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食のまちストーリーズ vol.07「理想の桃源郷はもうすぐそこに 〜いちき串木野市の健康食のはなし〜」
理想の桃源郷はもうすぐそこに
〜いちき串木野市の健康食のはなし〜「みなさん、身体に良いものは好きですか?」
定期的にブームになる身体に良いと言われる健康食。「一日一杯の〇〇が身体に良い!」なんてテレビで話題になったら、翌日すぐに買いに走ったり。スーパーフードや健康食品と言われるものが話題に出ない日はないくらいに、人は健康を追い求めます。
身体に良いものへの興味は今も昔も同じようで、その昔
食のまちストーリーズ vol.04「こだわりと愛が詰まる食のまちスイーツ」
こだわりと愛が詰まる食のまちスイーツ 鹿児島では毎年だいたいおはら祭りが終わった11月初旬〜中旬くらいから段々と気温が下がってきます。
鹿児島に移住してすぐの春、「11月まで暖かいから」と周りから言われ「いやいや11月なんてマフラー必須ですよ!」なんて返事をしながら『鹿児島の人たちはみんな僕を騙しているに違いない』と疑っていた8ヶ月後、本当に暖かく、驚愕することになろうとは、あの時の僕はまだ知
食のまちストーリーズ vol.02「つけあげで、みんなの気分もアゲアゲに」
つけあげで、みんなの気分もアゲアゲに“かの有名な「失われた時を求めて」の主人公は、マドレーヌを紅茶に浸した途端、過ぎ去った過去が生き生きとよみがえった。私のマドレーヌは薩摩揚である。”
これは脚本家・作家の向田邦子(1929~81)が小学生時代に2年余りを過ごした鹿児島を「故郷もどき」と呼び、随筆『薩摩揚』にあらわした一文です。10歳から13歳までという短い期間でしたが、多感な時期の彼女の記憶は
食のまちストーリーズ vol.01 「鹿児島の自家焙煎珈琲文化発祥のまち」
鹿児島の自家焙煎珈琲文化発祥のまち 全国的にニュースでは「残暑」というワードが聞かれるようになりましたが、鹿児島では「まだまだ夏は終わらないぜっ!」といった感じの日が続いています。
今日もジリジリと日差しが肌を刺してくるような昼下がり、外の暑さからエスケープするように地元の喫茶店に滑り込みアイスコーヒーで喉の渇きを潤す。グラスに結露するキラキラした水滴も涼しさを演出してくれています。
その