penguintrainer

とある社会人が思いつきを吐き出す場所 主に1分もしないで読み切れることを書いてます

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  • 一分間エッセイ

    一分程度で読めるエッセイ集 日々の生活での気づきを綴っています

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ネット通販のレコメンデーションは人を幸せにするのか

小学校の頃、休日の昼すぎにテレビショッピングで見るホットサンドメーカーが欲しくてたまらなくかった。 小学生の私にはホットサンドメーカーなんてものは無くても 親が食事を用意してくれるから必要ない。 テレビの無い世界ではそんな情報に触れることすら無かっただろう。 でもそんな情報に触れて、自分がワッフルを作る姿を想像し、ワクワクしたのだ。 俗にいう"セレンビピティ"なるものであると思う。 一方最近はネットで商品を買う機会が増えた。 データサイエンティストなる人たちが顧客が満

    • エンジニアはどうして勉強を続けなければならないのか

      私はことのことに疑問に思ったことはない。 しかし、窓際族の管理職に嫌気がさしたことは幾度となくある どうしてこの人は新しいことを学ばないんだろう 新しいことを提案しろという割に、提案内容をボツにして来るのだろう まあ簡単で、自分の価値を落としたくないんだと思う 管理職になるにあたって、それなりの犠牲と覚悟を持って仕事に取り組んできて 目に見える失敗の数も少なく成果を上げてきたのだろう しかしそんな時に、ぽっとでの若造の提案に乗って大コケでもしたらキャリアにキズがつくこ

      • 右か左かで議論するから私たちは投票に行かない

        ある特定の地域における課題解決に取り組む人を選ぶにあたって 右か左かと、投票するかしないかを一対一に対応させることはナンセンスだと思う 選挙の時期になると、 この候補者は右翼的であるとか あの人は左翼的な話をしする という意見が改めて出回るようになる 個々の課題の言及の仕方 課題解決に向けた姿勢 今までの言動とそれに対応した行動の有無 考えてみれば沢山評価の指標はあるのに、それら指標を右か左かにまとめたがる また有権者もその右か左かを見て投票に行こうとする 左の

        • Progress, Not Perfection.

          イコライザーという映画の名言の一つで 痩せなきゃいけないけど、お菓子を食べてしまう同僚に主人公がかけた言葉である 私たちはいつから、主人公の同僚のように“完璧に見せよう”という病に取り憑かれてしまったのだろう 二つの足で歩こうとした時 初めてクレヨンを手にして世界を表現した時 そんな時に、失敗を恐れず自分の当時の力を出し切って転んできたのだろう だが、小学生になってテストで点数がつけられて始めると 世界の広さを少しずつ理解し、恥ずかしさすら感じるようになってくる 昔

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        • 一分間エッセイ
          30本

        記事

          1日を三つに分ける

          年をとるにつれて1日のバリエーションが減ってしまうように思う 小学生の頃は、 朝のこども番組をみることからスタートして、複数の授業を受けて、中休みを二回外で遊んで、給食を食べたり、部活に勤しんでから、放課後友達と遊び、夜はテレビを見たり 1日に色んなことが起きていたように思う それが歳を重ねるごとにどうなっていくだろうか お受験が始まると、 朝から晩まで勉強三昧 大学に入ると 小学生の頃のような日常のバリエーションは感じられなくなるだろう 大学院に行ってしまうと、

          1日を三つに分ける

          ゲーミングマウスを開けてみる

          使っているマウスが光っていて気になったので、今回ちょっと分解してみる 製品の分解の際によくある、ネジ部分がカバーで隠されているタイプの構造 ネジを外して開けてみるとこんな感じ 部品のばらけが少なく、分解も組み立ても簡単なように作られているみたいで良かった 今回問題としてる光る部分はここ 電池を外して確認してみるとなんとも分かりやすい仕組み ホイールの回転を計測するエンコーダーや各種ボタン、LEDまでもがLSIに向かって伸びて接続されている 本来であれば、このマウ

          ゲーミングマウスを開けてみる

          DoomerとBoomer

          Doomerという言葉がある これは、環境問題や核戦争、人工知能の反逆のような地球規模の問題に対して非常に悲観的で、それで人類が終わるとさえ思っている若者を指す言葉である 逆に、Boomerとはベビーブーム等の頃に生まれて、その生まれた時期の良さから人生がとんとん拍子に行きある成功した世代のことを指す 彼らは環境問題を先送りにし、先代の作った仕組みを踏襲していれば成功できた世代であるともされている 日本ではジェネレーション・ギャップとも言われる現象にているように感じる

          自分が理解していると思っていることは、理解していると言い切って良いものか

          みんな大好き、”ダニングクルーガー効果”の話である。 何事も学び始めは、どんどん知識がついて、誰よりも物知りになった気になれる。 ただ、物事はそう簡単にすべてを理解できる訳ではない。 表面上のことをさらって、すべてを理解してしまったかのように振る舞うのは "バカの山" と呼ばれる。 大して知りもしないのに天狗になって回りに自慢しまくる。 そのうち、自分の無知さに気づき、絶望の谷に落下する。 自分の無知度合いを自覚して、更に努力を続けて初めて自他ともに専門家と名乗れる人

