企業に戦略的ストーリーテリングのコンサルティングを提供するプロ・ストーリーテラー、キンドラ・ホール先生。ビジネスで活用するストーリーテリングを、豊富な実例と体系的な手法の両面から教えてくれる一冊でした。
この読書ノート「ストーリーとは何だろう?」の出発点となった疑問について、キンドラ・ホール先生が端的に書いているので引き込まれました。
キンドラ・ホール先生によると、ストーリーは「実話」であることと、ストーリーをストーリーたらしめる四つの要素が必要です。
この4つの要素をもとに3部構成をとります。
ただしビジネスのなかからストーリーを探して、ストーリーを仕立てるときには、「爆発(変化)」から始めるのがよいと教えています。その理由は、
コンテンツの観点からは、ビジネスで活用するストーリーを4つのジャンルに分類しています。
この本で教えているビジネスストーリーの枠組みに照らして、仕事で関心のある、関係するブランドが広報・マーケティングで展開しているストーリーについて勉強してみます。
わたしがショートビジネスストーリーに取り組んでいくうえで、最終章にあるキンドラ・ホール先生の次の言葉が身に沁みました。
キンドラ・ホール先生のこの本を読んで、ショートビジネスストーリーの世界での「ストーリーとは何だろう?」という問いへの指針をいただきました。この読書ノート(マガジン)はここで筆をおいて、これからは実践に集中していきます。