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不登校を選んだ子に、親がやるべき「3つのこと」

学校に行かない選択、いわゆる「不登校」。
このとき、親が子にすべきこととは何なのでしょうか?



子の価値観を受け止める

多くの子が通う学校に、自分の子が行かないとなれば、
親ならば誰でもアタフタします。
まったく予期しない事で、心の準備などなくて当然です。

さらに相手は、わずか10年ほどしか人生経験のない子ども。
それゆえ、親の価値観で判断し、
その行動や選択を、否定、一掃しがちです。

しかし、たとえ人生経験が浅くても、
子どもこそ、1人の人間だということを忘れてはいけません。

まずは「子どもの選択を尊重する」ことが大切。
「子どもの気持ち」にじっくり耳を傾ける。

その上で、子どもが判断したことを、
しっかり受け止めましょう。


選択の先にある未来をイメージさせる

とはいえ「不登校」になれば、
未来に心配な材料が増えることも否めません。

高校はどうなるの?
その先の進学は?
将来、何で食べていくの?

日本の教育システムは、
学校に通うこと自体や、学校で学ぶことがベースになっています。

不登校になることで、閉ざされる道があるという事実は、
子にしっかり認識させる必要があります。

その上でなお選択するなら、
その選択には強い意思があるということです。

自分で考えて決断したという事実が、
選択に対する責任感を生みます。

決して脅すとか、不安を煽るのではなく、
冷静に社会のシステムを教え、
自分を抑えてその道を利用するのか、
自分で道を切り開くのか、考えさせるというこが大事なのです。


親の考えを伝えるときは…?

1・子の選択を尊重する。
2・選択の先をイメージさせる。
そのあとに、親の意見を伝えられる段階となります。

親はとうぜん、子より人生経験が長いですし、
失敗談や処世術を伝えられる身近な存在です。

それに、親は誰よりも子を想う存在なのです。
親の意見は、子にとってはとても参考になります。

しかし、ここで最も大事なのは、
たとえ親子であっても、
別の人格であり、全く違う価値観をもった者同士
だということを再認識する必要があります。

これを念頭におくことで、親子関係は良好に保たれるのです。

価値観が違えば、同じ経験をしたとしても、
受け止めや気持ちは全くちがいます。

「そんなことで…?」
「がんばれるでしょ!」
なども、親の価値観の中から発する言葉なのです。


わが家の大失敗

・楽しいアイテム(ゲームやスマホ)を取りあげ、
家をつまらなくした
・行けば何とかなる!行かないと将来が大変!
など安易な声掛けをした

これらは、不登校のなりはじめの頃、
私が行った、ダメな対応の例です。

根本にある問題にいっさい目を向けていません。

「今ならまだ何とかなるかも?」
「甘えてるだけじゃない?」
と、子供の反応を見たり、本気度を確かめる意図もありました。

こんな対応は決してしませんように!



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