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はじめてのKDPペーパバック
こんにちは新居直明です。すっかりnoteをご無沙汰していました。最近、背中を押されて、はじめてAmazon KDP ペーパーバックをつくってみたので、その理由と制作上の気づきを書きます。
電子書籍Kindle本を基本として取り組んでます
昨年春から、企業や地域の知られざるプロジェクトXを伝え残す、というテーマでKindle本に取り組んでいます。
3,000字とか少ない分量でも、ひとつのテーマ
読書ノート:マルティネス+シェッフル『物語の森へ』法政大学出版、2006年
千野帽子さんの『人はなぜ物語を求めるのか』で紹介されていた本書を読みました。著者はドイツの大学の教授、邦訳はドイツ文学の教授により「物語研究へのきわめてよい入門書」と紹介されています。
大きくは、第二部の「<いかに>提示」と第三部の「物語の<何>筋と物語られた世界」、言い換えると物語の「HOW」と「WHAT」から構成されています。
第二部はわたしには難解で、第三部から印象に残ったところを読書ノ
日本のワイン葡萄に興味をもち、知識を広げていきたいです
ワイン通ではないですが、カジュアルに楽しんでいます。仕事で米国ワシントン州のレッドモンドというところに住んでいた時は、近所にもワイナリーがあり好きになりました。
日本のワインも良質なものが広がってきていると聞き、葡萄づくりに興味をもちました。米国西海岸だと、どちらかというと内陸で乾燥している風土での栽培が多いようですので、多湿な日本の国土のなかでは、どんな場所でどんな品種が育てられているのか、ネ
2冊目のKindle出版体験からの学び
先週末に2冊目のKindle本を出版することができました。最初の経験が活きたことと、今回、新たに学んだことのメモです。
最初の経験がいきたこと
KDPの本棚(管理画面)では、メタデータ(詳細情報の編集)と書籍ファイル(コンテンツの編集)が別メニューになっています。少しメタデータを修正するならば、すぐに完了・公開されるだろうと、かってに思っていました。
しかし「詳細情報」「コンテンツ」「価格」
心に刺さる「物語」の力:ストーリーテリングでビジネスを変える(キンドラ・ホール著)を読んで
企業に戦略的ストーリーテリングのコンサルティングを提供するプロ・ストーリーテラー、キンドラ・ホール先生。ビジネスで活用するストーリーテリングを、豊富な実例と体系的な手法の両面から教えてくれる一冊でした。
この読書ノート「ストーリーとは何だろう?」の出発点となった疑問について、キンドラ・ホール先生が端的に書いているので引き込まれました。
キンドラ・ホール先生によると、ストーリーは「実話」であるこ
ブランドストーリーのつくりかた(ミリ・ロドリゲス著)を読んで
米国マイクロソフトのストーリーテラーのミリ・ロドリゲス氏の著作。マイクロソフトに「ストーリーテラー」という役割があること自体をこれまで知りませんでした。
Amazon.co.jpで翻訳書(CCCメディアハウス発行)のレビュー数は少ないのですが、原書は受賞歴もあり評価の高い著者・著作です。
「ストーリーとは何だろう?」という問いで読書してきていますが、ミリ・ロドリゲス先生の定義はわたしには最も明
ドキュメンタリー・ストーリーテリング(シーラ・カーラン・バーナード著、フィルムアート社)を読んで
映像ドキュメンタリーの制作を自ら手掛けるとともに大学でも教える米国のシーラ・カーラン・バーナード先生が、ドキュメンタリー制作にたずさわり「物語の正体とその構造を理解したいと思っている人」のために書いた本です。2016年出版の第4版を原書として、528ページ、厚みがあります。
一番の教訓は、NHKエンタープライズのエグゼクティブ・プロデューサー、今村研一先生があとがきに書かれている、フランスのイブ
ストーリー:ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則、を読んで
ハリウッドを中心に映画シナリオについて教え、多くの受賞作の脚本家を育ててきたロバート・マッキー氏による、「物語を語る技術」についての指南書を読みました。その脚本術は、これからも折々に読み直して、学んでいこうと思います。「ストーリーとは何だろう?」という視点で、しっかり記憶にとどめておきたいことをメモしました。
読者が主人公の視点でストーリーを読み進めるとき、このギャップが関心をもって引き込まれる
釣果だけを追い求めず、人生を豊かにするために遊ぼう ー 最北のガイド&シェフ、佐藤優介
ストリームコレクト(Stream Collect)代表の佐藤優介です。わたしは1986年に浜頓別に生まれ、2021年にこの地にフライフィッシングのガイドサービス、ストリームコレクトを開業しました。どのような体験をお客様に楽しんでいただきたいか、その想いを紹介させてください。
道北浜頓別ベースの釣りの魅力
北海道最北端の宗谷岬から、オホーツク沿岸を60kmほど南東に下ると、日本最大のハクチ
脳が読みたくなるストーリーの書き方:リサ・クロン著、より学んだこと
「脳が読みたくなるストーリーの書き方」リサ・クロン著、府川由美恵翻訳、2016年、株式会社フィルムアート社出版、を読みました。著者の出版・TV・映画脚本の世界での経験、脳・認知科学での最新の研究成果、本や映画の実例・引用などをもとに、どうして人はストーリーに引き込まれるのか、ストーリーを書くうえで大切なことは何か、を伝えています。
クロン先生が大学の先生であれば、一年間でストーリーを教える学科の