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発達障害と、福祉と、わたしと…

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発達障害をカミングアウトしてから、発達障害などについての話題をまとめてみます。
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#バリバラ

コロナに乗じた怖い問題を「バリバラ」が教えてくれた《24分テレビ》

コロナに乗じた怖い問題を「バリバラ」が教えてくれた《24分テレビ》

まず、私はもともと「バリバラ」推しである。立場は「発達障害」と「神経障害」であり、性的自認は「ジェンダークィア」をオープンにしている。発達障害は定義によると「重度」ですが、自分でも何で「重度」なのかぼんやりしています。(ジェンダークィアに関しては、障害だとか社会的少数者だとかという感覚はない)

(私の場合の発達障害に関してはこちら参照)

なぜ「バリバラ推し」なのかというと、「きらっといきる」

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今年も直面「8月末に村八分」問題

今年も直面「8月末に村八分」問題

私は、発達障害・神経障害をオープンにしているが、この時期は非常に憂鬱だ――「感動ポルノ」のもう一つの問題に直面している 近日は通院日だった。
カウンセリングの先生と悩みを話したり、同じ心の生きづらさを抱えている人たちとの悩み共有で一緒にコミュニケーションをとったりもした。
あの番組の名前が出る。私もその番組によって非常にいやな気分にさせられることが多いので遠ざけているのだが、その理由というのは

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多様性の宴―「不快」と「面白さ」が両極端だから…

多様性の宴―「不快」と「面白さ」が両極端だから…

私が先天的に神経や精神関係にハンディキャップを持っていることをカミングアウトして… その前にも「きらっといきる」からNHK福祉番組を視聴してきて。

正直、あの少ない時間だけでは多様性そのものを語るのは非常に難しすぎるんじゃないかと思いました。

そのため、バリバラは一つのテーマに絞っても番組で語られなかった、語ることができなかったことは山ほどあったのではということを前提で観ています。

多様

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バギーの部屋 第2夜を観て。 キャラクターと自分らしさと…そして性と…

バギーの部屋 第2夜を観て。 キャラクターと自分らしさと…そして性と…

2020年4月16日、NHKバリバラで、LGBT+「バギーの部屋」第2夜が放送された。番組の予告の内容から、「らしさの迷宮」ということがすごく自分が悩んでいる内容に近かったのですごく興味があり、心を寄せられる内容なので観てみた。

私の悩みは、「男らしさ」「女らしさ」などの「(ジェンダー・性)らしさ」という言葉どちらにも抵抗があり、ジェンダーロールという存在は認めていてもそれを押し付けられるこ

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バリバラ SHOW1グランプリを楽しむことでいろいろ気づいた

バリバラ SHOW1グランプリを楽しむことでいろいろ気づいた

昨年末、NHKバリバラはSHOW1グランプリという企画を放送した。
まずは、この企画に対して「非常に楽しい番組で、この企画を開いたことについて感謝の念を表明する」。

私がカミングアウトしていることは、広汎性発達障害「自閉スペクトラム症アスペルガー症候群タイプ」と先天性自律神経機能不全であり、特に前者は表現活動に正負とも大きな影響をもたらした特性であった。

SHOW1グランプリを観ることがで

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自閉スペクトラム症・神経障害の私が感じる感動ポルノ~私をおかして~

自閉スペクトラム症・神経障害の私が感じる感動ポルノ~私をおかして~



この図は、以前英語の図(ヘッダにある)をInstagramに投稿した時に1日でのLike数が一番多かった写真でした。

「Fxxx me」は私の場合の切実なジョーク交じりの表現ですいきなりこれは過激な表現じゃないか、と思われるのは承知だが、あえてこの表現を用いた。というのも、24時間テレビという日本テレビ系列の番組があるが、この番組に関して身体に難を抱えている人に対して、それに耐え前向きに積極

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「LGBTQIA+」という言葉に対する違和感と、それにかわる新たな名称・それから拡張するものを考えてみた。



あの番組の裏で…時は2019年8月25日深夜。NHK「バリバラ」にてジェンダー・セクシュアリティの悩みとその他の不自由が重複している悩みを取り上げている番組を見て、私はツイートから参加した。

その番組から感じたのは、色んな特性があっても恋愛は多種多様で恋愛や性愛の形も多種多様である、という啓発の内容だった。

最初に貼付した図はLGBTQIA+から拡張される「ジェンダーの多様性」の図であるが

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HSPと発達障害と…

HSPと発達障害と…

敏感?繊細?人一倍敏感なひと?半年前、NHKの「バリバラ」で、人一倍敏感・繊細な人(HSP)について取り上げられていた。それは必ずしも発達障害である、という訳ではないが発達障害に感覚などの過敏性がある特徴を持つタイプがあるため、発達障害と混用されてしまうことがある。
敏感なのは決して悪いイメージだけではなく、もはやプラスに活用できている人もいる。

私はその逆の特徴もある私は、「広汎性発達障害 重

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2.4時間テレビ 愛の不自由、 その後も感じる愛の不自由たち

2.4時間テレビ 愛の不自由、 その後も感じる愛の不自由たち

NHKバリバラにて、去年8月末深夜に「2.4時間テレビ 愛の不自由、」が放送され、まもなく半年になろうとしています。
その日の深夜バリバラでは、自分の体や心に難を抱えていることが原因で二次的に恋愛やまじわり、「好き」の伝え方や交際などが不自由になってしまったり、一般的に普通とは異なったような見え方をする形を啓発する形で取り上げていました。
実は私もツイッターからリアルタイムコメントで参加しており、

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