          自分が理解していると思っていることは、理解していると言い切って良いものか

          マイナンバーカードはいつ使えるようになるのか

          偉い政治家さんが考えることはよくわかない OSのアップデートに代表されるように新しいソフトウェアのリリースでいえば、 α版、β版、リーリース版、古いソフトウェアのサポート期間、バグ修正を行うバージョンアップ があるはずだが、マイナンバーカードの導入では、そうした話よりも 導入したユーザに実質的なお金を配ります ユーザ識別にバグがあり、ごく稀に他人になります 導入しなかったユーザに不利になるように、既存の保険証を使えなくします。 ということが目立つ 大昔に導入された

          マイナンバーカードはいつ使えるようになるのか

          逆走チャリンコ

          自転車は軽車両ということで法律上は基本的に車両として 車道を走行することが義務付けられている 一方で、小学校の頃から車道を走っていたような人は少ないだろう あくまで小学生の頃の自転車は、歩くよりも遠くへ行ける乗り物でしかない したがって、法律上は車道を走らねければならない自転車も歩道を走っていることはすくなくない 個人的には法律に抵触している可能性はあるもののこの方がずっと安心・安全であると感じる 一方で、高校生大学生となると法律に関して少し知識を得ることになる すると

          逆走チャリンコ

          証明型と習得型について思うこと

          小さな界隈で、 “私は、証明型だから……” “俺は、習得型なので……” という話を目にしたが、私はどうもこれが納得いかない。 心理学の用語らしいが、この二つは対になる概念ではない気がしてモヤモヤする 証明型でも習得型でもない人間が居そうだし、 証明型でも習得型でもある人間がいそうな気がしてしまった 数多の引用元がないブログをサーフィンした結果、どうやら下記の本を読んだり、読んだ記録を読んだ人たちが広めてるらしいと思うようになった 日本語訳された本のことだから、どっか

          証明型と習得型について思うこと

          ポイントカードはプラットフォームを獲得する手段でしかない

          昔は100円につき1ポイントが貯まるのが一般的だったが、 最近は200円に1ポイントや時々キャンペーンで数百ポイントがもらえるようになっている。 昔は100円に付き1ポイント付くということで、皆がポイントカードを作り ポイントカードを発行している会社は、固定のお客さんがバンバン増えて行ったのであろう。 しかし、今は100円につき1ポイントでは費用に見合うほどお客さんが入ってくれなくなったのだろう。 100円につき1ポイントのポイントカードはあまり見なくなった。 考えて見

          ポイントカードはプラットフォームを獲得する手段でしかない

          早寝早起きは単純に言えば早起きにかかっている

          生活サイクルを整えましょうとセットで言われる事が多いのが早寝早起き どれだけの人が早く寝る事が出来てるのだろうか かく言う私は習慣と言えるほどコンスタントには実践出来ていない 大学の授業やらゼミやらの行事ははリモートで行うことになっているので 30分前に起きて、諸々準備して5分前くらいにPCの電源を付けてスタンバイをしていた 下手すれば5分前までベットにいて、そこからPCの電源を入れて、カメラオフの状態でスタンバイだって出来てしまう 移動時間が無いので時間の使い方が

          早寝早起きは単純に言えば早起きにかかっている

          スキルの掛け算で希少価値が飛躍的に上がるとは限らない

          時々、1/100のスキルを2つ持っていれば1/10000の価値の人材になれるという話を聞くがその話を聞くたびに指摘したいと感じていた。 確かに1/10000の価値の人材になれる人もいるかも知れないが、数学的や現実的にそんなに単純ではない。 独立性の話である。 確かに持っているスキル2つの関係性が違えば違うほど1/10000の人材には近づく一方で、近ければ近いほど1/100の人材でしかない 例えば、買い物できること、節約できることの2つの掛け算で考える。 1/100の

          スキルの掛け算で希少価値が飛躍的に上がるとは限らない

          研究に基づく結果とは何か

          週に一冊以上本を読む習慣があるのだが、最近読んだ本で "科学的に証明された内容" と称して、引用文献もないまま"~大学の研究によれば"と書いてある書籍があった。 日頃論文を読んで、その内容の妥当性を検討しながら参照している身としては なんともいたたまれない気持ちになった。 論文の要素として、課題の新規性、結果の有用性、手法の妥当性等が知られていると思うが このうちの有用性にのみ注目して引用してしまっていることが要因であるように感じる。 参考程度に聞く分においてはそれ

          研究に基づく結果とは何か

          他人との関わり方について

          外での飲み会が良くて、家での動画視聴が良くないという価値観はまずいと思う 人は社会的な生き物であり、他人との関わりを欲するのは自然な流れであり 飲み会も動画視聴も立派な他人との関わり方の一つである 更に言えば、社会情勢に合っている関わり方はどちらかと言えば後者の方に軍配があがるのではないだろうか いよいよ直接会って話をするのが良いという価値観が 老害の戯言と敬遠される未来が見えてきた

          他人との関わり方について