がいます。

ひとりふたりではなく…
声をかけられ、オンラインで相談にのったことも。

たぶん、私と末娘にとって、不登校は不幸の例え話ではなかったからです。

今はびっくりしているし、先が見えないし、不安だけど、もしかしたら明るい未来があるのかも…
と、思っていただけるのかもしれません。

世の中には、呪いのコ

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不登校児の保護者の目線から、臨時休校を振り返る

不登校児の保護者の目線から、臨時休校を振り返る

明日は終業式。
今年度は、今までにない1年でした。
そんな中、誰もが良くやったと思います。

子どもも親も、がんばりました!

この状況下において、工夫をして行事を行ったり、子どもたちを楽しませてくれた先生方にも感謝です。

臨時休校になった時、保護者や子どもからのいろんな困りごとが報道されていました。

勉強方法は?
ドリルが売り切れている。
運動不足が心配。
一日どう過ごして良いのかわからない

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本日の学習時間2分 頑張らない人が好き

本日の学習時間2分 頑張らない人が好き

学年がひとつあがりました。
末娘は、張り切ることなく、マイペースに生きています。

新担任から出された、家庭学習記録。
目標時間は60分。学年×10分。
週明けに提出します。

いいでしょ。正直で。

一応、残りの58分はどうなさるんですか?とお聞きしました。

60分はあくまで目標です。
週末で疲れたので、やりません。

キッパリ。

私なら、2分じゃ出せないなぁ。
言い訳したり、水増しするかも

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週末のおかあさんへ 元幼稚園教諭が今伝えたいこと

週末のおかあさんへ 元幼稚園教諭が今伝えたいこと

私は若い頃、幼稚園で働いていました。
この時期、入園式があり、保護者説明会や家庭訪問もあります。

その際、「お子さん」との接し方や、配慮して欲しいことをお話します。

もし、今私が担任ならば、一番に伝えたいことは「あなた自身」のこと。

じぶんを大切にしてくださいまずは、あなた自身がじぶんのことを労わってあげてください。

みなさん、お子さんのことを一番に考えます。

困ったことはないかな?

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不幸の例え話

不幸の例え話

家庭で起きる不幸の例えとして、「子どもが不登校になったり…」というフレーズを立て続けにみて、びっくりしました。

当事者です。

そうか、不幸なのか!

昨日読んだのは、今書店で山積みになり売れている本。

仕事を頑張り過ぎて家庭が疎かになるとやってくる不幸の一例として「不登校」を挙げていました。

さらっと流して読んだとしても、どこか心の片隅には残るもの。

もし、後に読んだ人が当事者となった時

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「ふつうの子」なんて、どこにもいない

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

大空小学校初代校長の木村泰子さんの本を読み、感動しました!

子どもを「発達障がい」「不登校」「問題児」とレッテルを貼らず、個々を大切にした学校です。

今の学校教育において「ふつうではない子」という位置づけ。

不登校&自閉スペクトラムである末娘の親として、今感じていることを書きます。

診断名をどう捉えているのか私たちはこの診断名について、何とも思っていません。

自閉スペクトラムだから…とい

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不登校から2年が経ちました

不登校から2年が経ちました

外は真っ白。吹雪いています。
娘が不登校になり、ちょうど2年。
急に学校に行かなくなった当初の苦しさは、今も覚えています。

当時、人から言われること全てが責められているように感じ、じぶんも娘も傷つけました。

不登校のラベルをつける理由最近は毎日2時間程度、別室に登校しています。

今、娘が学校に行っているのか、いないのか、私たちにはあまり関心がありません。
私も娘も困っていないからです。

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