見出し画像

真の品性とは、インナーチャイルドのお世話を他人にさせないこと。

今日は『未熟な女性性・男性性』と、『成熟した女性性・男性性』について書いて参ります。

まずは未熟な女性性、未熟な男性性とはなんですかという話から。

これには様々な解釈や考えかたがありますが、わたくしの考える『未熟な』とは、親への復讐を、生きる目的としている段階のこと。


親にたいして復讐心を持っているなんてほとんどの人は自分では気づきませんし、復讐心を持つこと自体は悪いことではありません。

(むしろ復讐心は、行動の原動力となるパワフルなエネルギーにもなり得ます。使う方向を誤らなければの話ですが)


復讐心というのは、自分を認めてくれなかった・自分を尊重し大切にしてくれなかった親に「わかってもらいたい」と願う欲求のことで、

その欲求は誰しもが多かれ少なかれからだの奥に持っているものです。

そしてわたしたちは「わかってもらいたい」という気持ちと同時に、「あなたの望み通りの子でなくてごめんなさい」という罪悪感も持っているのです。



男性はありのままの自分の価値を認めてくれなかった母親への恨み(罪悪感)が強いほど、女性や 無意識に “格下” とみなした者への支配願望を膨らませていくことが多く(それが加害欲求にエスカレートすることもあります)、

女性の場合は、ありのままの自分の価値を認めてくれなかった父親への恨み(罪悪感)が強いほど、自己犠牲が過剰になったり、罪悪感を晴らすために 上下・主従関係に依存しやすくなる傾向があるように見られます。


この傾向は表面的な日頃の行動にももちろん反映されますが、どちらかというと心を許した家族やパートナーへの態度、さらに言うと性欲・性癖の面で色濃く表れることが多いように思います。


この国では、「性 = 男性が女性を支配するもの」という潜在的なイメージがまだまだ強いと思います。

性行為の経験の有無を問わず、魂の震えるような愛あるセックスを知っている大人が少なく、

それどころか「欲求不満(復讐心・罪悪感・インナーチャイルドの傷)を晴らし孤独感を埋めるためのチープでインスタントなセックス」の存在しか知らない大人がたくさんいるのが現状です。


これは、行き過ぎた資本主義信仰の深刻な弊害として「ありのままの自分を認めてもらえない孤独と恨みを抱えたまま大人になった人」が、この国に溢れているからなのでしょう。

親への復讐心(罪悪感)をからだの中で燻らせ、そのはけ口を大人になっても求め続けているのです。



また、性別問わず一人の人間の中にも女性性と男性性が存在します。

女性性と男性性の成熟度合いは常にリンクしているため、どちらかだけが未熟とか、どちらかだけが成熟しているということはないのですが

自分の中のパートナーシップが未熟であると、常に「ありのままの自分を認められない」という状態で生きなくてはならないため、非常に幸福を感じにくくなってしまいます。

(言い換えますと、「いつまで経っても、心の中に飢餓状態の傷ついたインナーチャイルドが住みついている」ということになりますね)


男性性とは思考・顕在意識のことですから、こちらが未熟ですと、ありのままの自然な自分(女性性)にたいして常に支配をしコントロールをしようとするわけです。

男性性(思考・顕在意識)が未熟な状態では、他人や社会などが決めた何か外側のものさしによって自分の価値を測り、常に何かと自分を比較し「善い/悪い」「正しい/間違っている」などのジャッジメントをいちいち下し、自分のことを管理しようとします。


そうすると、それに伴い女性性(體、潜在意識)は本来の神秘的な力を発揮できなくなっていってしまうのです。

男性性は、女性性を通してでしか宇宙の叡知のようなものに繋がることはできないのですが、ありのままの自分(女性性)を支配しコントロールし力を奪うことで、自らを小さな箱の中に閉じ込めて自分の力を発揮しないようにしているということになるのです。

(これは人間の男女にも言えることですね)



一方、『成熟した女性性・成熟した男性性』とは、男性性(思考・顕在意識)が女性性(體・潜在意識)を厳しくジャッジ・支配しようとせず、ありのままの自分の価値に気づいている状態のこと。

