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令和という新時代に「生きる力」が備わるドルトンプラン教育メソッド!

この記事は約1500字です。5分あれば読めますが、太字だけおっても読めるようになっています。

教育法シリーズ第3弾!今回はドルトンプラン教育を紹介します。
これまで「モンテッソーリ教育」「シュタイナー教育」「イエナプラン教育」の紹介をしてきました。教育メソッドの記事がまとまってきましたので、ぜひマガジンの方もご覧ください。

僕がこういった教育法を紹介している理由の一つに、今の大人たちが経験したこともない社会状況の変化が確実に起きようとしている日本や世界で、子供たちに本当に「生きる力」を育んでほしいと思っているからです。
文部科学省のHPにも生きる力を明記して、教育改革を行おうとしています。ただ、時代の流れが速すぎて、日本の教育がその波に乗り遅れている感覚がします。
だからこそ今回の記事も「子供を持つ親」「教育関係で働く人」「学校の先生」「スクールをやっている人」へ、こういう教育方法があり一部分でも取り入れてもらい視野を広げてもらえたらと思ってもらえたら幸いです。

さて、ドルトンプラン教育の概要から説明します。
ドルトンプラン教育の提唱者はヘレンパーカースト女史。モンテッソーリ教育の影響も受けながらアメリカの高校で採用されたのをきっかけに世界に広がりました。

【ドルトンプラン教育の概要】
・ドルトンプラン教育の考えの要

「自由」と「共同」の2つの原理が考えの根幹

・ドルトンプラン教育の目的
自主性と創造性を育み、社会性と協調性をもった人材の育成をする。

・ドルトンプラン教育の主な取り組み
「ハウス」「アサインメント」「ラボラトリー」の3つの柱を基軸にした教育を展開。
まずは「ハウス」
教育環境のことを指し、学年の仕切りがなく、様々な集団と積極的にコミュニケーションをとれる環境を整え、多様性を受け入れやすくする目的がある。日本の公教育では到底実現不可能な学習環境ですね。
次は「アサイメント」
一人ひとりに応じた課題を与え、進度や能力に応じて個別に指導をする。何を、いつまでに、という期限を守ることを、これを通じて学んでいく。ドルトンプラン教育の極めて重要な項目になっている。教師の力量が問われ、一人一人の個人の能力をしっかりと把握しなければならない。
最後に「ラボラトリー」
子供たち同士で専門的な知識を集中して話し合う空間と時間を作る。そこで学習する上で生じる問題に立ち向かう力も育てていく。ディスカッションをすることにより、社会性や協調性、または共同体という感覚が身についていく。自主性と社会性の共存を目指している。

これまで紹介した教育メソッドにも記載してきましたが、どの教育法もやっぱり子供の自発性、自主性の尊重なんですね。

家庭を持つ親であれば、子供の未来が多様性に富んで個人の力が企業に勝る時代になった場合に「大企業=勝ち組」にならないことが、だんだん世の中の動向をみればお分かりになってきているんじゃないでしょうか。

それならば、記事の始めにも書きましたが、いかなる状況になろうが「生きる力」を身につけた人が、幸せに生きることになると思いませんか?
勝つか負けるかの勝負をしているのではなくて、他人を尊重しながら自己を成長させるマインドを身に着けられる人ほど、生きる力が備わっていると感じました。

どういうふうにでも生きれる時代、言い換えれば、「どうにかしないと生きられない時代」ですね。

子供に本当の意味での生きる力を身につけられる教育メソッドを考えてみてはいかがでしょうか?

マガジンをご覧いただければ、これまでの教育メソッドを紹介しております。世界に目を向けて視野を広くもてる学びをしてください!

これからも教育関連、自己啓発、親の悩みに関する記事を書いていきます。ぜひ参考にしてみてください。

お願いを一つだけするならば、すでに色々な方法を試された方の意見や成功例や失敗例を教えていただけると、それについての記事を書いていこうと思います。ぜひコメント欄にご記入ください。

ブログもやっていますので、よろしければ見てください!

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