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2022年3月の記事一覧

【解決済】シンクの穴にスッポリ皿がハマって取れなくなって詰んだ話【まとめ】

【解決済】シンクの穴にスッポリ皿がハマって取れなくなって詰んだ話【まとめ】

未来に、「シンクの穴に皿がハマってとれなくなってしまった同志」のために、これを記すことにしました。また、「どういった経緯でハマったのか」「どんなことをやってダメだったのか」みたいな質問が山のように届くし、マスコミ的な何かからも質問取材が多いし「全部に答える余裕がねぇから、ここを見てくれ……! ホントは個別に送りたいんだが、スマン! これで勘弁してくれたら非常に有難いぜ!」とか言えたらいいなと思った

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ハエトリグモハンドブック増補改訂までの歩み

ハエトリグモハンドブック増補改訂までの歩み

Author:須黒達巳(慶應義塾幼稚舎教諭)

映画でもマンガでも小説でも、ラストのクライマックスの後、「それから——」という具合に、物語の後の話が描かれるタイプの作品があります。あんなものは要らないのだ、という意見もあるでしょうけれど、これから私が書くのはまさにそんな「それから——」のお話です。

今から5年前、2017年の6月、『ハエトリグモハンドブック』を上梓しました。足かけ5年、日本各地を

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ネズミの絵暦いろいろ

ネズミの絵暦いろいろ

旧暦では、一ヶ月が30日からなる大の月と、29日からなる小の月がありました。毎年変わる大小月を示した暦が「大小」であり、またこれを絵で示したものを近代以降では「絵暦」(大小絵暦)と呼びます。

新年に配られた絵暦では、鶴や亀、十二支などおめでたい動物もモチーフとして人気でした。今回は太田記念美術館が所蔵する絵暦のなかから、安永9年(1779)、庚子の、ネズミが大活躍する絵暦をご紹介いたします。

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第1170回 鳥の声のいろいろ

第1170回 鳥の声のいろいろ

https://www.photolibrary.jp/img436/185820_4203145.htmlより引用のイラスト

鳥類の声を分析してみると、高音で鳴くと遠くまで届かないですが、樹木などの遮蔽物(しゃへいぶつ)があっても届きやすいので、森や藪中でさえずりますウグイスやヒタキの仲間なんかは有利です。低音で鳴くと遠くまで届きますので、ビルなどの遮蔽物があると遮断されますので、カラ

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【傑作】人生をリセットできるなら?どう生きる?「百物語」解説

【傑作】人生をリセットできるなら?どう生きる?「百物語」解説

今回は手塚時代ものの傑作「百物語」をお届けいたします。
本作はあのゲーテの「ファウスト」を大胆にも時代劇にアレンジした異色作でありますが本家の影響に縛られない、むしろ本家を超えたオリジナリティ溢れる超傑作に仕立て上げられております。
めちゃくちゃ面白い作品でありますので
ぜひ最後までご覧頂ければと思います。

それでは本編行ってみましょう。

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第1168回 鱗のある鳥

第1168回 鱗のある鳥

https://tsurinews.jp/110770/より引用の魚のタイの鱗

うろことネットで検索すれば「鱗」と漢字に変換されます。魚編だから当然に画像を検索しても①のように鯛などの魚の鱗が現れます。鱗を持っているのは、絶滅した恐竜は別として、鱗を持つ生き物は、そこから分かれた魚類、爬虫類、哺乳類では、ネズミ目の尾などに角質の鱗があり、センザンコウ類には、二次的に発達した鱗が背面全体を

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100mのバンジーを飛んできた。もう二度とやらない

100mのバンジーを飛んできた。もう二度とやらない

もう、二度とやることはない。絶対に。
100万円を積まれても断る。

「バンジージャンプってテレビでよく見るし1回くらい体験してみるかー」

と軽い気持ちで望んだ自分を恨む。間違いなく人生で最大の恐怖体験だった。

「もう絶対にやりたくない」と言ってはいるものの、死を覚悟するという希少な経験ができたのも事実である。おすすめはしないがやっておいてよかったとは思う。決しておすすめはしないが。本当におす

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第1159回 鳥の口

第1159回 鳥の口

https://oekaki-zukan.com/articles/9184より引用の鳥の口のイラスト

一般的に言いますと、鳥類の口腔は人で言う唇のような柔らかい口蓋を欠き、密閉出来ません。そのため、頭を下げたままでは吸水できない仕組みです。普通の鳥は水を含むと一々頭を上げ、重力で流し込みます。人なら口腔における消化は、消化酵素である唾液の中のアミラーゼがあり、少しは消化の助けになります

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第1157回 鳥の聴力

第1157回 鳥の聴力

https://note.com/hiho2351/n/n0d1f9d9c62f8より引用の鳥の耳(写真はカワセミ)

①の写真のカワセミはこの項の話と直接関係ないものの、鳥類の耳はどこにあるのかの一例を示したものです。人と鳥類の耳を比較してみますと、人間の聴覚との大きな違いが5つあります。②の写真のような耳介とは、⑴人間の顔から突き出ている軟骨組織)がない。鳥類の耳な位置は目の後ろやや下

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第1158回 鳥の舌と味覚

第1158回 鳥の舌と味覚

https://www.google.co.jp/amp/fotrog.seesaa.net/article/473677691.html%3famp=1より引用のアオサギの長い舌

鳥の舌とネットで検索しますと、野鳥の部類では①の写真の大きなアオサギがぞろぞろ現れます。なるほど身体も大きい分、舌も長いです。舌は人でも鳥でも味覚を味わう身体の一部です。②のイラストは味を感じるための味蕾です

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第1156回 鳥の視力

第1156回 鳥の視力

https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20111029_birds_eyeより引用の野鳥の視力

私は自分の自己紹介をする時に「酉年生まれの鳥目」であると紹介しますが、本当に野鳥が鳥目であると言う事はなく、むしろ自然界に棲む野鳥は夜目も効くらしいです。人間の手により産まれるのも、育てられるのも人工的に飼育されている鶏などは、夜になる

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第1153回 野鳥の羽根 ⑴

第1153回 野鳥の羽根 ⑴

https://global.canon/ja/environment/bird-branch/bird-column/kids1/index.htmlより引用の色んな野鳥の羽根

子供の頃に今みたいにに色んな遊び道具がない時代でしたから、お寺や公園に行って鳩と戯れたりした後に、鳩の羽根を拾って持って帰りました。今ではキジバトも街中に進出していますが、その頃にはドバトしかいなかったので、

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