まるで まるで 永遠のような、忘れらない音楽があります。カタルーニャはとても優しく迎えてくれます。いつも、いつも。ここに素敵な歌詞があります。今でも忘れられない…
過去記事、僕のルンバ①②があって、ジプシーキングスしか知らなかった自分が、初めてルンバ・カタラーナ(カタルーニャの発祥のルンバ)を知ることになりました。 そして初…
物事は左から右へ、そんな簡単には進みません。 でも僕のルンバ①より以前に、僕はルンバ・カタラーナを聴いていました。それは偶然でした。そして以後に気がつくのですが…
僕のルンバ。① 僕がバルセロナに行ったキッカケはYouTubeでこの動画を観たからです。それまで僕はジプシーキングスしか知りませんでした。 そして、カタルーニャにこんな…
青い海で透明な水を掬った 言葉にならない思いは 塩辛かった 思い返せば 生きていることと 死んでいることが 同時に押し寄せるような 津波だった 痛みも悲しみもなく 最後…
夕焼けは 銭湯の煙突の煙を言い当て蝉の15時 夏風邪の木漏れ日を掻き分け こぎ急ぐ自転車へ追いつこうとする 頬は夏の花に染まり 迷子の牛を数えた ほんとうは家出した…
春も光風、草にしっとりとした、 匂いが近づいてくる 銀色に砕けた夜空に浮かぶ、 ほっそりとした三日月は、 指先の中で、貴女の重力に撓んでいる 廃線の駅は、口の中に解…
悲しみは夢に落ちてゆくようである。笑みに羽ばたく蜻蛉の空が、薄明りに集まっている。紅葉の幼木に一匹が、ぴたっと止まった。撓みながら、互いの命を揺らし合えば、風は…
瘤の有る生物に跨る敦煌の空はカシュガルへ降り立つ古風な仕来りに昇る使い古された月に鮮度を与える魅惑的な道は光を放つ交差点に殺到する足跡に擦れ違う文化は実り多く寛…
筏 我がいとしの、プリンセスのために、歩けなくなってしまいました。行きたいところも、なくなりましたので、いかだを作り、漕ぎだすことにしました。たくさんの木を、切…
日差しのなかで時間が解けてゆくね 桜が咲くと雨が降り風が吹く 日々を哲学しようなんて考えていないさ ただ、誰かの夢の中で僕が生きているのなら 眠りの持ち主に届け…
みんなで感染すればいい みんなが感染しちまえば 治った人を励まそー コロナー コロナー 感染しても怖くね ヒトリボッチにゃさせないぜ 俺がお前を守ってやるぜー …
月は約束も無しに昇り 虚ろな大地に実りを与える 体温に眠りはなく 運命に拓かれた心に 陰りはない 両手に祈りを包みこみ 願いの意味を遠ざける 巫女の舞に召喚された未来 …
墓石にキスをして涙を流し 天国の前でしりもちをつく わたしたちは永遠に家族 どこへ出かけるときも一緒 あなたは月わたしたちは星 悲しみが深ければ 漆黒の闇に浮かぶ船 …
月は学びに登ってくる 路地裏のバーから また空に歌が生まれた 南の砂埃を歌う人々 故郷の血に想いを馳せる人々 天国に声を上げて 叫びながら メランコリックな天使になる …
僕はお母さんを知らないから お母さんに逢うための比喩は要らない 白鳥のように長い首をもたげたり 馬のたてがみのようにゆれている 想いはお母さんを支える楼閣だった 子…
北(Yoshi)の詩集
2024年2月14日 07:31
まるでまるで永遠のような、忘れらない音楽があります。カタルーニャはとても優しく迎えてくれます。いつも、いつも。ここに素敵な歌詞があります。今でも忘れられない夜です。その夜は僕にとって永遠なのです。ああ、ようこそ、通り過ぎて、もう誰もいないそれとも、はい、あなただけが欠けていることに気づきましたあなたも来てください、私たちはあなたを待っています、誰でも入れるスペースがあります時間も
