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📕50 「めんどくさい」は第6の感情。

「めんどくさい」がなくなる本

著者
鶴田豊和
行動心理コンサルタント。世界一の情熱発見ツールと呼ばれる「パッションテスト」の日本初の指導者。

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📕内容📕

行動するのが、めんどくさい」「人間関係が、めんどくさい」…。喜怒哀楽、嫉妬に続く第6の感情「めんどくさい」をスッキリ解消する技術。

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🍀言葉🍀

自分を変えるチャンスはいつでも突然にやってくるもの。重要なのはそれを見逃さずにモノにすること。「めんどくさい」を解消するのに本当に必要なのはやる気ではなく、『パッション』(自分の心に本当に響くことをやらずにいられないエネルギー)。自分が本当にやりたいことに対するパッションは人生の原動力になる。

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⭐️1%のかけら⭐️

「会社行くのがめんどくさい」。「掃除するのがめんどくさい」。「授業出るのがめんどくさい」。「運動するのがめんどくさい」。「本を読むのがめんどくさい」。
こういった生活のあらゆることに「めんどくさい」と誰もが感じている。


本書では、私たちの日常について回る「めんどくさい」という感情とどのように付き合い、どのように解消していけばいいのかについて効果実証済みの心理テクニックを用いて説明している。

つまり、日頃から「めんどくさい」と思ってなかなか動けない方に「めんどくさい」をスッキリ解消してほしいために読んでほしい一冊である。


著書は、「めんどくさい」という感情は、喜怒哀楽、妬みに続く、人間誰もが持ち合わせている「第6の感情」だと考えている。


「めんどくさい」と思う原因は「やらなきゃいけない」と思い、いろいろ考えてしまうことで「めんどくさい」と感じてしまうから。
では、「めんどくさい」と感じないようになるためにはどうすればいいのか。


それは、「工夫して、とにかく行動すること」。

「めんどくさい」「気分が乗らないと思った時は、それをどう楽しみながらやるか、どうやったら楽しめるかと考えるといい。

どんな些細なことでもいい。紙に書き出してみたり、人の助けを借りて誰かと一緒にやったり、好きなことと関連づけてみたりと、楽しみながら行動することで「めんどくさい」という感情が薄れていく。
つまり、「めんどくさいなら工夫しなさい」。



「めんどくさい」という感情は結局、自分自身が人生のいろんなことをめんどくさくしている。

人は、『こうあるべき』という理想の自分ルールに縛られている。そのルールを追うことに疲弊していってしまう。

だからこそ、「めんどくさい」を克服するための究極的な方法は『自分に正直に生きる』こと。『こうあるべき』という理想の自分ルールに縛られて本当の自分をら抑圧せず、ありのままの感情を味わって柔軟に生きることが大切である。


「めんどくさい」という感情と上手に付き合えるようになると、心と体が楽になる。



この本を読み、〜すべき。〜しなきゃ。と縛られず、自分が工夫して毎日がワクワクして楽しいことをしながら生きていくために、人生を最高に楽しいものにするために、あなたが感じる「めんどくさい」を解消していこう。

ここで1つ。
日本の映画監督であり、多くのジブリ作品を手掛けた宮崎駿監督の言葉がこの本を読みながら思い出したので、記しておきたい。

世の中の大事なことってたいてい面倒くさい。その面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦い。


なべべ。



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