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#読書の秋2020
ジャック・ウェルチ リーダーシップ4つの条件 (ジェフリー・A・クレイムズ)
計画的撤退(p41より引用) 組織のエネルギーが無駄遣いされたり、不適切な方向に逸らされてしまわないようにする方法の一つは、何かを「やめる」ことだ。具体的には、もはや会社に付加価値をもたらさなくなった業務、プロセス、製品から手を引くことである。ドラッカーは、計画的撤退というコンセプトを世に広めた。組織の簡素化と同じく、これがエネルギーを解放し生産性を向上させるうえで重要な役割を演じている。
こ
夢を育てる(松下 幸之助)
250年先のゴール 松下幸之助氏の本は、氏があまりにも有名過ぎたこともあり、今まで一冊も読んだことがありませんでした。
今回手にした本は、例の日本経済新聞の連載「私の履歴書」に二度にわたって掲載された述懐をまとめたものです。ご本人の手によるものなので、全編、飾らない親しみやすい語り口で綴られています。
もちろん、「んんん・・・なるほど」と唸るようなことばが随所に見られます。
(p36より引
「わからない」という方法(橋本 治)
「橋本治」流の記憶 この本も、先に紹介した「〈数学〉を読む」で薦められたものです。
(p157より引用) 暗記とは、「思考を一時的に停止させる忍耐の時間」である。「記憶する」とは、「脳が情報を自分の中に定着させる」なのであって、脳はその作業に全力を費やしている。つまり、脳がそれをしている間、情報収集はストップさせられるのである。
(p157より引用) つまり、情報の収集は無意識を動員してするも
ダ・ヴィンチ・コード(ダン・ブラウン)
最近はこの手の小説はほとんど読まなくなっているのですが、あまりの人気とそれらしいタイトルに惹かれて・・・。
かといって買うほどでもないかと思い図書館で予約をして待つこと4ヶ月。今頃になって読んだのですが・・・
やはりこの本は、キリスト教の歴史への興味と造詣がないと面白みは半減以下になるのでしょう。逆に関心がある読者の立場からみるとワクワクドキドキものなのかもしれません。
小説を面白く感
ブックガイド〈数学〉を読む (岩波書店編集部)
普通にしていると接する機会のない本を探す「ヒント」になるのではと思い手に取りました。数学者10名の方々の書いた「ブックガイド」です。
それぞれの方々が今までに強い影響を受けた本を紹介しています。
学生のころに接した一冊の本が、数学の道に進むきっかけになった方もいます。また、当然のことながら数々の数学の専門書もお勧めとしてあげられています。
いくらなんでも、さすがにこれから数学の専門書に