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2冊目のKindle出版体験からの学び
先週末に2冊目のKindle本を出版することができました。最初の経験が活きたことと、今回、新たに学んだことのメモです。
最初の経験がいきたこと
KDPの本棚(管理画面)では、メタデータ(詳細情報の編集)と書籍ファイル(コンテンツの編集)が別メニューになっています。少しメタデータを修正するならば、すぐに完了・公開されるだろうと、かってに思っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1702270174328-gRNANl4pPs.png)
しかし「詳細情報」「コンテンツ」「価格」は一体的に管理されているため、メタデータの微修正だけでも十数時間の審査が走ってしまい、さらに、その間は、あらたに発見した書籍ファイルの文字修正(こちらのほうが重要)ができなくなります。
とても初歩的なことで恥ずかしいですが、公開後のメタデータと書籍ファイルの修正はまとめて同時にする、という学びでした。これは二冊目では実践しています。
本来は、最初に公開をする前に、書籍ファイルもメタデータも完全なものしておくべきですが、やはりすべての作業を一人で行っていると見過ごしや推敲不十分があります。制作環境やプレビューワーではなく、公開されてからAmazonストアやKindleアプリで実際にみないと気づかないこともありました。
公開して数日(1~3日)の間に、しっかりと確認、まとめて修正、確認のサイクルを回すのが大切だとあらためて実感しました。
新たに学んだこと
Amazonストアでの検索についても、メタデータ(詳細情報)の表示と同じように、すぐ確認すべき重要なことです。
Amazonのストアは、モノ商品からデジタル商品まで全カテゴリー横断的に検索できる(はず)のが特徴の一つです。そのロジックは公開されていないので、試行錯誤して自分のKindle本にあった方策をみつけていくしかないようです。
最初は「大阪お香原料の老舗・長川仁三郎商店:伝統を守り未来を拓くチームづくりの物語」というタイトルにしていました。しかし、「大阪お香原料・・・」とタイトルの前を入力して検索してもリストされません。
おそらく「長川仁三郎商店」は実際にお香商品を製造しているメーカーのブランドであり、「お香」についてもモノ商品のカテゴリーにあるため、物販を優先してデジタル商品・Kindle本はリストされないようなロジックになっていそうです。検索結果の条件をみると、モノ商品のカテゴリーのみの設定となっていました。
「長川仁三郎商店 物語」と検索するとヒットしてはいましたが。
そのため、メタデータと書籍ファイルの修正アップデートのタイミングで、タイトルの順番を入れ替えて、「伝統を守り未来を拓くチームづくりの物語:大阪お香原料の老舗・長川仁三郎商店」としたのが現在です。
「検索」についても、公開後すぐにあれこれ試して、その挙動をふまえてメタデータ(詳細情報)を改善する、のが今回の学びです。
ストーリー(物語)とは
この秋は『ストーリーってなんだろう?<読書ノート>』というマガジンを立てて、いろいろな識者のノウハウを訪ね歩いてきました。いろいろと考えることが多くて、第1作よりも今回の第2作のほうがよりストーリーっぽくなってきたかな、と振り返っています。
次の企画はどれにしようか(いくつかのリサーチやアイデアのなかから)と、想いをめぐらせています。
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