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#推薦図書
「生活」への温かなまなざし〜クリームイエローの海と春キャベツのある家
あるとき、「暮らし」と「生活」の似て非なる響きについて考えたことがある。
暮らしは、憧れや理想のライフスタイルのニュアンスを多分に含んでいる。
雑誌や書籍、YouTubeで描かれているような、すっきりと整い余裕が感じられるさま。
一方、生活はもっと地に足のついた、それどころか時折田んぼに片足を突っ込んだような、何とももどかしく精一杯に気を張りつめている感じがする。
どちからというと、私は現実
「クリームイエローの海と春キャベツのある家」読んでみた
⚠ネタバレあり⚠
もう……
読んだ?
え……
まだ?
それは……
僥倖!
はわわ……
すっげーっ!
装丁からもう素敵!!
あと帯のコメント……
知ってる人ばっかでテンション上がる!!!
ほら、つくねは書店員さんですので!
店長に言った訳だ。
「あのあの……私の知人が……作家デビューしたのですよ!で、自分の客注は己でやりますけども……お店に置く分を……入荷してもらったり出来ませんか?」
【読書日記3】 クリームイエローの海と春キャベツのある家
4月5日発売のこの本が発売日を過ぎても我が町で手に入らないと愚痴ったのが、ちょうど先週の日曜日のことだった。
それから4日後(発売日から6日後)、ようやく私の手元に届いた。
ちょうど今の季節に合う、柔らかな色合いの装丁に、「創作大賞2023」の文字。
裏表紙の帯には、9人のnoterさん達の感想コメントが並んでいる。
同じnote界のすみっこに生息する身として、本当に誇らしい。
土曜日の昨日
【読書日記】『クリームイエローの海と春キャベツのある家』
創作大賞2023朝日新聞出版賞受賞作。
せやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』が先日4月5日に発売されました。
noteに掲載されている作品はもちろん受賞発表時に読んでいるのですが、改稿された書籍版を読了したので、その感想を。
物語は家事代行サービスの仕事をはじめて3ヶ月の永井津麦が織野家に向かうところからはじまります。
この織野家はどうもそれまで津麦が訪問したご家庭と