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【ハンドメイド連載】Atelier Amulet of Butterfly Will (18) ~チェコビーズとアンティークゴールドクロスのイヤリング~

みなさん、こんにちは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


早速、来年度の予告なのですが「Butterfly Seasons 2024」の連載は確定しました。

羽化不全ですが、生まれてきてくれているので、最後まで命を全うできるように、見守っていたいと思います。


4月の新作紹介祭りが続きます

「【ハンドメイド連載】Atelier Amulet of Butterfly Will」シリーズ

の日です。


「そのシリーズって、何するの?」と、ご興味を持っていただけた方は、下の記事をご覧いただけますと幸いです。


それでは、参ります。



💜


無垢なる罪は遠く彼方。

我が身を包む深き闇は、色彩を奪う侵略者の如し。

差し出された手を取りた時、我を纏う闇は、光を見守る守護へと変貌する。

いにしえからの罪よ、自然へと帰還されよ。

生命いのちの星々を生かし支える時こそ、それは視えぬ光となる。








💜


これも前回の作品に引き続き、初期に制作した

「チェコビーズとアンティークゴールドクロスのイヤリング」

です。

正式な商品名称は、ネットショップでお確かめください。


前回ご紹介させていただいたイヤリングと、このイヤリングは、いわゆる私の中の「ハンドメイド作品の始祖」のような存在です。

私の個人的なアクセサリー事情なのですが、金属の色や加工をひっくるめて「アンティークゴールド」「アンティークシルバー」が大好きです。

もう少し身近な表現で言えば「金古美」「銀古美」とも呼ばれています。

さらにその次になると「メタリックブラック」という黒っぽい金属でテカテカに光って見える加工がされた金属が好きで、普遍的に使えるゴールドやシルバーを使うようになったのは、実はハンドメイドをはじめてからのお話です。

今、特に「アンティーク」の素材を手に入れるのが大変難しく、基礎金具を手に入れるだけでやっとの状態。

時代の流行に乗っていかないと生きていけない部分がある一方で、少しクセがあるからこそ「愛しい」と思える素材が消えてしまうのは、なんとも寂しいことです。



ここで、ビーズで使用した色、使用したチャームをご紹介します。

チェコビーズ:
カプリブルーバレンチニット、シャンパンラスター
チャーム:
アンティークゴールド

いやもう「???」となる部分が満載ですね!

「カプリブルー?バレンチニット?それとも、カプリブルーバレンチニット?」

みたいな疑問を、持たれておられる方もいらっしゃることでしょう。

以前の私を彷彿とさせる光景です。

本日は敢えて、加工方法に焦点を向けましょう。


「バレンチニット」という加工方法ですが、主に、チェコビーズの中のファイヤーポリッシュ種において、表面にゴールドブロンズ色の加工が施されたものです。

なので、このビーズの色味は見た目は青ですが、よく見ると、所々でゴールドに見える部分があります。

なので、前知識が無くとも感覚で「あっ……ちょっとくすんだ金色っぽくも見える?」と思ったので、アンティークゴールドに合わせてみることにしました。

結果はこの通り、似合い過ぎる。

きっと、ただのゴールドではなく、ゴールドブロンズという色味が、より古美を引き立たせる素材としての役割も果たしているのでしょう。

この加工方法を思いついた人に、個人的に感謝状を送りたい。

青にアンティークゴールドは、なかなか見ない色の組み合わせですが、シックな中にも凜とした格好良さや美しさもあるので、一つで様々な表情を魅せてくれますし、また素材を引き立たせるという職人のような側面も持っているのです。




また、このハンドメイド作品をはじめ、すべての作品は、自創作に存在していそうなものをイメージして制作しています。

イメージ元になっている自創作はこちら↓


このイヤリングは、ユウリが持つ闇の側面をイサベルと共にいることによって、暗く冷たいものから魅せるものへと変化したイメージを、形にしてみました。

ユウリは、イサベルの騎士になる以前は、ただ家の権威と繁栄のための駒であり、政治的な駆け引きはもちろん、諜報活動や暗殺任務も淡々とこなす、ある意味、闇の世界にどっぷりと浸かって生きてきました。

イサベルはその背景を知った上で、ユウリを自分の騎士に任命すると同時に、自分にとってのかけがえのない友人としても接していて、彼女の持つ闇の部分は、時に物理的な危険から守り、自分の命を救ってくれる頼れる側面だと伝えます。

だからこそユウリは、自身の「罪」とする部分を、イサベルを守り抜くために、活かしていくのです。


イサベルとユウリの住む世界と現実世界では事情が異なりますが、私たちのなかでも、そういった状況がないことではないです。

ユウリの場合は極端な例に近いですが、私達であれば例えば

「自分はこの部分がなおせなくて、克服できない!そんなの絶対イヤ!」と思っていたことが、ある人の前では、大絶賛されるどころか、むしろそのままでいて欲しい、いっそ極めて欲しいと言われるような状況。

「自分のここがイヤだ!」と思う部分がないに越したことはないですが、人間社会で生きている以上、多くの人が、自分のできないことや、あるいはやってしまった悪かったことに、負い目を感じて生きていると思います。

しかしそれを、自分だけのためや、私利私欲ではなく、周囲の人や環境を助けるために使おうと行動されているとしたら、どうでしょうか。

議論が絶えない部分なのは承知の上ですが「そんな行動になったのは、どういった心境の変化なのだろうか?」と、深く知っていくことが大事ではないかと思います。
(ただ改心したからと言って、すぐにでも許されるような単純な問題ではないではないことは、しっかり申し添えておきます)


自分の闇は闇でしかないと思っていても、ほんのきっかけで、視ることはできない光になり得るのかもしれません。

ユウリの見えていた闇が、黒に塗りつぶされたものだけではなく、そこにくすみながらも輝きを放とうとするなら、必要な誰かがいるのかもしれません。


誰かの生命を、尊厳を守ろうとする闇があるのなら、それはなんと呼ばれるのでしょうか?

面白い問いができましたので、こういったことも追究すべく、ハンドメイド作品を深めて参りたいと思います。



💜

みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんの本日が、素敵なものでありますように。



【最新情報】

本日(2024年3月24日)は、minne店において「あいことばクーポン」が発行されています。

●3月24日(日)0:00~23:59 あいことば:「minne0324

よろしければ、Amuletたちに会いに行ってやっていただけると幸甚です。

【minne店】



もうひとつのネットショップ、【STORES本店】もございますが、こちらから進んでのご案内はさせていただいていません。

本店へのアクセス方法は、下記の要項をご覧くださいませ。


全文は下の記事にてご確認ください。



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SNSでの活動場所を、lit.linkにまとめました。

マップ代わりにどうぞ。




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2023年4月から、メンバーシップを開設しました!

メンバーシップは、複数のプランを開設しておりますので、詳細をご確認の上、参加をご検討いただければ幸いです。


メンバーシップのプラン詳細は、以下の記事をご覧ください↓

メンバーシップのホームページはこちら↓

ご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

不明な点がございましたら、コメント欄や「クリエイターへの問い合わせ」機能で、お申し付けください。



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ワンコインミニセッション(500円)を開設いたしました。


詳しい申し込み方法、セッションの流れは、

・下記記事をクリックしていただく

・個人クリエイターのnoteホームにある「仕事依頼」のページ

に掲載しております。

ご自身のタイミングや縁で、必要になりましたら、ご利用いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

また、セッションのご感想も別記事にて掲載しておりますので、よろしければご覧くださいませ。



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上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。
ありがとうございます💐



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。