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naguのおもしろ半生

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2021年6月の記事一覧

3.11 秋葉原

3.11 秋葉原

2011年3月11日。

その日は、送別会シーズンの真っ只中で、予約300名以上入っていた。

ドリンクの仕込みをしてたら、ぐらぐら揺れ始め、最初は、上のカクテル類を手で押さえていたが、どんどん揺れが大きくなり、後ろのジョッキクーラーまでドアが開き始めたので足で押さえた。

両手、片足埋まった状態で、数秒後信じられない大揺れが来たので、逃げたところ、グラスが吹っ飛び、上のカクテルはすべて落ちてきた

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秋葉原居酒屋革命

秋葉原居酒屋革命

2011年秋。渋谷から秋葉原へ異動

渋谷店の月商がだいたい1400万。秋葉原が1500万くらい。

席数は渋谷84。秋葉原130。

大型店への異動だった。またオープンしてまだ1年の新規店で2代目店長としての赴任だった。

渋谷で個人スキルは成熟したが、決して誇れるお店ではなかった。

秋葉原へ異動したときに、お客様満足度を最大化と売り上げ最大化を両立させようと覚悟した。それを成し遂げたら、

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鍛錬の渋谷時代

鍛錬の渋谷時代

歌舞伎町、木場の次は渋谷店へ異動した。

このお店の歴代店長はエリアマネージャーに昇進している人が多く、事業部のスター店舗だった。ちなみに、スター店舗は横浜・渋谷・池袋だった。年商が2億超える店舗のことを言っていたと思う。

前年の店長は圧倒的な成果を残し、エリアマネージャーへ昇進。その前年売上との闘いが始まった。

外的環境だと、ちょうど金の蔵270円均一がバズり始めた時代。

渋谷は特に単価が

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初めての店長は苦戦!

初めての店長は苦戦!

歌舞伎町で3か月夜の生活を送り、次に送り込まれたお店は、江東区木場の深川ギャザリアのお店。

営業時間は11時ー23時

居酒屋だけど、ショッピングモール内にある。同じ敷地にビジネスビルとイトーヨーカドーが併設されているので、平日はサラリーマン・週末は家族連れ。はっきり分かれる客層だった。

送り込まれた時の店舗状況

・店長退職にともない、数か月前からやる気なし。

・屋号を数か月前に変更後、売

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すげぇ店だった。歌舞伎町

すげぇ店だった。歌舞伎町

研修がおわり、配属された最初のお店は「歌舞伎町店」

業種は居酒屋。当時の営業時間は17時ー3時(日曜だけ24時)

アルバイトスタッフは10~13名くらい在籍していただろうか。    ただしコアメンバーの7名くらいで切り盛りしていた。9割大学生で、私よりは全員年下。

社員のシフトは15時ー24時or17時ー3時の2択。         社員は2名だったのでどちらか休みの時は15時-3時

基本

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地獄の研修

地獄の研修

レインズインターナショナル(R社)を選んだ理由は、面接をした企業のなかで、唯一、月8日の休みを確保すると言ったからだ。

正直、休みはなくてもいいし、猫マークの経験から労働時間も無限にいける体力もあったが、飲食業の面接では、必ず、労働時間のことを言われた。

「始発から終電まで」「休みは正直、月1日しかないときも」とか、今ならドン引きする人もいると思うが、「全然余裕ですよっ」って答えていた自分が今

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中小企業診断士を目指し、落ちる

中小企業診断士を目指し、落ちる

猫マーク在職中に感じたこと。

会社がでかすぎて、カイゼン活動が小手先のことしかできない。仕組みそのものを変えるための壁が多すぎる。稟議を通すのも、承認ルートが多すぎて、遅すぎる。

というまだまだ社会人として青二才だったころの、壁にぶちあたり、それなら自分でやったほうがいいんじゃないかと、経営者のことを調べているうちに、経営コンサルタントという仕事があることを知り、それを仕事にできる資格があるこ

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