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【STEAM教育】美術館に行くと学力や仕事成績が向上するメリットがある


美術館にいったことはありますか?


実は「日本国民の約80%は美術館に行ったことがない」とデータが出ているのですが、美術館に行くことで学力と仕事成績が向上するなどのメリットがたくさんあったのです。


今回は、美術館に行くことのメリットとSTEAM教育について紹介していきます。


STEAM教育とは?


STEAM教育とは理科、技術、工学、美術、数学の頭文字を取ったもので、2006年にジョーゼット·ヤックマンという女性が提唱した教育理念です。

◆STEAM概要

・Science-理科

・Technology-技術

・Engineering-工学

・Art-美術

・Mathematics-数学


オバマ政権の頃から「STEM教育」が重要とし官民の国家戦略に組み込まれていましたが、新たに美術の『Art』が追加されて「STEAM教育」として最重要視されています。


『美術』を学ぶことで、創造力が鍛えられて学力と仕事成績が上がるので追加されたのです。


美術館に行くメリット


美術館に行くとメリットがたくさんあります。

①学力向上

「知能が高く、創造性が低いこども」よりも「知能が低く、創造性が高いこども」のほうが、学校の成績が良いという研究結果が出ています。

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美術を学び創造性を鍛えることで学力を上げることを『ゲッツセルス・ジャクソン現象』と呼びます。


②癒し効果

イタリア・ボローニャ大学の研究によると、2時間の美術ツアーでストレスホルモンが最大で60%低下、90%の参加者に気分の改善が見られました。

美術館には、ストレス解消と癒し効果があるのです。


③ビジネス能力の向上

ビジネスでは、脳の言語領域を使用しますが、アートを用いることで非言語領域を活性化させることが出来ます。


◆対話型アート鑑賞やアートプログラムによってスキルアップができる能力

・観察力

・想像力

・論理能力

・計画実行能力

・コミュニケーション力

・他者理解力


美術を学ぶことで、上記のビジネススキルが伸びることが確認されています。


そのため、アメリカやイギリスの金融系ビジネスマンは、美術館へ留学する文化があるのです。

美術館にいく日本人は20%しかいない

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内閣府の芸術に関する世論調査(平成28年)によると、1年間で美術鑑賞をしたことがある人の割合は22.5%でした。


日本人の約80%は、美術館にいかないことが分かりました。


絵画はネットで見れるし観方が分からないので、わたしも美術館にいったことはありませんでしたが、調べているうちにだんだん行ってみたくなりました。

最後に


今回は、美術館に行くことのメリットとSTEAM教育について紹介しました。

美術館に行くことで創造力が鍛えられ、学力と仕事成績が向上するなどのメリットがたくさんありました。


アメリカでは「知能が高く、創造性が低いこども」よりも「知能が低く、創造性が高いこども」のほうが、学校の成績が良いという研究結果が出ており、美術を学び創造性を鍛えることで学力を上げることを『ゲッツセルス・ジャクソン現象』と呼びました。


また、美術にはビジネス能力を向上させる効果があるので、金融会社などのエリートビジネスマンの留学先には、美術館が選ばれるようになってきているのです。


わたしたちも、海外に負けないように美術館に行って創造性を鍛えてみましょう♪

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