マガジンのカバー画像

結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジン

74
運営しているクリエイター

2016年4月の記事一覧

通勤電車の「電磁波ハラスメント」

今日はアルバイトでした。少し早く行こうと思っていつもより早い電車に乗ったら、一本早いだけなのにすごく電車が混んでいて、ほとんど満員電車でした。他の人のエネルギーを感じやすい私は、通勤電車がとてもとても苦手で、あんなストレスフルな電車毎日乗って通勤とか無理!と思っています(過去記事「通勤ラッシュが嫌」というのは立派な退職の理由だと思うもどうぞ)。それでいつも満員電車は避けてきたつもりだったのに今日は

もっとみる

子育てに「ベーシック・インカム」の視点を

昨日のなかなか来ない「結婚ラッシュ」の記事に関連したことを書きます。私はいつもピラミッド組織の奴隷となって働くことについて異議を唱えていますが、嫌でもなかなか抜け出せない人が多いのが現状であることもわかっています。その理由の一つが、「家族を養わなければならない」ということであり、たいていの場合、「結婚」することにより夫はATM化してしまいます。家庭の中でお金を持ってくるのが主な役割になってしまうこ

もっとみる

なかなか来ない「結婚ラッシュ」

公務員時代に待機児童や母子支援系の仕事をしていたこともあり、働く女性と子育て、結婚、妊娠、出産など、そういったことに関しては他人より考えてきたし、最前線の状況を見てきたと思っています。私は今28歳ですが、来るよ来るよと言われていた「結婚ラッシュ」なるものは全く来る気配がなく、私の周りの同世代の既婚者はだいたい2割、4人に1人いるかいないか、程度です。これは私の周りがみんな大学卒でばりばり働く女性が

もっとみる

女性の「男性社会への過剰適応」が生む弊害

有無を言わせぬ「女性の社会進出論」への疑問の記事にも通ずるところがありますが、今の現代社会で起きているジェンダー、子育てに関する諸問題などって、女性が男性社会に過剰に適応しているために起きている問題だと思っています。「女性の社会進出論」でも、女性が社会進出するのはバリバリ男性社会が想定されていて、そこに女性を無理やりに数値目標を掲げて押し込もうという政策。

そもそも、女性にピラミッド構造や過度な

もっとみる

有無を言わせぬ「女性の社会進出論」への疑問

昨日の待機児童問題の記事(「待機児童対策」最前線にいた私が感じる限界感)に引き続き、社会派の内容です。私が常日頃疑問に思っていたこととして、「女性の社会進出」の話があります。昨日もヤフーニュースに苦慮する企業の話が載っていましたが、行政が推進する女性の社会進出の数値目標などありますが、それってあえて推進することなのか?といつも思っていました。

例にもれず私の働いていた自治体でも女性管理職の割合目

もっとみる

「待機児童対策」最前線にいた私が感じる限界感

4月1日を過ぎ新年度が始まりましたね。保育園も年度が替わり、ならし保育が始まる頃ですかね。「日本死ね」の書き込みから、待機児童問題への世間の関心はますます高まっているようですが、私自身こればっかりはどうあればいいという解決策が全く浮かばないお手上げ問題なんですよね。

私は役所時代に待機児童対策の最前線で働いておりましたので、ある程度は首都圏で起きている問題の状況はわかっているつもりです。私が勤め

もっとみる