#クラシック音楽
余計な世間をくっつけるな。
(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)
(そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ)
(世間じゃない。あなたでしょう?)
(いまに世間から葬られる)
(世間じゃない。葬るのは、あなたでしょう?)―「人間失格」太宰治
この1週間で2人の音楽の超一流のプロフェッショナルの方に、演奏を聴いていただいて、わたしたち【クレモナ】への感想とご意見を聞かせていただい
台風10号なんて吹き飛ばせ!コロナ禍のクリエイション!9月7日のレコーディングに向けて!(監督かじくんの名言付き)
わたしたち【クレモナ】はこの度初めての、東京へ飛行機で行くという大イベントを控えている。しかも東京のホテルに泊まる(しかもJALシティ)という豪華特典付き。過去5回くらいみんなで東京に行ったけど、全部車だった。わたしは免許を持っていない「乗り専」野郎なので発言権はないのだが、今回飛行機で行くというのはわたしたちにとって大きな一歩なのである。
台風10号がぐんぐんと発達して日本に近づいてきておりま
「今の私たちは、文化的な厚みを活かせていないと思う。この国で演奏活動をする意義を見つめ直したい。」
ニューヨーク、パリと並ぶクラシック音楽の市場が東京である。西洋文化に右にならえで様々な方面から培ってきた伝統の中に「クラシック音楽を受け容れる」姿勢が日本にはある。
この国で音楽を学べることは特別ラッキーなことだと思うし、さらにそれを仕事に出来るのは尚ラッキーなことだと思う。
もう少し自分たちが置かれている地の利を客観的にみる必要がありそうだ。
「〇〇派だとか 〇〇系とかってカテゴライズするのはいいけど 先入観で決めつけて何を安心させたいの?」
いったい自分はどこに属しているのだろう、立ち位置はどこなのだろう、と最近特に考えることがあって、なるほどそう考えることでもし答えを見いだすことができたならば、なんとなくの安心感の中に身をゆだねることができるのだと思った。
自分は自分だと思いながらも、結局どこか長いものに巻かれたいと心のどこかで思っているのかもしれない。他人に対してもそうなのだろう。
孤独へのあこがれ、集団へのあこがれ。この微妙
「COVIDであっても音楽をする人が減らないと良いなあ なぜなら層が厚くないと才能は生まれないからね!」
在宅率が上がって音楽をする人は増えるかもしれないけれど、このままじゃ音楽を仕事にする人は減るかもしれない。
自粛要請するなら支援を、みたいな声をよく見かけたけれど、お金の支援されたからって、お客さんが戻ってくる訳じゃない。
となると一時の支援は延命治療なだけで、わたしたちがまた自分の足でステージに立てるまで色々なものが回復しないと、今後音楽を仕事にはできないと思う。
COVIDが与えたこの猶
「多忙な毎日って思ってるでしょ?私から言わせりゃ それ多忙ではなくただの多動でしかないわ!」
ひとつやっていたら次々とあれせなこれせな…となるのは昔からの悪い癖で、結局その時点で得られるものが少ない。(逆にある時点でたくさん得られるときがある)
そのため最近はバカみたいだけれど、時間割を作って仕事することにしている。あと何時間、とかって区切ったりもする。おかげでだいぶと一日のタスクが前に進むようになった。初めからこうしてれば…と思うけれども、気づいたときが一番若いし一番早いと思って、過ご
「演奏というのは単なる技術獲得ではなく、夢を描く力と、それを形にするデザイン力がマストなスキルだと思います。」
「じゃあクレモナはどうしたいんだ」と訊かれたことが何度もあります。ピアソラをやり続けて、じゃあ何になりたい?何をしたい?どうなりたいのか?テレビに出たいのか?と。
わたしの答えは簡単です。『30歳までに500人前後のキャパシティのコンサートホールでの演奏会を全国的に毎月やっても、8割のお客さまに集まってもらえるような演奏グループにすること』。
テレビに出たい、大手レーベルからCDやサブスクを出
「相手の影響力を使うっていうことは お金を使わせることと同じだよね」
のっかかり、というのはそののっかかる相手の今までのキャリア(お金と時間をかけたもの)にのっかかるということだと思う。
しかもたいがいのっかかる側はお金を使わない。知恵も使わない。
コピーは劣化する。真似をするなら真似する以上のものを生み出さないといけない。
インフルエンサーと呼ばれる人たちのすごいところは、常にその上をずっと行き続けるところだ。
誰かがコピーして盛り上がっているうちにまた新
「聴いてくださる方の想いを預かって代弁する 音楽はそうでなくちゃいけない!」
今、お客さまはどんな気持ちなのだろう?どうしてわたしたちを聴いてくださるのだろう?
ということをステージ上ではよく考えて、言葉や、演奏の内容(テンポとか、ボリュームとか、アゴ―ギグとか…)を変化させています。ステージの上って自分の感覚がいつも以上に研ぎ澄まされるので、そういうお客さまの気持ちの波を痛いほどキャッチできます。
3月末のお花見ライブでは、やはり、ここに出てきてよかったのだろうか?と
「色んな考え方を取り入れるからバカな演奏になるんだよ 結局、聴いてくださる人を低く見ているだけでしかないよ!」
あなたたちのやる音楽は難しいから、歌謡曲とかやってよ、と活動したての頃はよく言われました。
監督には、絶対に手を出すなと言われ、悩みました。
歌謡曲を演奏することでもっとたくさんの人に聴いてもらえるのでは、ファンになってもらえるのではとも思いました。
その後色々なステージがあり、もちろんピアソラばかりできるわけではないので、ピアソラ以外の選曲は、『必ずピアソラにつながるもの、つながっているも