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sasakitory ライフスタイル

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sasaki + (labora)tory = sasakitory「ささき研究室」マガジンでは、研究にも趣味にも分類しづらいライフスタイル全体に関わる内容を発信します。
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#忘れられない先生

#123 正反対のアドバイス

#123 正反対のアドバイス

学ぶ対象に関わらず、いい先生との出会いは何よりの幸せではないかと思います。今日は以前から「note ネタ帳」に仕込んでいた、「正反対のアドバイス」について書きたいと思います。

サックス・フイテマス

今日は英語学習を離れて、楽器演奏の話です。僕は主にサックスを演奏しますが、これまでに3人の先生に習ってきました。それぞれの先生から貴重なアドバイスを得ましたが、今日は一番最近の先生、藤本匡光(まさひ

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#115 「教師とは、何かを教える人のこと」:僕が教わった英語の先生(その4)

#115 「教師とは、何かを教える人のこと」:僕が教わった英語の先生(その4)

大学院修士課程に在籍中、筑波大学との交換留学生として、一年間オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のウロンゴン大学(University of Wollongong)へ留学しました。それまでは英語が得意だとは言っても日本国内で使っていただけだったわけで、留学を経てはじめて実体験を経た英語力になったように思います。
 日本国内では「ウーロンゴン」の記述の方が多いですが、ここでは実際の発音にならって

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#114 「猫のいないニヤニヤ」:僕が教わった英語の先生(その3)

#114 「猫のいないニヤニヤ」:僕が教わった英語の先生(その3)

前回のシリーズ第2弾までで、高校卒業まで進みました。今回と次回で、大学以降に出会った先生方をご紹介したいと思います。三人目の先生は、大学院修士でご指導いただいた、英語学者で筑波大学名誉教授の安井 泉先生です。

三人目:大学院修士3年間 安井 泉先生(筑波大学)

アウトサイダーだった自分

英語の先生になる人が、大学で何を勉強するかというと、時代によってその内訳に多少移り変わりがあるにせよ、ほと

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#112 愛すべき三名言(迷言?):僕が教わった英語の先生(その2)

#112 愛すべき三名言(迷言?):僕が教わった英語の先生(その2)

一昨日に続いて、「この先生のおかげで世界が広がった」と思える先生のうち、二人目をご紹介します。読者の年齢層によっては、少し時代錯誤を感じる点があるかもしれませんが、まあお許しください。

二人目:高校3年間 岩尾政利先生(甲陽学院)

僕が学んでいた当時の甲陽学院では、通常は中1から高3まで、国語・英語・数学の3教科は同じ先生が6年間担当することになっていました。しかし前回紹介した井上良二先生は我

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#111 英語学習の三箇条:僕が教わった英語の先生(その1)

#111 英語学習の三箇条:僕が教わった英語の先生(その1)

「英語学習について、書いてくださいよ」と何人かのフォロワーの方々に言っていただきました。とても嬉しいです。それでは手始めに、「僕に英語を教えてくださった先生たち」と題して、中学〜大学院までで出会った先生方の中で、「この先生がいなければ、今僕はここにいない」と思える先生を4人ご紹介します。
 先生方のうち一人はすでに故人ですが、4人とも有名な先生方でウェブ検索をすれば普通に名前も出てくるので、全員実

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#74 「静寂」を聞きに、もう一度雲上の楽園へ

#74 「静寂」を聞きに、もう一度雲上の楽園へ

メモアプリで「note ネタ帳」をつけている。アイディアは軽く100を超えているので、記事のネタには困らない。その中の1つのネタにとても関連が深い内容を、友人が記事にした。とても気持ちがいい記事で、その余韻が消えないうちに、僕も記事にしようと思う。まずはその記事を紹介してから始めたい。

夏季林間学校

大学と最初の大学院を修了した後、2000年4月に都内私立中高一貫校の英語科教師となった。その学

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#7 甲陽学院の思い出〜水泳、テニス、リコーダー〜

#7 甲陽学院の思い出〜水泳、テニス、リコーダー〜

みなさんは母校についてどんな思い出がありますか?今日は私の母校、兵庫県の甲陽学院について書きたいと思います。現在の校長である今西昭先生は、僕が高1の時の担任の先生だったので、今ここで思い出を綴ることに特別な喜びを感じます。

甲陽学院は私立の中高一貫校ですが、よくある中高一貫校とは一味違います。中学は海の近く、高校は山の上と別々の校地にあり、さらに中学は制服、高校は私服とルールもかなり異なります。

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