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現代版「鬼退治」鬼滅の刃から学ぶ

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「昔々 あるところに…」桃太郎 を思い出させる鬼退治の物語「鬼滅の刃」からあなたはなにを学ぶ 優しさや強さ、肯定感の入り口 子どもの教本となる物語
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2021年1月の記事一覧

鬼滅から学ぶ 第十二話 猪は牙を剥き 善逸は眠る

鬼滅から学ぶ 第十二話 猪は牙を剥き 善逸は眠る

「俺はもう、ほんとにずっと我慢してた。善逸を女の子から引き剥がした時も、声を張った時も、凄い痛いのを我慢してた」
「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」(炭治郎)人には役割がある
炭治郎であれば 長男
生まれてきた順なだけと考えられがちだが
そこには役割、役目がある

子どもとして 次に生まれてくる妹弟たちのモデルとしての役割

そして何より この親なしに自分の存在はない

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鬼滅から学ぶ 第十一話 鼓の屋敷

鬼滅から学ぶ 第十一話 鼓の屋敷

「ほらこれ 食べるか」(炭治郎)ひとつのおにぎりを善逸にあげる。
ひとつしかないことを知る善逸は 半分にして炭治郎に返すシーン

他者が喜ぶことをする
そうすることで 自分が喜ぶことができる

「あー死んでしまった。痛かっただろう。苦しかっただろう」(炭治郎)炭治郎は 鬼であろうと人であろうと
自分の気持ち 立場に立って心をふるわせる
そして振り返る
自分がこうであったらと
この時も もっとはやく

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鬼滅から学ぶ 第十話 ずっと一緒にいる

鬼滅から学ぶ 第十話 ずっと一緒にいる

「考えるな! 技を出し続けろ! 出し続けろ!!」(炭治郎)とにかく 行動すること
続けることへの大切さ

技を出して 出して 出し続ける
そして その行動は 技の向上 成長につながる

行動は成長に直結しているのだ

「かわいそうですが、さようなら」(珠世)珠世が 手毬鬼に最後にかけた言葉
呪いのかかった鬼 いや 人への声をかけたのだろう

手毬鬼は 残念ながら鬼舞辻にとっての役割を果たすことに徹

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鬼滅から学ぶ 第九話 手毬鬼と矢印鬼

鬼滅から学ぶ 第九話 手毬鬼と矢印鬼

「さあ 遊び続けよう 朝になるまで 命尽きるまで」遊び
それは興味や関心のあること
やりたいことを指すとすると

とにかく やる やり続ける
生き続けるまで

一瞬一瞬 やりたいことをやる

やってみたかったこと
やりたいこと
それを残すことを後悔という
死ぬ前に後悔しないように生きる

そのためには
自分で制限をかけないこと
チャレンジすることだ

珠世と愈史郎のことを 禰󠄀豆子は何度も自分の

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鬼滅から学ぶ 第八話 幻惑の血の香り

鬼滅から学ぶ 第八話 幻惑の血の香り

「この人に誰も殺させたくないんだ」(炭治郎)
「あなたは、鬼となった者にも、人という言葉を使って下さるのですね」(珠世)「そうすれば禰󠄀豆子だけでなく たくさんの人が助かりますよね。」(炭治郎)炭治郎は、はじめから鬼となった者を人として見ている
それは禰󠄀豆子の影響だけではない
鬼が鬼になりたくてなったわけではないことを知り
さまざまな悲しみを 匂いから感じることができるやさしさをもっているか

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鬼滅から学ぶ 第七話 鬼舞辻無慘

鬼滅から学ぶ 第七話 鬼舞辻無慘

「鱗滝さんは言ってた。禰豆子は今、鬼だと。必ずしも、自分が守らねばならないほど、弱い訳ではないと」(炭治郎)炭治郎と鬼になってしまった禰󠄀豆子との信頼が戻る場面
以前と変わらず 炭治郎は禰󠄀豆子に信頼をおいている
禰󠄀豆子に助けを求め 町人2人を預けて
炭治郎は地面の中に入っていく

