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読書メモ:経営行動-第7章 権限の役割
「万能人」ハーバートA・サイモン。ノーベル経済学賞受賞者にして人工知能のパイオニアによる経営組織における意思決定の研究!
ハーバートA・サイモン/ 訳者:二村敏子他(2009年7月初版)
第7章:権限の役割(1945年初版の内容から) 組織は、組織メンバーである個人の決定に影響を与える方法としては、権限、コミュニケーション、訓練、能率、一体化(組織への忠誠心)などの基本様式を持つ。これらいずれの
読書メモ:経営行動-第6章 組織の均衡
「万能人」ハーバートA・サイモン。ノーベル経済学賞受賞者にして人工知能のパイオニアによる経営組織における意思決定の研究!
ハーバートA・サイモン/ 訳者:二村敏子他(2009年7月初版)
第6章:組織の均衡(1945年初版の内容から) 第6章のタイトル「組織の均衡」の概念は、少し解りにくい。まず、個人が組織に参加する動機は、組織における自分の活動が自らの個人的な目標に直接・間接に貢献するからであ
読書メモ:経営行動 -第5章
「万能人」ハーバートA・サイモン。
ノーベル経済学賞受賞者にして人工知能のパイオニアによる経営組織における意思決定の研究!
ハーバートA・サイモン/ 訳者:二村敏子他(原著1997年第4版)
第5章:経営決定の心理学(1945年初版の内容から) まず「合理的な意思決定」について明確にする。行動の意思決定をする主体が、以下のような過程に基づいて行う意思決定を「合理的な意思決定」と定義する。
行動
セミナー参加メモ:「工芸/民藝」と「デザイン」その交点を探る
セミナーの構成としては、最初の1時間半に鞍田さんと田房さんがそれぞれのライフワークと「民藝」との交点を語り合い、後半の1時間で参加者から受けた質問を軸にお二人が議論する鼎談形式の講演となっていました。
セミナー参加の目的とメモ作成の趣旨
今回のセミナーに参加した目的としては、後ほど具体的に書きますが、お二人のご意見を伺いたいと思った質問があったからでした。結論から言えば、当方からの質問につ
読書メモ:意思決定の科学 組織設計
「万能人」ハーバートA・サイモン。ノーベル経済学賞受賞者にして人工知能のパイオニアが予測した情報化社会と人間の意思決定の「未来」!
ハーバートA・サイモン/ 訳者:稲葉元吉、倉井武夫(1979年12月初版)
第4章:組織設計=意思決定のための人間-機械システムサイモンは人工知能の進歩と人間の意思決定過程における進歩について指摘してきたが、本章ではそれらを経営組織として人間-機械システム(マン・マ
読書メモ:意思決定の科学 「会社は機械によって管理されるか」
「万能人」ハーバートA・サイモン。ノーベル経済学賞受賞者にして人工知能のパイオニアが予測した情報化社会と人間の意思決定の「未来」!
ハーバートA・サイモン/ 訳者:稲葉元吉、倉井武夫(1979年12月初版)
第1章「会社は機械によって管理されるか」 コンピューターが意思決定過程においてより大きな役割を果たすようになるとき、経営管理者の職務にどのような変化が現れるのか? そのような経営管理の面での
読書メモ:意思決定の科学 経営の意思決定過程
「万能人」ハーバートA・サイモン。ノーベル経済学賞受賞者にして人工知能のパイオニアが予測した情報化社会と人間の意思決定の「未来」!
ハーバートA・サイモン/ 訳者:稲葉元吉、倉井武夫(1979年12月初版)
読書メモ作成に当たって ハーバートM・サイモンは、大組織の経営行動と意思決定に関する研究で、1978年にノーベル経済学賞を受賞している。しかし、サイモンが貢献した分野は、心理学、人工知能、経
読書メモ:倫理の経済学 第3章「われわれはみんな伝道者に支払うべきだ」
変人/偏人ブキャナンを読む。
FIREを選択することの外部不経済。あなたが感じる「後ろめたさ」は正しい!
ジェームズ・M・ブキャナン/ 訳者:小畑二郎(有斐閣 1997年2月初版)
「われわれはみんな伝道者に支払うべきだ」倫理の経済的起源
第1章と第2章での労働倫理と貯蓄倫理の例で見た通り、これらの倫理規範には明らかな経済的価値が認められる。こうした倫理規範の経済的起源の研究については、いく
読書メモ:倫理の経済学 第2章「われわれはみんなもっと貯蓄すべきだ」
変人/偏人ブキャナンを読む。
FIREを選択することの外部不経済。あなたが感じる「後ろめたさ」は正しい!
ジェームズ・M・ブキャナン/ 訳者:小畑二郎(有斐閣 1997年2月初版)
「われわれはみんなもっと貯蓄すべきだ」貯蓄倫理の経済学
「もっと貯蓄すべきだ」との命題は、「現在」(本書は1994年に出版)においては一般に受け入れられやすいが、「もっと働くべきだ」よりも分析的に支持されることは
読書メモ:倫理の経済学 第1章「われわれはもっと働くべきだ」
変人/偏人ブキャナンを読む。
FIREを選択することの外部不経済。あなたが感じる「後ろめたさ」は正しい!
ジェームズ・M・ブキャナン/ 訳者:小畑二郎(有斐閣 1997年2月初版)
「われわれはもっと働くべきだ」 労働倫理の経済的価値
個人が持てる時間の中から市場に供給する労働時間を選択するに当たって、労働倫理によって「もっと働く」=(遊休や自分の時間に費やすのではなく)市場により多くの労
読書メモ:リーン・スタートアップ
The Lean Startup
Eric Ries/訳者:井口 耕二(日経BP2012年4月初版)
「リーン・スタートアップ」リーン・スタートアップとは、起業や新規事業開発におけるマネジメント手法である。スティーブン・ブランクの提唱した「顧客開発モデル」、仮説構築のフレームワークであるビジネスモデルキャンバス、MVPの改良を繰り返しながら開発を進めるアジャイル開発、がリーン・スタートアップを
読書メモ:アントレプレナーの教科書
The Four Steps to the Epiphany
Steven Gary Blank / 訳者:堤孝志、渡邉哲(翔泳社2016年1月初版)
「顧客開発モデル」典型的な「製品開発モデル」によるスタートアップの失敗事例の多くは、製品リリースと同時に実質的な顧客向けの営業とマーケティングを初めて開始することに原因がある、と説く。すなわち、顧客の抱える課題の存在、製品のもたらす解決策の有効
禅のお勉強 正法眼蔵「現成公案」
正法眼蔵「現成公案」· 諸法の仏法なる時節、すなはち迷悟あり、修行あり、生あり死あり、諸仏あり衆生あり。
· 万法ともにわれにあらざる時節、まどひなくさとりなく、諸仏なく衆生なく、生なく滅なし。
· 仏道もとより豊倹より跳出せるゆゑに、生滅あり、迷悟あり、生仏あり。
· しかもかくのごとくなりといへども、華は愛惜にちり、草は棄嫌におふるのみなり。
「諸法の仏法なる時節」諸法=「われ」である