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社会不適合者とは
今、新型コロナの影響で対面でのコミュニケーションの機会は減ってきている。
こんな時、改めて個々が社会との関わりついて考え直す機会になったと思う。
今まで社会不適合者は引きこもりとも呼ばれ、基本的に最終形態として家に篭って人との直接的な関わりを拒んできた。
でも、今はどうだろうか、
youtuberとしてゲームの実況をしたり、
仮想アバターを利用して偽りの自分で会話をしてみたり
そうした新たな関係を築いて、社会との関わりが持てている人もいるのではないだろうか
そうした人の中には、広告塔として普通の人よりみ利益を上げている人だっている。
人との関わりを拒んでいたはずの人が、人との関わりを生み出すプラットフォームとして
社会で役に立っている。
立派な社会適合者である。
では今現在の社会不適合者とはどんな人だろうか。
それは社会の流れに乗れず、スマホもさわれず、SNSをやっていないような古い人であると考える。
そんな人がいるのかと思うかもしれないが、パソコンのない執務室がある議員の話を聞いたことがある。
権力で持って正当化を試みているが、かれらこそ社会不適合者の代表例だと思う。
大学の入学式、授業、卒業式までもオンラインで完結するようになった世の中で
記者会見をオフラインでする必要はあるだろうか、
大臣の信任会見も順繰り深夜までやって、そのお見送りを公務員にやらせる必要はあったのだろうか。
社会の中で日々試行される新しい技術を見ることなく、
既存の仕組みの中に籠って新しい技術から距離を取る彼らは社会不適合者である。
社会の仕組みを作る構成員が社会不適合者であるとすれば、私はそんな社会に居たくはない。
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