それぞれの性が成熟し自分の中のパートナーシップが健全に育まれていくと、幸せの基準が変わり、考え方が変わり、行動の動機が変わり、話す言葉が変わり、人間関係が変わり、人生が大きく変わっていきます。

自分を管理しコントロールしようという傲りを手放すと、人生の目的が「わかってもらいたい」「認めてもらいたい」という復讐心( ≒ 罪悪感)から、自分という命を思いっきり生きたい!という願いが原動力となる自分爆開花・女性性爆開花の生きかたに変わっていくのです。


自己を受容することのできない『男性性・女性性が未熟な状態』では、自身のインナーチャイルドの「かまってほしい!わかってほしい!こっちを見てほしい!」という叫びをなんとかして鎮めるために、他人の力を使おうとするのですが

ありのままの自分を受容し、自分の中で成熟したパートナーシップを育めるようになってくると、他人にインナーチャイルドのお世話をさせる必要がなくなります。

そのように自分の中のエネルギーを統合し、インナーチャイルドのお世話を他人にさせない覚悟を持ち生きることが本当の『自立』であり、真の品性というものなのではないかとわたくしは思うのです。


以上、本日は『未熟な男性性・女性性』と『成熟した男性性・女性性』についてお送りいたしました。

それではまた☺️



♡ ♡ ♡ ♡ ♡



🌸ここからはSunaoのギフト屋さんコーナー🌸

大切なご自分への贈り物に、手にとっていただけましたら幸せです。


【 NEW! 】

Sunaoの〝感じる〟女性性マーケティング塾🪷

二年間に渡り「優しい人が優しいままで、経済的にも豊かになるには」というテーマを掲げてお送りした定期購読マガジンのバックナンバーをまとめた玉手箱です。

読んでくださるかたのコンテンツが『優しいご利益の降り注ぐ縁結び神社』のような存在となっていかれますよう、どの記事も心を込めて書いて参りました。

弱いままの自分で、〝 物心共に 〟幸せになっていくための88のTips。一記事単位でもお受け取りいただけます☺️



🎁 過去記事の詰め合わせBOX 🎁

これまで書いてきたたくさんの文章の中から、執筆者である私自身が「これは」と思うnoteを厳選して三種類の玉手箱をお作りしました。


どこか遠いところにいる凄い人でも何者でもない、私というフツーの(なんならコンプレックスだらけの)生身の人間の、

自己受容・自分との和解・女性性の肯定、また “フォロワーゼロからの発信活動の軌跡” として何か受け取っていただけるものがあれば、これほど嬉しいことはありませぬ。

今のご自身の感性でピンとくるものをお受け取りいただければと思います🌸


① 自分自身からの永遠の愛を思い出す自己統合BOX【抱擁】

② 内なるチカラが溢れ出す女性性受容BOX【潤】

③ 運命の出逢いを創造する恋力サポートBOX【凛】


これからも時を経るごとに過去記事を収載してボリュームアップしていく予定ですので、お手にとって愛でていただければ幸いです。

そして、泣きたくなったときや無価値感・孤独を感じたときに開いてもらって、「ああ、ひとりじゃないな」って感じてもらえたら、すごく嬉しいなと思います。


🕊 その他 過去記事保管庫はこちら 🕊


🕊 これから発信活動をがんばりたいあなたへ 🕊


🕊 ライトワーカーとして目覚めるnote 🕊


🕊 有料note書いてみたいかたへ。🕊

無料マガジンです。営利目的でご利用ください。



🕊 優しすぎて生き辛い人のための『自分軸のつくりかた』(わたくしのnote処女作です) 🕊

〝 繊細な感受性を持つ人にとって、もしかしたら生きることは、傷付くことと同じ意味を持つのかもしれません。

それでもわたしは「生きることを、怖がらないで」って、伝え続けたい。 〟


Sunaoのアクセサリー&雑貨屋さんはこちら。(画像をタップでShopに飛べます)

自分の中の永遠の少女が目を醒ます♡人生に恋をする大人の女性のためのアクセサリーたち。
よかったら遊びにいらしてくださいな🌸

本日もここまでお付き合いくださり、どうもありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?