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『蓮の蕾』をモチーフに。

■ベトナム最高層ビル。
・最近のニュース、「ハノイ市ホン川(紅河)北部地域のスマートシティ内に『108階建て金融タワー(投資総額1560億円)』、ベトナム最高層ビル完成は2032年を予定」。
・先日、「同タワーのデザインコンペが行われ、米企業(米国最大級の建築設計会社スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル)が最優秀賞を獲得した」。
・同企業の設計は「現代建築と伝統建築を組み合わせており、また周囲の風景を360度見渡すことができる」。

■ノース ハノイ スマートシティ。
・108階建て内には「ファイナンシャルセンターや商業施設などを併設した複合施設を設け、完成すればホーチミン市『ランドマーク81』を上回り、ベトナムで最も高いビルとなる」。
・スマートシティプロジェクト(2032年完成予定)は「『住友商事』と『地場コングロマリット/BRGグループ』の合弁会社『ノースハノイスマートシティ』が投資主を務め敷地面積は272ヘクタール(東京ドーム約59個分)、投資総額6600億円に及ぶ。
・この『スマートシティ』は「ハノイ市の社会課題を日越企業のコラボレーションで解決」する事を目的にしており、「ハノイ市の住民が抱える社会課題の内、『空気や水質などの環境衛生』、『日常的な健康づくり』、『高度な安心・安全』、『水準の高い教育』、『住み心地の良い良質なコミュニティ』等を日本企業の持つ技術・ノウハウの結集、ベトナム企業とのコラボで解決する街づくり」を行う。

■Bitexco。
・余談、以前はホーチミン市『Bitexco(ビテクスコフィナンシャルタワー)』がベトナムで最も高い建物であった。今現在は上述の通り『ランドマーク81』がトップを走るが、『金融タワー』は約9年後にベトナム最高峰のビルとなり、完成が今からとても楽しみである。
・ちなみに『Bitexco』は韓国の建設会社が建てビル全体のデザインは、ベトナム国花である蓮の蕾をモチーフにする。
・東南アジアの焼けつく太陽を突き抜けて青空へと伸びるホーチミン市の代表的建築物、私は仕事でも繋がりがあり、通っていた建物だったので個人的にはベトナム最高峰として鎮座し続けて欲しかった、と『Bitexco』を眺める度にそんな事を考える。

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