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ソロキャンプの道のり【2020.07〜】

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2020年の夏休み7月に、立山へ行き、ソロキャンプデビューしてから現在なんと10回も重ねてきました。 キャンプの道のりとはつまり、キャンプ飯の歴史でもある。 そして、剱岳に恋し… もっと読む
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私のソロキャンプの世界観を彩るレギュラーメンバーたちの紹介

私のソロキャンプの世界観を彩るレギュラーメンバーたちの紹介

キャンプで使うギア(ギアって言葉を使ってみたいから使っている、キャンプ道具のことです)についてあれこれ考えている。
私はかわいい派手な小物を見るとホイホイ買ってしまう雑貨貧乏で、モロッコに行ったときはタッセルやポーチなど目に入るものすべて買う勢いで買い、モロッコ雑貨屋の店長やってますみたいな買い付け業者のようになってしまったという過去がある。
どの国に行っても何個も何個もポーチを買ってしまい、国内

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ホーリーに、インドでソロキャンプ!〜後編〜【インド#25】

ホーリーに、インドでソロキャンプ!〜後編〜【インド#25】

インド、リシケシュの町から汗だくになりながら山に登ってやってきたキャンプ場。そこの場所の雰囲気も、そこで働く人たちの雰囲気も、非常に心地良かった。
キャンプ場でのいろんなことを、思い出すままに書こうと思う。

テント設営!
ソロキャンプではあるものの、空いていたこともあり、テントは大きめのものにしてもらえた。従業員風の男性が設営してくれたのだが、お世辞にも上手とは言えない張り方だった。
ピンと張っ

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インドでソロキャンプ!〜前編〜【インド#24】

インドでソロキャンプ!〜前編〜【インド#24】

ホーリーの祭りの混乱からどうにか避難するための場所を探していた時、リシケシュの山の方にキャンプ場があるのをGoogleマップで偶然見つけた。

山の中の綺麗な滝の近くにある宿兼キャンプ場みたいな場所で、テントはそこに置いてあるので、手ぶらで行っても宿泊できるスタイルの宿だった。
現地にテントがあるなら、シルクのシーツもブランケットも持っているから、身軽にキャンプできるなと思って、「女1人だけどテン

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土砂降り、ありがとう、ソロキャンプ。

土砂降り、ありがとう、ソロキャンプ。

変な空だなぁと、薄々気がついてはいた。
でもこの不穏な雲の感じが格好良く感じていて見惚れていたのである。
相変わらず、スピードが上がらない撤収とパッキング。
設営はあんなにも速くやれるのに、「片付け」となると一気に苦手意識が出るのか、面倒くさくなる。
そもそも、神経質な一面がこういう時に出没してしまうせいで、出したり入れたり、しっくりくる形やパッキングをああでもないこうでもないと模索しまくるから時

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キャンプ飯の最終形態クリームシチュードリア

キャンプ飯の最終形態クリームシチュードリア

ソロキャンプ飯のフィナーレを飾るべく前室(またの名をキッチンスタジアム)に腰を据えた。
今回のソロキャンプの荷物は過去最軽量となっているが、その理由は、あまりひねりのないキャンプ飯のメニュー構成にあるかもしれない。
カレーを大量に作ったら3日と言わず1週間連続でカレーを食べ続けるのをいとわない、というかむしろ大喜びでそうしているタイプの私なので、今回はプチェロを大量に作ってキャンプの間中、食べ続け

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朝はコラカオ

朝はコラカオ

春はあけぼの。
みたいな感じで、
朝はコラカオ。

コラカオを飲もうと思って、ムクリと起き出したソロキャンプ2日目の朝。

夜は寒かったが、カイロはいらない程度で、ナルゲンボトルの湯たんぽも蹴飛ばして寝袋の中で行方不明になっても、半分寝ぼけながら捜索するほどの切迫感もなく、ちょっと寒いかもと軽く縮こまる程度の寒さだった。
そんな気温12℃の夜。
次の寒い夜の対策のために気温も記しておこう。

5時

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琵琶湖でプチェロ!

琵琶湖でプチェロ!

プチェロというスペイン料理をご存知?
私は知らなかった。
煮込み料理らしく、煮込み料理のコシードならスペインで食べたことがあるのだけど、プチェロは初である。

こちらは、彦根で初デートをさせてもらった唐草さん(私の勝手なる通称:てんやわんやさん)からのスペイン土産である。
(他にもいっぱいあった。コラカオまで!素敵!ありがとうございます!)