2024年2月12日 04:15
過去記事、僕のルンバ①②があって、ジプシーキングスしか知らなかった自分が、初めてルンバ・カタラーナ(カタルーニャの発祥のルンバ)を知ることになりました。そして初めて観た動画がこちらでした。この方はルンバ・カタラーナの王と呼ばれた人で、名前はPeret。この人の動画を観て驚いたのはギターストラップがないのに、ギターを弾きながら回したり離したり、まるで自分の体の一部のようにして歌うその姿でした。そ
2024年2月7日 05:28
物事は左から右へ、そんな簡単には進みません。でも僕のルンバ①より以前に、僕はルンバ・カタラーナを聴いていました。それは偶然でした。そして以後に気がつくのですが、Gato Perez(猫)の歌詞に日本と中国という言葉のワードが聴こえていました。そう、「ルンバ・カタラーナは中国や日本から来たものではありません。」僕はいつか歌いたい!ルンバ・ハポネッサは、バルセロナから来た!と。そして僕の耳も
2024年2月6日 00:05
僕のルンバ。①僕がバルセロナに行ったキッカケはYouTubeでこの動画を観たからです。それまで僕はジプシーキングスしか知りませんでした。そして、カタルーニャにこんな楽しいルンバがあることも知りませんでした。さらにそしてこの曲がルンバ・カタラーナの名曲で、その和訳バージョンだということさへ知りませんでした。でも、めっちゃ日本語、しかも日本の女性も歌ってる!https://youtu.b
2024年2月4日 12:17
青い海で透明な水を掬った言葉にならない思いは塩辛かった思い返せば生きていることと死んでいることが同時に押し寄せるような津波だった痛みも悲しみもなく最後に母を犯した俺はそれを許し受け入れた奴らは罪から逃れるように努力する公衆便所の落書きはテロリスト高らかな潮騒伸びやかな産声わーい、俺は海だー!耳を澄ますと聞こえてくる
2024年1月26日 14:25
夕焼けは 銭湯の煙突の煙を言い当て蝉の15時 夏風邪の木漏れ日を掻き分け こぎ急ぐ自転車へ追いつこうとする 頬は夏の花に染まり 迷子の牛を数えた ほんとうは家出したんだ 心がわりしたらしい しとやかさは職業ではない 人から聞いた話だけど クビになったらしい とうぶんは失業保険でやっていくそうだ お母さんが酷い目に遭わされたのかい? いや 牛のはなしだ見知らぬ時間に出逢えればよかった なんどかタ
2024年1月26日 14:13
春も光風、草にしっとりとした、匂いが近づいてくる銀色に砕けた夜空に浮かぶ、ほっそりとした三日月は、指先の中で、貴女の重力に撓んでいる廃線の駅は、口の中に解け、その甘味を、ニ匹の氷は知らない時刻表は、ウィスキーに乗り、魚のふりをする代わりに、言葉に連絡しないグラスに、嫉妬をぶつけた真珠色の、アスファルトは、ベンチに凭れ掛かり、花の中は、償いを諦め、濡れては乾き、生まれて
2024年1月26日 14:12
悲しみは夢に落ちてゆくようである。笑みに羽ばたく蜻蛉の空が、薄明りに集まっている。紅葉の幼木に一匹が、ぴたっと止まった。撓みながら、互いの命を揺らし合えば、風は古より興り、景色に色を与え、心の淵に宿る。意味が音を伝い、束の間を昇ってくると、波は海へと繰り返している。月は季節を慰め、無常の儚さを灯している。郷に帰るものの旅末に緑を擡げる道草の色も、遥かなるものである。知らないうちに人々は、多くの言
2024年1月26日 14:10
