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#エッセイ

反論をいただいたので、少しコメントしました

反論をいただいたので、少しコメントしました

以前に書いたnote「来年の9月7日から、日本の本当の下り坂が始まる」について、反論とご指摘をいただいたので、少しコメントします。

まずはご意見、ご指摘、ありがとうございました。

本「明日のプランニング」や「ファンベース」を書いたときも、初稿を多くの若い人たちに読んでもらい、厳しいダメ出しをもらい、推敲を重ねて今の形になっています。

ご指摘は常にありがたいです。

ただ、バットを持って今にも

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仕事のことばかり考えていたら、感性の根っこが腐った

仕事のことばかり考えていたら、感性の根っこが腐った

生活のすべてを無印良品に委ねた無印良品ばかりを買うようになったのは社会人になった頃だったろうか。

無印良品は、暮らす上で必要な日用品が揃っている。無印良品を選んでおけば間違いないから、必然的に身の周りのものが無印良品だらけになった。

無印良品の良いところは、これを買う理由がきちんと説明できるところだ。生活になじむ、値段が高すぎない(= 質に見合っている)、そこそこおしゃれ。つまり、東京で一人暮

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デザインの余白

デザインの余白

Tシャツと肌の間をさらりと風が通り抜けていった初夏の夜。時刻は22時。甲州街道を走るトラックが吐き出す排気ガスの匂いと、途切れることなく闇に流れ溶けていくヘッドライトとテールランプの光。そしてそれらに照らされカラフルに染まる、今よりも少しだけ若い、自転車を漕ぐ妻の姿。

まだ20代半ばの妻(当時はまだ僕の彼女だった)との同棲時代、一人暮らしのふーちゃんが熱で寝込んでいて困っていた夜のこと。

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