プチェロというスープの素であり、裏面のスペイン語での作

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自分史上最高ソロキャンプのはじまり

自分史上最高ソロキャンプのはじまり

もう慣れたもんである。
2020年の夏に雷鳥沢でソロキャンプデビューをしてから2年。
ソロキャンプは12回目らしい。
今、自分のnoteで確認をした。

そして、いつもの琵琶湖のほとりでのキャンプはもう5回目になる。
これも今確認した。
5回目なので、乗り換え案内アプリを使わずとも電車を乗り換えられるようになった。

琵琶湖のいつもの場所は予約しなくてもキャンプできるから、気楽に荷造りをして、本と

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雨の日、キャンプの帰り道。

雨の日、キャンプの帰り道。

和歌山熊野でのキャンプ。

夜明け前からずっと雨である。
雨が好きなので全然いい。
なんなら、降水確率100%を分かっていて、キャンプ場が空いているだろうと思ってやってきたから、何の動揺もない。
雨の日は涼しいし、テントの中でポツポツと断続的に続く雨粒の音を聞いて過ごすのも楽しい。

この日はすごい偶然があった。
相棒が温泉で朝風呂に入っている間に、ふと、熊野古道を歩き終わってお店に行くといつも売

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ホットサンドでStylish BBQ!

ホットサンドでStylish BBQ!

車で行くキャンプのいいところは、重いものを持っていけるところ。
私のソロキャンプは基本的に電車バスからの徒歩か自転車なので、できるだけ荷物を軽くしたいから、まず持ち物リストから外されるホットサンドメーカー。
買ったはいいが、家で551の豚まんをバターを塗ってはさんで焼く以外にほぼ出番がなかったコイツを今回のデュオキャンプに持ち込んでみたのである。(豚まんをホットサンドメーカーで焼いたら美味しいです

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GRと打ち上げ花火

GRと打ち上げ花火

和歌山、熊野へキャンプに来たら、急きょその地で延期になってた花火大会が今夜行われることを現地で知った。

やったー。
今宵の私もツイている。
さっさと熊野牛を焼いて平らげて、熊野本宮大社の近くの大斎原の横の河原へとやってきた。
こういう旅の途中の急展開なスピード感が好きだ。ひたすらのんびりするのもいいけれど、突然入ったアポに急きょ対応する感じが、私の性格的に燃えるというか、ワクワクする。
夜ののん

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秋のキャンプ、秋の空。

秋のキャンプ、秋の空。

春以来振りのキャンプに行ってきた。
今回はソロではなく、一年ぶりに同じパートナーと同じ場所にやってきた。

そこは1年前にハンモックがちぎれて落下しお尻の骨にひびが入った思い出の場所。
ドキドキしながら、お尻を守りながら、不安定なものに体を支えることを厳禁にしながらまた今年もこの地へやってきた。予約不要のキャンプ場なので連休でも来られるのが良い。
お尻さえ割れなければ、ここは本当にいいキャンプ場で

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サリ麺でプルコギ焼きそば

サリ麺でプルコギ焼きそば

韓国のサリ麺に憧れていた。
プデチゲに憧れていた。
韓国のドラマや映画を見てると、辛そうな色をした鍋にインスタントの縮れた麺が入っていて、それをウィンナーと一緒にくたくたに煮て、ハフハフしながら食べているシーンがよく出てくる。
あのラーメンをハフハフしながら食べることに、私はとても憧れていたのである。
しかし、私は辛いものは食べられないしキムチも全般食べない。
どうやったって韓国であのラーメンを食

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ホットクで生誕を祝う朝

ホットクで生誕を祝う朝

韓国縛りでキャンプをしているが、
韓国料理と言えばキムチで、私は辛いものが苦手なのでキムチは食べられないのだが、キムチや過度な唐辛子を使う料理以外の韓国料理は全般大好きである。
牛の焼肉、プルコギ、タッカンマリ、コムタン、マンドゥ、キンパ。
そして韓国のスイーツ。やたらとおしゃれなカフェで食べるケーキとかカキ氷とか、ひねりまくってるスイーツやフルーツが乗りまくってるケーキが大好きである。
(以下、

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