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性愛の減衰 読書会に参加してきました
社会から性愛が減衰していると感じます。
コロナ騒動以降、特にそう感じます。
それとは逆にハラスメントが増加。相手を傷付けることに無頓着だったり、過剰に傷付きやすい人が増えた気がします。
距離感が掴めないという感じです。
相手の気持ちに踏み込めない人や、踏み込み過ぎて関係性が壊れてしまう人など、ちょうど良いバランスになれないのでしょう。
結果いつまでも試行錯誤出来ないため、自身の成長
【漫画原作】『煩悩フリマアプリ ボンノン』第3話 狙われる少年
死刑執行人を退けて次の日。
「プレミアムモード出品を一旦取り下げましょう」
「え?でもまたあいつが出てきたら」
「私達はあいつのことを何も知りません。対策を練るためにも出現条件を把握しておく必要があります」
死刑執行人が出現する条件と間隔を知る。
そして倒せたら倒してしまう。
平太は決戦に備えて「槍術」と「パルクールの技術」を購入した。戦闘と逃走のためだ。身長も筋肉量も足りないた
【漫画原作】『煩悩フリマアプリ ボンノン』第2話 死刑執行人に狙われる少年
死神のような人物。それは「ボンノン」運営による死刑執行人。
天音いさりびが死刑執行人の前に立ちふさがる。
「ぴらりんは処罰対象となった」
死刑執行人はそう言いながら二人に近づく。
「逃げるぞ」
いさりびは平太の手を取り脱兎のごとく逃げ出した。決断力の高さもさることながら、いさりびは危険察知能力に長けていた。
「『臆病者の危険察知能力』を購入しておいて助かったー」
いさりびの車で
【漫画原作】『煩悩フリマアプリ ボンノン』第1話 なんでも買える少年
息も絶え絶えの平太が地面に横たわっている。冷たい雨。
「寿命なんか売らなければこんなことには」
そう悔やむ平太を黒い死神のような姿の人物が見下ろしている。
「こんなとこで死ぬなんて… お姉ちゃん、守れなくてごめん」
その近くには地面に座った状態のままぴくりともしない女性。名前は天音いさりび。
薄れゆく意識の中、姉との思い出を回想する平太。
そして、動かなくなった平太に黒い死神のような人物
【日記】魂入れ替わりものって/キーボード買った/最近見たマンガとかアニメとか
映画の『君の名は。』とかの「魂入れ替わりもの」ってあるじゃないですか。
彼らは入れ替わった後も普通に生活してますけど、実際は噛み合わせとか手足の長さ位置感覚とかめちゃくちゃ違和感でしょうね。
視力も変わるし。
iPadで文字入力するためにBluetoothのキーボードを新調しました。
以前は喫茶店で読書したりタイピングしたりするために、持ち運びしやすい折りたたみタイプのキーボードを使っ
なぜインティマシーコーディネーターを頼りたくなかったのか考える 『先生の白い嘘』
本稿では話題の映画『先生の白い嘘』を鑑賞し、三木監督がインティマシーコーディネーターに頼らず主演の奈緒さんと話し合いながら作り上げていった理由を考えてみます。
本作は「消せない性差」「性的不同意の難しさ」を軸に、奈緒さん演じる原美鈴先生が壊された人生を生き直すストーリーです。
2人の人物の性描写があるため、とても慎重に作られていることがうかがえます。
また主演の奈緒さんからインティマシ
ディスコミュニケーションで社会は不幸になる
石丸伸二氏に代表される対話スタイルが話題です。
いわゆる論破に特化した話法で、実際は話の内容に向き合わない(相手と対話しない)ことで優位さを演出する振る舞いです。
議論することよりも質問者をあたふたさせることで自身が優位であると見ている人に錯覚させる技術、と言い換えることも出来るでしょう。
つまりはディスコミュニケーションです。
本稿はタイトルに掲げました通り「ディスコミュニケーション
【日記】実兄のnote/小説再掲/オモコロ原宿さん
実兄がnoteで僕の記事を紹介してくれました。
兄はnoteで詩を投稿してます。
良かったらお読みください。
小説『うつせみの代わりに』を再掲。
note創作大賞の応募方法に不備があったため。
気になってたところも加筆修正。
池袋ジュンク堂でオモコロの原宿さんの哲学カフェ的なイベントがあると知り応募。
落選した模様。
人気過ぎ。
【小説】うつせみの代わりに 最終話 うつせみの代わりに
「ぎゃー!」
ひかるの叫び声が耳をつんざく。
ひかるにとっては僕が消えた瞬間にまた出現したのだから当たり前か。
ひかるに色々説明するのに朝まで掛かった。あごひげのことは残念だったが、ひかるに「AIだからもう会う気が無いらしいよ」とも言えず。僕は選ばれし存在ゆえに奇跡的に戻ることが出来たのだ、ということにしておいた。
実際僕はログアウト世界を体感したことでこの世界の見え方や感じ方、捉え方が
【小説】うつせみの代わりに 第10話 ログアウト
ログアウトというのはこの世界との接続を切る、ということだろう。
ウインドはひかるには見えていないようだ。
ひかるを部屋に上げると散らかってるのが気になった。片付けたかったがもうひかるに見られたわけだしまあいいかと居直った。
ひかるはキョロキョロ部屋を見回しながら泣いている。
ひかるにログアウトの表示について伝えた。ログアウトを許可すればいつでも消失することができるようだと。
辞世の句を
【小説】うつせみの代わりに 第9話 文月と霜月
「霜月朝陽さんですか?」
50歳くらいの男が話掛けてきた。家の前で待ち伏せされ、名前までバレている。逃れられないだろう。店長側の人間か。
僕が警戒しているのを悟ってか、その男は名乗る。
「失礼しました。私は文月源太郎と言います。君と同じ境遇の者です」
先ほどサンセットムーンライズでチャーミーが言っていた名前だ。
「今君はとても危険な状態なのではないですか?弾丸が込められ、トリガーが弾かれよう