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木の子のこの子

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随想、散文だけど、自分の指針
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2023年2月の記事一覧

彼に傷付けられながら、授けた仕事と価値の人生訓。

彼に傷付けられながら、授けた仕事と価値の人生訓。

会社の後輩と片道90分ほどかかる場所へ向かう事になった。彼は、私をnoteに誘った男だ。彼は、車の鍵を私に渡すとこう言った。

「コニシさん。自分、車30分以上運転すると疲れちゃうんで、運転してもらっていいですか?」

彼は私が疲れる事を、その事実はまるで存在しないかのように、一瞬の澱みもなく言いきった。

私は、鍵を受け取るという選択をせざるを得なかった。

横須賀に向かう車は、湘南海岸を右手に

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その物語には、裏がある。この道を名付ける義務が私に在る。

その物語には、裏がある。この道を名付ける義務が私に在る。

私は、先日とても良い出会いをした。それは言うなれば文学中年男子が望む出会い方としては、とても物語的な出会いだったと思う。

だがしかし、私という者の本質はいったいどこにあるのかを、問わねばならないのだ。

実録~40男の不惑編~

そう、実は私は約束の5時間前に横浜に着いていた。なぜ5時間前か。それは5という素数が好きだから。という好きな素数を伝え合う、どこかの素敵な記事のやり取りに嫉妬したワケで

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手紙になるような一日を終えて、自己を知る。

その日の約束は、昨年の9月からの約束になる。僕は、逸る気持ちを抑えきれずに待ち合わせの40分程前にそこに着いた。伊勢佐木町のBOOK・OFF前が待ち合わせ場所だったのは、きっと僕が早く到着しても大丈夫なようにという気遣いからだろう。

僕に渡したい本がある。

そう言っていただき、実際に会うまでに5ヵ月。聞きたい事、話したい事が積もりに積もっていた。

大江健三郎という一人の作家がいる。僕が大江健

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