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Nちゃんのコラム

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コラムとかカッコつけてます。
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記事一覧

私を焼き付けて

私を焼き付けて

あなたから離れてから色々な男の人を試してみた。

あなたは5回目のデートで付き合う?と私に聞いた。
付き合おう、じゃなくて疑問形で私に委ねたのがあなたらしいと思う。

あなたと過ごした3年間に
きっとあなた以上に私は執着している。

ずっと非表示にしていたSNSをあなたに見えるようにわざと変えてみたの。

あなたは自分の周りの人と私が関わるのを嫌った。
それを知っていながら、復讐の意味を込めて

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私以外の誰かと結婚して欲しい

私以外の誰かと結婚して欲しい

何か新しい自分の一部を作りたくて本を買った。
影響を受けやすいのだ。

自己啓発本と昔から好きな女性小説家の文庫本。
中身をじっくり読んで買ったわけじゃない。直感で選んだ。

自己啓発本の1ページ目には、
自分が変わりたいと思った時はそれは今がタイミングだと言う事。そう信じ込む事。

シンプルな文章でストンと心に落ちた。
あぁ私は今変わりたいんだ。と。

私以外の女を抱き続ける、狂うほど愛している

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愛を比べる。

愛を比べる。

たまに愛を比べる。

3年前に別れた人。
今付き合ってる人。
1度だけ寝た人。
付き合えなかったあの人。

その時、その時の愛がそれぞれあって
どれも同じではなくて、
でも比べちゃって、
あの人との全てが好きだった訳じゃない。

あの映画を一緒に見たその瞬間は誰よりも好きだった。付き合えなかった人。

嬉しそうに私の写真を撮る姿が好きだなって思えた。3年前に別れた人。

手に入る前は心が焦げるほど

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腐敗

愛してる。
好き。
側にいて。
私だけを見て。
貴方だけを見てる。

腐る程溢れてる台詞。
きっと本当に腐ってる。

美しくあるのは、心に居る時だけ。

口から生まれてしまった途端に何か悍ましい、
毒々しい、それであって軽すぎて空に消えてしまう。

何に愛を感じ、何に愛を感じられなくなったの?

いっそずっと美しいまま留めておこうか。
#愛 #腐ってる #美 #好き #コラム #小説

色っぽい声

色っぽい声

深夜2時過ぎ、

繁華街の少し外れに住んでいる私。

蒸し暑い今日は窓を開けて、Jazzを流しながら赤ワインを開けてみたり。
車の音が聞こえる。

外は眠らない。
ホステスの今日はありがとね。また。と色っぽい声が外から聞こえる。

見送られたタクシーの中の客の人生を想像してしまった。

家族はいるのか、はたまた独身か。
家まで送るという事は浅い客ではないなとか。

毎日違う音が聞こえる。
#短編

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とある本

とある本

1日1読書を目標にしている。
叶わない日々が多いが。

どんなに億劫でも一文だけでも目を通そうと。
本に触れる習慣をつくる。

今読んだ本の見出しに
''自分の選択に責任を持つ''
とあった。当たり前の事だが刺さる。

1日の中で数多くの選択を、無意識にしている。
それが問題の原因だと。

たしかに…無意識に選択してしまうとその結末は自責には出来ない。他責だ。

後悔

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衝動

衝動

守らなきゃいけない ''なにか" から解放されてしまった。

一体何を何から守っていたのかも分からない。

ぷつんと音がするように弾けた。

急に1人で東京旅行を決めた。
きっかけの言い訳は作るけど、本当にそれが目的かと聞かれると、そうとは思えない。

きっと1人でどこか遠くに行ってみたかった。
でもまだ、誰も知らない何処かへ行く勇気はなかった。

次は誰も知らない何処かへ行ってみよう。

そんな

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年の数

年の数

子供の時は誕生日を迎えて年齢が1桁から2桁になって喜んだ。

年が11歳、22歳、33歳とゾロ目になるのが10年に1回しか来ない事を発見して貴重な11歳だと騒いだ。

全国的アニメの主人公達の年を超えてしまった事にある日気付き急に大人になるのが嫌になったりした。

10歳の時は20歳の自分なんて全く想像出来なかった。今は30歳の未来も全く想像出来ない。

3年5年10年と年を重ねていく度にまた思い

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約束を破る

約束を破る

私は約束が苦手。

自分との決め事をまず守れない。
今日は買い物してから掃除をしよう。と約束をしたとしても、もう24時を回って1日が終わった。

友人から3週間後の誘い。
直前に人に会いたくないモードに入ってしまうかもしれない。そんな事が頭をよぎる。
実際それで何度も人との約束を先延ばしにしたり、断ってしまう場面があった。

仕事には行く。欠勤はしない。当たり前だけど。

社会にはいちよう溶け込

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レモネード

レモネード

レモネードって子供の時に外国の飲み物っていうイメージだった。

ジブリアニメの中でおしゃれなお婆ちゃんが自家製で漬け込んだレモンとかで作っていて、主人公に飲ませる。のような情景が浮かぶ。
本当に存在する映画の中ではそんなシーン無かったはずだけど、私にとってはレモネードってそういうイメージ。

コンビニで買える清涼飲料水とかのレモネードではなくて、ホームメイドのレモネードがいい。
別に母親が作ってく

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今と昔のノート。

中学生の時に付けていた日記を久し振りに読み返してみた。
21歳の私の中学生時代はスマホはまだ日常的ではなかったから、思春期のどうしたらいいか分からない熱い想いは、snsではなくノートにぶつけられていた。

今の私よりも、よっぽど文章力があるんじゃないかっていう表現をしてたりする。

スマホを使っている生活だとなかなかペンを持ち自分の考えを綴るって事はほぼないに等しい。
指で早打ちしてる時よりも、手

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