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私なりの幸せのつくり方

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2018年、再発

2018年、再発

2018年に入ってから、姉さんは背中が痛いと言い出し、再発が骨への転移がわかりました。この頃からは常に体の中にがん細胞がある状態で、がんがいなくなることはなく、がんと共生していました。リンパにがん細胞があったため、、腕が上げられなくなったこともありました。

抗がん剤の治療もあり、次第に髪が抜け、ウィッっぐをつけているのが当たり前になりました。まあそれがまたとてもよく似合っていたのは姉さんの元の素

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思い出と愛情と子どもたち

思い出と愛情と子どもたち

2018年の癌の再発までは本当によくデートしました!

ラグビー観戦はもちろんですし、ドリカムワンダーランド、コブクロやサザンののライブなどなど、数え切れません。

当時の私たちのベストショットもついでに💕

姉さんは仕事も以前通りパワフルにしていましたので、よくいろんな愚痴や笑い話なども聞かされました。

こんなこともありました。

私もめちゃくちゃお世話になった先輩が仕事中に体調不良で救急車

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4年ぶりの再会とともに。

4年ぶりの再会とともに。

2014年の夏でした。突然Facebookで姉さんからメッセージが届きました。「元気〜?」と。そして何やら時間はあるからご飯食べに行こう、というお誘いでした。

何度も繰り返しますが、仕事での信頼関係はあったものの、親友というほどでもなかったので、なぜまた急に、という感じでした。そして、確か大阪の福島にある大西亭というお店で再会しました。

そうそう、姉さんは昔からいつも会うと、姉さんに対して「今

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仕事だけのつながりだった時間

仕事だけのつながりだった時間

その後何年間くらいだろう、私は梅田、姉さんは難波という構図で一緒にリーダー業務をやったりなどもしながら時を過ごしました。はっきりいって仕事では関わるけれども本当に「付かず離れず」で笑。一緒に飲みに行ったことも一度大人数で行った忘年会的なものだったくらいに思います。

印象深かったこととしては一度難波オフィスにお邪魔させてもらって、確か歌舞伎座の横か何かにあるお弁当屋さんの唐揚げが美味しいねん!と熱

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姉さんとのこと

姉さんとのこと

2020年7月5日の日曜日、大好きな親友美鈴姉さんが空に旅立ちました。
約5年の闘病生活の末でのお別れでした。

闘病生活とはいえ、辛いこともたくさんある中で、とにかく楽しむことを大切にした姉さん。

姉さんがいなくなって半年の時が過ぎ、少し冷静に振り返れるようになった今、どこかに姉さんが生きた証を残しておきたい、私の想いを残しておきたいと思い、しばらく記してみます。