禰󠄀豆子を信じる炭治郎は
自分を信じていなければ
沼の敵を倒すために 土の中には潜れなかっただろう
他者を

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鬼滅から学ぶ 第六話 鬼を連れた剣士

鬼滅から学ぶ 第六話 鬼を連れた剣士

「俺、鬼殺隊でどうかは分からないけど。必ず禰豆子を、人間に戻してみせます」(炭治郎)炭治郎には 明確なゴールがある
禰󠄀豆子を人間に戻すというゴールだ
そのゴールというミライに向け
逆算して行動を起こしている

そのために鬼滅隊に入ること、自分の弱さを克服することなど

常にゴールを見据えて行動に移している

「気休めにしかならんかもしらんが、禰豆子が眠っている間に、わしは暗示を掛けた」
「人間

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鬼滅から学ぶ 第三話 錆兎と真菰

鬼滅から学ぶ 第三話 錆兎と真菰

「鱗滝さんに習ったことを毎日繰り返した。」

「お前は知識として、それを覚えただけだ。お前の体は何も分かって無い。1年半もの間、何をやっていた!」(錆兎)

まさしく守破離
基本を守り 鍛錬すること
これが まず初めにするべきこと

「基礎的なことも日記に書いていてよかった。」

メモすること
日記、日誌に書くこと
明文化する

書くことで 心技体が成り立つ
頭で考え 文字に示し 身体を動かし 行

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鬼滅から学ぶ 第五話 己の鋼

鬼滅から学ぶ 第五話 己の鋼

手鬼の手を握り
「悲しい匂い。神様、どうか……この人が今度生まれて来る時は、鬼になんて、なりませんように」(炭治郎)人 = 鬼
炭治郎には 禰󠄀豆子という存在からはもちろん
この概念がもともとある
鬼になりたくてなっているわけではない
さまざまな悲しみや時の流れで
鬼という存在になり 人を襲うようになっただけ
その悲しみに剣を振るっているのが
鬼殺隊なのだと
炭治郎は思っているのだろうか

どの

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鬼滅から学ぶ 第四話 最終選別

鬼滅から学ぶ 第四話 最終選別

「分からない。努力は、どれだけしても足りないんだよ。知ってるだろ、それはお前も」(錆兎)努力するにしても
どれだけしても足りないのは 心や周囲との比較が大きく関わる
自信がつかないことや
努力している間にも 周囲も同じように努力していること
社会も変化していること

だからこそ キリがない

誰でも 冷静に考えればわかること

でも やらなければ置いてかれるのも事実

そのためには
目標が重要 特

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鬼滅から学ぶ 第二話 育手 鱗滝左近次

鬼滅から学ぶ 第二話 育手 鱗滝左近次

鱗滝左近次
「人に聞くな 自分の頭で考えられないのか」
鬼を前にしても やさしさの匂いが消えない

「判断が遅い お前の覚悟が甘いからだ」自分の頭で考えること
これによって覚悟が生まれる
覚悟とは
覚 さとる
悟 さとる
どちらも「さとる」
迷いから覚め さとりに至ること 真理をさとること である

判断が遅いのは 覚悟が甘い ないから
逆を言えば 覚悟があれば 判断が早く すぐに行動できる

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鬼滅から学ぶ 第一話 残酷

鬼滅から学ぶ 第一話 残酷

富岡義勇
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」鬼殺隊の水柱・富岡義勇に禰豆子を殺されそうになったときに、炭治郎が土下座をして命乞いをする
義勇が炭治郎に激怒して放ったセリフ
弱者がいくら願っても 強者に生かすか殺すかの権利を与えた時点で 叶わぬものだという現実を炭治郎は思い知らされる

本当の強者は 自ら決断し 行動する
だからこそ 勝ち取ることができる
他人に 自分の人生を委ねるな

その後も「

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