2021年3月の記事一覧
3月25日の北ミサイル
3月25日、北の弾道ミサイルが日本海に向けて飛んだとニュースが出ました。北朝鮮の東岸から東に450キロの日本海に着弾したそうです。このタイミングでいったいなんなのでしょうか?
もちろん、米国への警告や国内向けのパフォーマンスというのが一番の理由でしょう。ここに、もう一つの理由として中国向けの警告という意味もあるかもしれません。北朝鮮は北京から近いため、彼らが短距離弾道ミサイルを充実させることは、
フォース・ターニング 「危機」の時代
ストラウス、ハウの『フォース・ターニング』はアメリカの歴史が80年周期で変わるという説です。一つの周期(同書の中ではサエクルムと呼称)の中で「高揚→覚醒→分解→危機」と四季をめぐるようにターニングするので「フォースターニング」。1ターンおよそ二十年となります。この周期はアメリカだけでなく日本にも当てはまるそうです(翻訳者の奥山先生や北野幸伯さんの書籍など参照)。
『フォース・ターニング』の中で、
中国の「超限戦」に抗する
倉山満『ウェストファリア体制』を読みました。
一 こころの中では何を考えてもよい
二 人を殺してはならない
三 お互いの存在を認め合おう
日本人にとっては当たり前と思われるこの内容。これをウェストファリア体制の三つの要素として紹介しています。最終章で日本の周りにはこれが全く通用しない国が溢れているとしています。北朝鮮、ロシア、中国です。
ロシアのハイブリッド戦争、中国の超限戦、いずれも宣
戦わずして、中国を退ける方法。それは、中国共産党の実態を世界に宣伝する事だと思う。つまり、CIAさん出番です。●インド太平洋構想へ連携 日米豪印が首脳会議 地域の安定に貢献と菅首相
3月12日、米ワシントンのホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
中国が地域で存在感を高める中、日米豪印4カ国は連携を強めている。
会談はオンライン形式で、菅首相、バイデン米大統領、モリソン豪首相、モディ印首相が参加した。ブリンケン米国務長官が司会を務めた。
バイデン大統領は「自由で開かれたインド太平洋の実現がそれぞれの国に不可欠。緊密に連携したい」と語った。
菅