私と美鈴姉さんの出会いは2

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キャリアの山を途中で下山するということ

キャリアの山を途中で下山するということ

私の好きな漫画の一つ、岳。

石塚真一さんの漫画は「生きる」ということを感じさせてもらえるのでどの作品も好き。ブルージャイアントも絶品。

現在、完全版が月に1冊ずつ出版されているのを楽しみに買い集めている。最初の方の話に、山を途中で下山する話が出てくる。

エベレストの頂上を目指す途中で瀕死の人を見つけ、その人を助けるために、下山する決断をする。「俺は俺の責任で降りる」と。そしてそこに後悔はなく

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居場所を求めるということ〜ヤクザと家族

居場所を求めるということ〜ヤクザと家族

一年振り以上の映画鑑賞はヤクザと家族。綾野剛さん、舘ひろしさんはじめ、磯村勇斗さんなど若手の役者さん含めて素晴らしい演技の映画だった。

居場所を失った青年が居場所を求めてヤクザになり、ヤクザになったことで時代の流れの中で居場所を失う。そしてどのひとも自分の居場所を守るために必死に生きる。

ヤクザとは異なったとしても、居場所を求める人、孤独から逃れたいという人がどれほど世の中にいるだろう。孤独か

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今手の中にあるものを大切に手を取り合って

今手の中にあるものを大切に手を取り合って

いつだったか訪れた平山郁夫美術館。

小学生のころに描いた絵から晩年の作品までふんだんに堪能できる。そうなると、画家の心、経験の変遷などが否応なく感じ取れる。

平山郁夫さんは広島で被爆し、しばらくその後遺症に悩まされる事になる。そのころの絵はどこか常に恐怖を感じ続ける心を感じる。どこか怯えながら描いているような。

そこから「仏教伝来」という作品を発表し、これが評価され、そしてなぜか体調も回復し

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逃げ恥から2020年を感じて

逃げ恥から2020年を感じて

さっきまで「逃げるは恥だが役に立つ」のスペシャルドラマを見ていた。相変わらずみくりさん、平匡さんはじめ、出演者の皆様が魅力的だった。

その一方で今の現状も反映した内容で、昨年の2月以降のコロナの状況が映し出された時にはちょっと胸が苦しくなって、目を背けたくなった。

ああ、私もあの時、ストレスがあったんだ。

人と会えない、触れられない、生活環境の変化、私の場合フリーランスなので金銭的なことも一

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私の2020年はこんな年

私の2020年はこんな年

1月。
ラグビートップリーグの開幕戦。今まで見たことがないくらいの人出。甘く見ていた私たちは食事にありつけず、ひもじい思いをした笑

2月
あたためていたSDGs関連の市民向けワークショップがスタート。いい感じで進むと思いきやコロナで頓挫

3月
とにかくコロナでことごとく研修が中止に。お寺や神社で心を癒した。

4月
例年なら繁忙期なのに、緊急事態宣言もでて、新人研修も6本のみ。街もとにかく静か

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2021年は、あえて異物に手を伸ばす

2021年は、あえて異物に手を伸ばす

今日は重たい腰を上げて大掃除にとりかかった。そしていつもの通り懐かしいものに目を奪われ、手を取られながらになり、明日もまた続く笑

そんなことをしながら、今年を振り返ったり、来年のことにも目を向けてみている。今年は実は予定していた学びの機会がコロナで失われ、ややインプット不足という気がしている。一方で今年はキャリアコンサルタントの方々の指導や試験対策も実施したので、もっともっと学んで還元していきた

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あんな大人にはなりたくない

あんな大人にはなりたくない

今日はクリスマス🎄
仕事納め、という方もそろそろ出てくる時期になった。私も研修の仕事は今週で終了。あとはオンラインでの講座を残すだけ。

今月は若手の人に対する研修が多い中、転職をすでにしている人も少なからずいて、その理由として「40代、50代の上司先輩をみた時にああはなりたくないな、と思って転職した」という言葉が多くあった。

どういう事かときいてみると、「会社に依存している姿に呆れた」「敷か

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良い仕事は受け継がれていく。

良い仕事は受け継がれていく。

今年最後の出張で、松山に。空港はやはり閑散としていた。

前日入りして行きたかった愛媛県美術館で開催されているエコール・ド・パリの色と形へ。大都市の美術館とは異なり地方の美術館はゆっくりと作品を堪能できるので好きだ。愛媛県美術館は松山城の下の城山公園内にある。この城山公園もまた好きな場所なので何度も訪れている。

シャガールにマティス、モディリアーニ、藤田嗣治、キスリング、ピカソなどなど。改めてそ

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資格をとったその先の景色も移ろいでいく

資格をとったその先の景色も移ろいでいく

今日はキャリアコンサルティング技能士1級、2級の学科、論述試験。今日は一段と寒くなったけれど、皆さん寒さに負けず頑張っている頃かな。

資格の勉強は大変だけれど楽しい。新しい知識が増えていく感覚、また自分が感覚として知っていたことに改めて理論がくっついて来て体系化される楽しみもある。一方で、楽しくスタートしたことも試験日が近づいてくると、楽しさよりもプレッシャーが大きくなることもある。

いずれに

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