あるべきを手放す

ここ最近、苦しくて苦しくて、こんなに一生懸命やっているのにどうして楽にならないのかと思っていました。

ここから逃れるには、やはり以前お世話になった内観しかないと思い、お電話しました。

先生に、「ご一緒に汗を流しましょう」と言われて、何か少し心が軽くなったような気がしました。

その時、やっぱり心なんだとは思いましたが、その心を持て余していました。


内観を始めても、なかなか思い出せず、思い出しても人ごとのようで実感がなく不安でした。


大丈夫かなと考えていた時、私は固いのだからできないと思っている自分に気づき、今までずっとこうなのだ、こうやってきたのだと分りました。


この内観によって、私は、この人はこうだと決めてしまうと他の面が見えなくなってしまう自分に気がつきました。


また、絶対的なことはなくて、全て相対的なんだということも少し感じられてきました。


6日目に、お風呂に入っている時、ふっと「素直」という言葉が浮かんできて、それをぼんやりと思っているうちに、楽になって肩の力が抜けてきました。

その時、今まで肩肘張って生きてきたのが、もうこれからはそうやって生きていく必要がないのだと分かったように思えました。


最後の内観の時、1から10までやってもらっていた私が、結婚してからは何故すべてを私がやるようになったか疑問に思っていましたが、「それができるように育ててもらっていた」ということに気づきました。

これを感じたとき、すーっと胸のつかえが取れて楽になりました。

本当に嬉しく、ありがたく思います。


先生はじめ、お世話いただいた皆様に支えられてここまで来れたと思います。

ありがとうございました。

 ( 静岡県 47歳女性 自営業 2回目 )

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