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【ネガティブ思考】反すうをしがちな人の特徴

こんにちは、心理カウンセラーMOKUJIです。
メンタルヘルスでお悩みの方向けに、心が軽やかになる実践的な記事を書いています。

本日のテーマは
「反すうしがちな人」
です。これを分析していきたいと思います。
そして解決策も。

反すうについては、以前にも記事にしましたが、概要としては下記のとおりです。

👉🏻反すうとは

・何度も心配する
・物ごとを過剰に分析して考える
・強迫的に悩む
・クヨクヨする
・心の中で何度も考える

👉🏻反すうの例

・過去の失敗体験
・人間関係の問題や破綻
・将来の心配
・経済的な問題
・過去のしくじった経験
・罪悪感
・他人が自分をどう考えているか

休職中をする方の多くが、このような反すうを行っているのではないでしょうか?

では、反すうをしやすい人の特徴はあるのでしょうか?
あります。下記の通りです。

🌿反すうをする人の特徴

・問題について深く考えることは、問題を解決する一番の方法である
・本当の自分を発見するには、深く掘り下げる必要がある
・問題について十分考えた上で、問題解決の努力をする方がよい
・注意深い分析によってのみ、「うつ」を取り除くことができる

このような特徴があります。

つまり、

「反すうが役立つと考えている人ほど、対処法として反すうを使う傾向がある」

と言えます。

わたしはこの事実を知るに至るまでは、深く内省することで、罪悪感や過去の失敗体験を克服しようとずいぶん長い間がんばっていました。苦しんだ分、なにか答えが見つかるのではないかと考えていたわけです。大変苦しかったことを覚えています。しかし、結局のところ、ただ頭の中で悶々と考え、堂々巡りばかりしていました。

ではどうしたのか?どうすればよいのか?

下記をご覧ください。

🔖「反すう思考」と「問題解決思考」

反すう…結論の出ない堂々めぐり
問題解決思考…問題解決のために、または、前に進むために必要な時間をとって情報を集め考える

この2つを分けて考えることが、解決策の第一歩になります。

「問題解決思考」の特徴は「情報」を集めることにあります。反すう思考が「自分の思い込み」を材料に考えるのに対して、問題解決思考は客観的な情報を扱います。ですからまずは、今自分が問題としていることが「本当にそうなのか?」を検討するために、情報集めを開始しましょう。

「客観的な情報」は自分の気分や思考以外のものから集めることが大切です。

例えば、「この仕事は私には困難すぎてできない。やっぱり自分は無能だ」
と考えている場合は、

・この仕事を前に進めるために必要な情報はなにか?

を考えればいいわけです。自分のできる・できないの<能力>は関係ありません。
たった一つの情報があるだけで、あっという間に問題が解決してしまうこともあります。そしてその情報というのは、探そうと思えば意外とかんたんに手に入るものだったりすることもあります。ここを怠りさえしなければ、「自分は無能だ」という反すう思考に陥る必要もなくなってきます。

たったこれだけで、反すう思考を大幅に減らすことができます。

「いやいや言っていることはわかるけど、それは難しいですよ…」という方は、まずは「反すう思考と問題解決思考がある」ということだけでも気づくことができるようになると違いますから、次回反すう思考にはまったときは、ふっと思い出してみてください。

ぜひ行動に移してみてください。
それでは、また。

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