記事一覧
【学生の活躍】立正大学サッカー部のデータ分析
立正大学データサイエンス学部 1年生 小林千洋
■データ分析の取り組み データサイエンス学部1年生の小林千洋です。私は立正大学サッカー部で学生スタッフを務めています。サッカー部は1975年に強化クラブに指定され、関東大学サッカーリーグ戦の2部に所属しています。関東大学サッカー連盟には107校が所属し、1部に12校、2部に12校、3部に12校、都県リーグが71校となっています。
私がサッカー部で
【授業紹介】 歴史に学び未来を拓く経済統計
立正大学データサイエンス学部 准教授 辻村 雅子
■産業連関表の誕生 1920年代のアメリカ合衆国を、Roaring Twenties(咆哮のもしくは狂騒の1920年代)と呼びます。アメリカ大陸を東西南北に結ぶ鉄道網が完成し、どの家庭でも電気が使えるようになったことで、人々の生活は大きく変わりました。T型フォードという乗用車が大量生産されたことで、一家に一台と言われるまでに普及したことは、よく知
【ゼミの紹介】まぎらわしい広告と法律
立正大学データサイエンス学部 准教授 南部あゆみ
■欺瞞的デザインパターン(ダークパターン) インターネットで買い物をしたら、その後DMが頻繁に送られてくる。なぜだろう。調べてみたら、購入手続の最後に「DMを受け取る/受け取らない」のチェック欄があり、勝手に「DMを受け取る」にチェックが入っていた。こんな経験をしたことがありませんか。しっかり確認していれば、DMのチェック欄に気づきますし、その際
【コラム】背面跳びの物理学
立正大学データサイエンス学部 講師 成塚拓真
■はじめに 皆さんは走り高跳びという競技をどの程度ご存知でしょうか?オリンピックや世界陸上を見ると分かるように,今のところ最も効率的な跳び方(と信じられているの)は背面跳びです.実は,この背面跳びには,物理学(特に力学)のエッセンスが詰まっています.物理学というと,数式がたくさん出てきてなんだか難しい学問のように思えるかもしれません.ですが,普段色々
【授業紹介】 正確なデータを作るためのデータサイエンスを学ぼう
立正大学データサイエンス学部 教授 高部 勲
■正確なデータを作るための技術 AI・データサイエンスの各分野では様々なデータを用いて、将来予測やデータの背後に潜む構造の把握を行うためのアルゴリズムが開発されています。しかし、それらのアルゴリズムに入力するデータが誤っていれば、そこから導かれる結論も誤ったものになってしまうおそれがあります。例えば、インターネット通販のデータを分析する際に、若い人に
【プロジェクト紹介】 熊谷うちわ祭りでの実証実験に参加して
立正大学データサイエンス学部3年 小花 透之晴(観光・不動産データ解析研究室)
僕たち,観光・不動産データ解析研究室のメンバーは,7月21日と22日に開催された熊谷うちわ祭りで,ものつくり大学の学生と一緒に,一般社団法人熊谷まちなか再生エリアプラットフォームの実証実験に参加し,活動を行いました。今回のnoteでは,この活動の体験談をお話ししたいと思います。
熊谷うちわ祭りは江戸時代から行われ
【プロジェクト紹介】 SNSによって社会分断?
立正大学データサイエンス学部 教授 家富 洋
■森羅万象はつながりから 私は,企業間取引,銀行-企業間融資,株所有,貿易,ソーシャルネットワークサービス(SNS)などから生じる大規模経済・社会ネットワークの構造やダイナミクスをネットワーク科学の立場から研究しています。経済・社会の本質は個々の要素のつながりと言っても過言ではないでしょう。例えば,SNSは,人々のコミュニケーション能力を大きく向上さ
【ゼミの紹介】 データサイエンス学部のスポーツコーチング研究室
立正大学データサイエンス学部 講師 宮﨑善幸
■データサイエンス学部でスポーツコーチングを学ぶ意味 立正大学データサイエンス学部においてスポーツコーチングゼミナールを担当している宮﨑善幸です。スポーツコーチングゼミナールでは4つのことを深く学びます。それは①哲学とビジョン、②自分自身のことをより理解する力である自己認識力、③人間関係構築能力、④専門的知識です。データサイエンス学部でなぜ、スポーツ
【授業紹介】地域経済へのアプローチ
立正大学データサイエンス学部 教授 西崎文平
■小さな島の歴史に学ぶ この科目は、受講者が地域経済学の要点を理解したうえで、都道府県や市町村などのデータを使った分析ができるようになることをめざしています。授業では、地域経済の動きを説明するための理論モデル、我が国で実施されてきた地域政策などを紹介しつつ、それらを検証するためのデータの読み方、扱い方を解説しています。
とりわけ理論モデルは教科書を