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2023年7月の記事一覧
「あなたはなぜここに来たのか?」【世界多分一周旅イスラエル】
今現在、イスラエルのエルサレムにいる。
昨日、テンプル・マウント(神殿の丘)に立った時に、イスラエル兵に尋問を受けた。
そして、エルサレムの聖ヤコブ大聖堂でも、神父に同じ質問をされた。
「あなたはなぜここに来たのか?」
「なぜこの国に、この地に興味を持ったのか?」
「あなたはキリスト教徒?イスラム教?違うのになぜ?」
「ここに実際に来て何を思うのか?」
伝える努力をしたが、英語だったのでうまく
ブルガリアで絶景ハイキング!【世界多分一周旅バルカン編】
ブルガリアと言えば、ヨーグルトとバラくらいしかイメージにない私。
何があるのか分からないまま、トルコから夜行列車で国境を越えて、首都ソフィアに来てみた。Googleマップを見てたら、絶景が見られるという場所を見つけたので、行ってみることにした。
向かったのは、山の上の湖。
海ばかり見てきたこの世界多分一周旅のヨーロッパ編。美しい山も見たいなと思って探していた時に、ブルガリアで見つけた。「Seve
スペインのフェスで跳んだ!2023夏。
1997年の第一回のフジロックフェスティバルでフェスデビューをして以来、夏はフジロックとサマソニに通い、夏フェス大好き人間として生きてきた私。
コロナ禍で夏フェス、ライブという楽しみを奪われ、これを機に音楽ライブは、年齢とともにそろそろ引退していく人生になるのかなと思うくらい、気持ちはしぼんでいた。
10〜20代の頃、「何歳になっても、ライブに行って音楽を楽しむ大人になろうな」と言い合った音楽好
ヴェネツィア・スナップ【世界多分一周旅イタリア】
ヴェネツィアに到着した時は長距離移動続きで疲れ果てていたので、4人用のドミトリー部屋をたまたま1人っきりで独占できたことに感謝した。
次の日も昼までベッドで過ごし、大量に洗濯をして(手洗いで手が擦り切れそうなくらいの量)、それを部屋中に干して、洗濯物を見ながらバナナとクロワッサンを食べて、Tverで日本のテレビを見たりした。
かの有名なイタリアのヴェネツィアに来ているというのに、一向に出かける気
最終日は本当に駆け抜けた。【世界多分一周旅バルカン編#8】
駆け抜けてきたバルカン半島の旅も最終日。
それはそれは、長い一日の始まり。
まず、サラエヴォを22時に出発するバスに乗り、8時間揺られてクロアチアのザグレブに向かう。
夜行バスで、指定席ではない場合は、私は迷わず最後列へ行く。
空いていれば、誰も最後列に座らないので、体を横にして足を伸ばして眠ることができるからである。
酔い止めの薬を飲んで、壊れているシートベルトをなんとなく足に巻き付け、腕一本
サラエヴォ・ウォーキング【世界多分一周旅バルカン編#7】
モンテネグロ、ブドヴァから隣国のボスニア・ヘルツェゴビナのサラエヴォへ向かう朝7時のバスに乗り込んだ。
モンテネグロを出国し、ボスニア・ヘルツェゴビナへ入国する。
今回は、全員がパスポートを持ってバスを降り、スタンプを押してもらってまた乗るのを2回繰り返した。
ボスニアについて、地球の歩き方やWikipediaを読んだが、非常に複雑で難しかった。
まず、ボスニア・ヘルツェゴビナという1つの国なの
雷雨のコトル 【世界多分一周旅バルカン編#6】
デンの住むモンテネグロのブドヴァの隣に、コトルという町があり、デンが言うには、そこがとてもおすすめの観光地らしい。
アドリア海沿岸で複雑に入り組んだ湾にある町の一つで、城塞に囲まれた中世の雰囲気の旧市街に美しい教会が建ち並んでいるらしい。
そこの町を、後ろにそびえる丘の上の城まで登って見下ろすと、そこに絶景があるから、行った方がいいよと聞き、天気予報で一日中激しい雨マークが並んでいた日に、行くこ
モンテネグロのボーイフレンド【世界多分一周旅バルカン編#5】
「モンテネグロってどこにあるの?」と確か1ヶ月半くらい前に、私は彼に尋ねた。
カミーノを歩いている時に、スペインの小高い丘の上の小さな集落の宿で、大部屋に私とデンの2人だけしか泊まらなかった夜。一緒に晩ごはんを食べに行った時にそう聞いた。
彼はロシア人で、モンテネグロに住んでいると言った。
「モンテネグロに住んでる」なんてセリフは、私の人生で聞いたことがなかったし、そもそもモンテネグロという単
駆け抜けたアルバニア【世界多分一周旅バルカン編#4】
駆け抜けたアルバニア。
まずは、印象に残ったアルバニア料理を。
ケバブみたいなものと、大好きなコフタ。
コフタはハンバーグ。コフタって、インドでもミートボールみたいなの(ミートボールぽくしたベジタリアン的な団子も)をコフタと呼ぶし、トルコではキョフテだった気がする。中東やアラブの料理なのだろうと思う。
とにかく美味しい。
その次に印象深いのがパンプキンパイ。
カボチャ好きな私が喜び勇んで注文
千の窓の町ベラトにて【世界多分一周旅バルカン編#3】
アルバニア、ベラトはのんびりしている。
独特な形をしたベンチにおじさんやおばさんや若者が座ってぼーっとしている。
小さい町だが、だからこそ町歩きが楽しい。
オスム川が真ん中に流れていて、両側に集落がある。私が滞在する宿は北側のマンガレム地区。イスラム教の地区らしくモスクがある。
川の向こう側はゴリツァ地区でキリスト教の地区らしい。川を挟んで分かれているのが興味深い。
マンガレム地区に岩山があっ