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2022年3月の記事一覧

福祉工房での体験記

福祉工房での体験記

実は5年前から、都内の下目黒福祉工房さんという施設にお邪魔しています。

知的障害の方の施設ですが、その中で「革班」があります。

革を素材に物作りをするチームです。

10名弱の小さなチームですが、ご縁があってこの工房と出会ってから、私は、彼らの無邪気で可愛い笑顔と、作ることが大好き!っていうエネルギーに本当に魅了されて、自分の時間が空いたら元気をもらいにお邪魔するってことを繰り返していました。

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体育をアップデートする

体育の授業を問題視する声を多くいただきました。私の役割は「現状からはとても実現できないけれど、考え始めるきっかけになるそもそも論か、ラディカルな意見を出す」だと思っていますので、今回も体育について意見を言いたいと思います。私は体育の目的は「自分を扱う知識と技術の習得」にすべきだと考えます。

私は社会に出て皆が悩むにも関わらず学校の授業では存在していないことに、「自分の扱い方」があると感じました。

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面白い文章や良い発信を続けるためには:AIによる自動文章作成を試してみた

面白い文章や良い発信を続けるためには:AIによる自動文章作成を試してみた

「面白い文章を書くこと、興味を持ってもらえるような発信を意識する為にはどんなことを考えれば良いでしょうか」

こんな文章を冒頭に入れてみました。他のnoteも参照してみてください。

面白いネタは欲しいし、そのネタや頭に浮かんだアイデア、内容を言語化し、形作っていくのはなかなか骨が折れることです。それでも挑みたいし、なんとか発信し続けたい。さらにもっと読まれたいし、広がって欲しい、

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イタリア人は「信用できる明るさ」と「信用できない明るさ」を判断する。

イタリア人は「信用できる明るさ」と「信用できない明るさ」を判断する。

読書会ノート

ファビオ・ランベッリ『イタリア的 「南」の魅力』の第4章 イタリア政治の不思議な世界 - カーニバルとユートピアのあいだ

イタリアにおける政治は、国家運営の専門的分野だけでなく、民俗史や文化史に深く根付いている。よって政治を通じてイタリア人の社会像が浮き彫りになる。

そこから見える強力な2つの概念/メタファーは、カーニバルとユートピアである。前者は「明るい」既存の社会秩序を強化

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リアルとオンラインで学ぶ4ヶ月。生徒の探究サイクルを回すナビゲーション実践プログラム

リアルとオンラインで学ぶ4ヶ月。生徒の探究サイクルを回すナビゲーション実践プログラム

こんにちは。「探究クリエイタープログラム」マネージャーの建石尚子です。

昨年10月からスタートした4ヶ月間の本プログラム。全国から17名の教育関係者が参加されています。探究コネクト代表でありラーンネット・グローバルスクール代表でもある炭谷俊樹が講師を務め、25年間実践し続けてきた探究型の学びについて参加者の方にお伝えしていく内容となっています。

一方的な講義形式ではなく、参加者同士がディスカッ

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無意識下に働きかける言葉かけ「ナッジ」

「みんな塾に行っているけど、ぼく、塾に行ってない。成績が悪いのは仕方ないよ」と言っていた知人の子ども。私は傍らにいたYouMeさんに「塾行ってないのに勉強できるって、一番かっこいいよね~」と何気なく言うと、その子の目が「えっ」と言った感じで、キラーンと輝いた。私は内心ほくそ笑んだ。
塾行っている子が成績良いのは塾のおかげ、塾に行かずに勉強できたとしたら、それは自分の実力?塾に行かないのは不利だと思

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マジックワードの多い教育界

その言葉を聞いた途端、思考が停止してしまう言葉をマジックワードと言うらしい(日本だけに通じる使い方らしい)。教育界ではこのマジックワードがとても多い。例えば「子どもは愛情をもって育てる」「子どもは時に厳しく接しなければ」「わかりやすく教える」これらは問答無用に良しとされている。

でも、私には何を言っているのか分からない。具体性がない。どんな場面でどう接することを指すのかも分からない。そしてそれら

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日常で感じる変化

株式会社ピュア・エッジ

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「最近のちょっとした変化について教えて下さい」というのも、チェックインのネタにはよく取り上げられますね。
花瓶のユリの花を見て、「変化」についてふと思ったことをお話しました。

「今日のチェックイン」
普段はあまり会うことも話すこともないけれど、日常的に繋がりを感じていたい方々に向けて、何気ないおしゃべりを投げかけます。

体験の多様さと、意思決定の場

体験の多様さと、意思決定の場

もしまだそれほど社会人経験がない人が何をすればいいかと相談に来た場合、とにかくなんでもいいからいろいろ体験した方がいいとアドバイスします。体験というのは価値になります。つまり役に立ちます。多様性が重要なのは、多様な体験を持った人が集まり議論することで結論がより良くなると想定されているからです。

女性としての体験、外国人としての体験、障がい者としての体験。いくら想像しても体験していない人は理解する

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