瘤の有る生物に跨る敦煌の空はカシュガルへ降り立つ古風な仕来りに昇る使い古された月に鮮度を与える魅惑的な道は光を放つ交差点に殺到する足跡に擦れ違う文化は実り多く寛容なオアシスを夢で覆うタリム川の濁りや澄んだ水を押し流す星群を清浄の地の国の山肌へ跳躍する明け方の幻想に銷する肉の希望が言葉遊びに満ち欠ける観念の死に費用を掛けない愛の庭師は魂を先頭にエベレスト山頂を飛翔するアネハヅルの翼に明滅する瑕疵を放
2024年1月26日 14:08
筏我がいとしの、プリンセスのために、歩けなくなってしまいました。行きたいところも、なくなりましたので、いかだを作り、漕ぎだすことにしました。たくさんの木を、切り出さなければなりません。デジタルな場所から、たくさん木を調達します。いかだの準備ができたら、海へ向かって漕ぎだします。世界はとても孤独で悲しいので、いちばん好きな場所に行くという考えは、既にあります。わたしはいかだで難破します。わたしは
2024年1月26日 14:07
日差しのなかで時間が解けてゆくね 桜が咲くと雨が降り風が吹く 日々を哲学しようなんて考えていないさ ただ、誰かの夢の中で僕が生きているのなら 眠りの持ち主に届けてみたい ほろ苦い恋の言葉 酔うために綴った詩 さようならを繰り返す君へ 手作りのおはようを 青空に抱きしめられて蝶が舞っている 自由を押しつけるつもりはないんだ 懐に広がる野原で君は花を摘み冠を編み、妖木の枝にかぶせると 王はひとりでに生
2024年1月26日 14:05
みんなで感染すればいいみんなが感染しちまえば治った人を励まそーコロナーコロナー感染しても怖くねヒトリボッチにゃさせないぜ俺がお前を守ってやるぜーコロナーコロナー心と体を大切にお年寄りも若者も愛し合おうぜーわー今やマスクは~コロナよりも視線から俺を守るぜだけどもそれは何を守っているのかわかんないぜでもきっと~
2024年1月26日 14:04
月は約束も無しに昇り虚ろな大地に実りを与える体温に眠りはなく運命に拓かれた心に陰りはない両手に祈りを包みこみ願いの意味を遠ざける巫女の舞に召喚された未来過去から祖父を呼び寄せるうやぁ、混乱するジャングルの邪魔と癒の統計学メガネ猿がフルーツと同じ数の条約を交わしています鍵と鍵穴の関係に結付いた繊細な果肉を絞り厳密な甘味によって月を点すフィラメント義母達の活着の緑夜
2024年1月26日 14:02
墓石にキスをして涙を流し天国の前でしりもちをつくわたしたちは永遠に家族どこへ出かけるときも一緒あなたは月わたしたちは星悲しみが深ければ漆黒の闇に浮かぶ船わたしたちの帆は眩しい風は雲をかきわけ太陽の下で影に堕ち光に紛れ財布をスリ盗るわたしたちには時間がないわたしたちには約束がないわたしたちには国境がない今に毎日を押し込め今日も旅をする幸せの指し示すほうへ明るいほう
2024年1月26日 14:00
月は学びに登ってくる路地裏のバーからまた空に歌が生まれた南の砂埃を歌う人々故郷の血に想いを馳せる人々天国に声を上げて叫びながらメランコリックな天使になる新しく勇ましいセメントと石灰の部屋が赤い月が肌の色に満ちてゆく夕暮れ時の窓辺孤独が掛かる服の袖から喜びが町中へ堕ちてゆく古い家を照らすランタン壁を探している人々希望と病の中で永い景色の迷子になったホットパインの
2024年1月26日 13:59
僕はお母さんを知らないからお母さんに逢うための比喩は要らない白鳥のように長い首をもたげたり馬のたてがみのようにゆれている想いはお母さんを支える楼閣だった子鹿のように軽快に跳ねあがる僕の心臓へ研ぎ澄ました爪先を立てた希望と絶望のかわるがわる波音が海の底へ沈んでゆく記憶になれば化石になれるからだじゅうのお母さんが言っている僕を捨てたあの償いを岸壁に砕ける羊水が削りとる暗闇