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一分間エッセイ

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一分程度で読めるエッセイ集 日々の生活での気づきを綴っています
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2020年9月の記事一覧

ネット通販のレコメンデーションは人を幸せにするのか

ネット通販のレコメンデーションは人を幸せにするのか

小学校の頃、休日の昼すぎにテレビショッピングで見るホットサンドメーカーが欲しくてたまらなくかった。

小学生の私にはホットサンドメーカーなんてものは無くても
親が食事を用意してくれるから必要ない。
テレビの無い世界ではそんな情報に触れることすら無かっただろう。

でもそんな情報に触れて、自分がワッフルを作る姿を想像し、ワクワクしたのだ。
俗にいう"セレンビピティ"なるものであると思う。

一方最近

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何にも手がつかない原因

何にも手がつかない原因

何にも手がつかないというのは、設定している課題が飛躍し過ぎているだけだと思う

新型コロナ下で在宅を余儀なくされている人は数多くいるだろう
特に大学生は、ニュースで取り上げられるほど不憫な状況にある

夏休みも終わり、何もやれていない自分を蔑んではいないだろうか
何か出来る様になっている他人を羨んではいないだろうか
それでもって落ち込んでふて寝してはいないだろうか

誰もが一人では生活もままならな

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長期的な目線で生きる

長期的な目線で生きる

今やってることしか出来ないというのは不安定であり
今やっていることがボツになっても他にやれることがある
ということは、長期的に見て利益でありそれをするには
今任されていること以上の価値を自分で作っていくことが必要である

できることが増えればそれだけ見えてくる世界がある

アップルの創設者で有名なスティーブ・ジョブズの有名な言葉に

「Connecting The Dots・点と点をつなげ」

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コミュ症という幻想

コミュ症という幻想

私コミュ症だから......
と言い訳をしたことはないだろうか。

私はそんなものは存在しないと思う。

相手との共通点の少なさが、まるでそういう病があるかのように存在するだけだ。

昔は、皆がテレビやラジオを通じて共通の知識を取得し、共通の話題からなる会話が成立していた。

その中でオタクと呼ばれる人々は、とてもコアな情報を仕入れて、そうした情報を共有することを目的としたコミュニティに所属してい

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深夜のスーパーが好きだ。

深夜のスーパーが好きだ。

突然だが、私は深夜のスーパーが好きだ。

近所の24時間営業のスーパー(スーパーと言ってもホームセンター並みに食料品以外売ってる)

は18時頃をピークにお客さんが減っていき、20時には有人レジが閉まる程に空いてくる

そこから品出しが始まり、日付が変わる頃には

”お客さんが少なく、品が多い”

状態になる。

間違えて18時に行くと

”お客さんが多く、品が少ない”

というあまり心地よい空間

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人混みが嫌い

人混みが嫌い

人が集まると、一人一人が考えて行動しなくなるので嫌いだ。
ハロウィンの渋谷や満員電車での痴漢、誹謗中傷がその良い例。

今回は特に誹謗中傷について。

有名人への誹謗中傷を平気でする人がいる。
おそらく人が集まって“マス”になったつもりで発言でもしているのだろう。

論理的でない感情の爆発の集まりのまま突き進んで
個別に法的処理を行うと言われると萎縮する。

論理的であれば、法的処理の間にその整合

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掃除とはファッションである

掃除とはファッションである

人が暮らしていれば、その環境は汚れる
では、その汚れはどのタイミングでどれだけきれいにされるべきなんだろうか

小学校の頃は毎日給食の後、

机を移動させて

ホウキでゴミをはき

雑巾で床を拭く

という一連の作業を行うことが、掃除であり
それ以外にチャンバラをやろうと、足で雑巾を扱おうと
それ自体は掃除の一環として認識されていた。

そのおかげか、ケシカスなどの小規模なゴミは床に捨てられてもあ

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やる気スイッチはどこにある

やる気スイッチはどこにある

私が考えるに、あるのは設定する期限と享受する課題の強度だけだと思う

ゲームのガチャだって、ゲーム会社によって設定された
期間限定という制約の下とどれだけ自分を強くしたいかという課題強度で
やる気があるかのようにお金と時間がつぎ込まれる

受験は、自身の夢みる将来に向けて
入学試験という課題の下で試験範囲という課題をこなせるかどうかということではないだろうか

また、入学試験という課題の強度は自分

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シャワーで湯船に湯をためてみて思うこと

シャワーで湯船に湯をためてみて思うこと

多くの家では、スイッチ一つでお湯が出て一定量たまったらお知らせしてくれるお風呂が付いているだろう

だが、昔は水をためて、それから沸かしてたんだからそれはそれは大層気の使う作業だったに違いない

実家にいた頃は、風呂を洗って栓しめて、蓋閉めて湯張りボタンを押せば湯船につかれた

一人暮らしでは基本的にシャワーで済ませている毎日湯をはるのは少し高価な気がするし
住んでるアパートはスイッチではなく蛇口

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決め付ける父と変わり続ける母

決め付ける父と変わり続ける母

男性はこう考えて、女性はこう考えるという一般化した話ではなく
ただ単に一つ夫婦の例

父はいわゆる理系の学部出て就職し、最終的にはメーカーの部長にまでなって
再雇用で下っ端に戻り、退職した
私が小さい頃は単身赴任をしていて家に居なかったんだとか
(小さい頃の私はそんなことを気にもとめていなかったが)

母は、いわゆる文系の学部を出て就職し、おそらく結婚を期に退職し家事に専念した
その後子供が手がか

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寝ないでやること自体には意味がない

寝ないでやること自体には意味がない

寝ないでやるというのは手段でしかない。
寝ないでなにかやるような年齢になれば、必然的に結果を出すことが目的になるのではないだろうか。
寝ないでやるという手段の優劣を主張するのには違和感がある

寝ないでやるしかなかったのには
積極的な理由もあれば消極的な理由もあるだろう

課題が終わらなくて寝れない

他人より進捗を生み出すためにやった結果寝てなかった

面白くてやってたら、気づいたら深夜だった

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社会不適合者とは

社会不適合者とは

今、新型コロナの影響で対面でのコミュニケーションの機会は減ってきている。
こんな時、改めて個々が社会との関わりついて考え直す機会になったと思う。

今まで社会不適合者は引きこもりとも呼ばれ、基本的に最終形態として家に篭って人との直接的な関わりを拒んできた。

でも、今はどうだろうか、
youtuberとしてゲームの実況をしたり、
仮想アバターを利用して偽りの自分で会話をしてみたり
そうした新たな関

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平等と同数の違い

平等と同数の違い

男女平等世界を作ると言って、男性率・女性率(または数)という議論をする人がいる。

平等という目的に対して、新たに数が同じになるという目的を付け足すのは無理があるのではないだろうか。手段と目的を間違えていないだろうか。

役員の男女率が偏ってるだのトップの男女率が偏ってるだのは、正直今すぐに解決できる問題ではないのに、そこを議論するのは無駄だと思う。

平社員の男女率ならまだそれより早く解決できる

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カップ麺の残り汁について思うこと

カップ麺の残り汁について思うこと

飲み干す人もいるとは思うけど、
基本的に塩分過多だと捨てられてしまう不憫な存在。

捨てられた後も下水処理場では、有機物や塩分の除去が必要で
どこまでいっても悪者扱い。

コンポスト(堆肥化装置)に入れても、土壌の塩類化に寄与して使えない。

だからといって、スープ無しでカップ麺を食べようことならご想像の通りである。

残り汁のレシピを調べても使うのは大さじ3杯程度
これでは一週間チャーハンを作り

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